お久しブルズって思ったんだけど、ジャズの欠場者が多いのなんの。マルカネン、ケスラー、キヨンテ、ヘンドリクスと見どころが全滅。一体何を見ればいいのか、ブルズの感想だけ書くか・・・
いやいやいやセンサボーがいるじゃないか。ドラフト28位のルーキーは、ちょろっと見た時に足を動かす能力の高さで気になっていたのですが、本日はキャリアハイを連発。ただ単に長い時間試合に出たのが珍しいだけなんだけどさ。
〇前半のセンサボー
13点
8リバウンド
まるでジャズの新しい主役になろうかという前半でした。が、後半は2点、4リバウンドなので得点面での主役ではないんだよね。なお、シュートが決まらなかったんじゃなくてパスがこなかった。ウイングの辛さというか、ハンドラー能力は足りていないというか。
初めにセンサボーの良さを感じたのはディフェンス時のポジショニングの良さなのですが、細かくポジショニングを変更し、ヘルプポジションを取っていくのが印象的でした。それは単純にインテリジェンスというよりは、他の選手が2つのアクションをする間に3つのアクションが可能っていう足の動き。何度も足を動かしなおしてポジション修正するんだ。
加えてフィジカル面で強みを持っており、軸がブレない。おなか出ているように見えるけどフィジカルなんだろうね。つまりフィジカルと足の動きがあるから、とっても目立つ。具体的に良いプレーをしなくても目立つわけだ。ハンドラーディフェンスは経験値の低さを露呈しているけど、試合に出ていれば改善する要素だしね。
そんなセンサボーですが、本日はオフェンス面でもフィジカルの強みを発揮し、ドライブで吹っ飛ばしてのゴール下を決めれば、オープンになっての3Pも連打。ダムダムすることはなく、シンプルな仕掛けから得点を重ねていきました。
そしてオフボールのハードワークが良い。それが本日はリバウンド数に出てきました。196センチなのでガードサイズだけど、107キロと重く、ゴール下の戦いでも負けませんでした。ある意味でドノバン・ミッチェルがちょっとデカくなったタイプ。以上、センサボーの話。
ラウリー・デローザン時代は「不安定爆発力タイプのラウリーと安定25点スコアラーのデローザンは良い組み合わせだな」と思っていたのですが、
爆発力が売りのラビーンとデローザンが組んでからは「オフェンスはまだしも、ディフェンスレスコンボガードが並んでるのキツすぎる」という感覚になりました。
今はコビー・ブーチェ・デローザン全員爆発力が低くて、オルドリッジと組んでた頃のしんどさを思い出してます。