ジャズvsブルズ

すっかり9位が定着し、上にも下にも動かない匂いのブルズ。ラビーンがいない状況も日常となり、特に違和感もなくプレーが展開されているし、特に強さもみせずに展開されています。時にバカ当たりするラビーンってのも大事だよね。

プレーメイカーがハッキリとしたので、ブーチェやドラモンドがスクリナーとして機能することも大事です。そこからリングにダイブしての押し込みに不安があるものの、インサイド陣が揃って欠場しているジャズなので、ブルズがペイント内を制して常にリードする展開でした。

このインサイドのアドバンテージから、ホワイトが3P5/8と決めまくった前半。中も強けりゃ外も決まる。前半の3P46%だから余裕の展開です。

しかしブルズが面白いのはペイント内で勝っているオフェンスだけど、ディフェンスになるとコリンズへの対処ができないこと。コリンズの合わせにタジタジなんだ。中に絞るタイプのディフェンスシステムなのにドライブからの合わせを連打されてしまいます。ただジャズの3Pが決まらないから助かっただけ。

後半になっても展開は変わらず。ただ、試合を決めきれないブルズっていう空気になりました。特に問題ない試合展開だけど、突き放せない。何が足りないんだろうか。やっぱりラビーンなのだろうか。

ディフェンスリバウンドをキープしていれば、もっとリードしていた気がするし
ジャズにターンオーバーを促すプレッシャーがあれば、もっとリードしていた気もする。
どちらにしてもディフェンスにおける「決める形」が足りていないことが問題に見えてきます。ラビーンじゃなくてさ。

あんまりよくなかったジャズだけど、少ないターンオーバーと多かったセカンドチャンス。それが試合を終わらせない事に繋がりました。

前述のとおり、主力が軒並みいないジャズなんだから、もっとミスを促すディフェンスが出来てよかったと思うし、何よりインサイド陣が離脱しまくっているのにユルトセブンの4つを筆頭にオフェンスリバウンドをどこからでも取られてしまいましたとさ。

ジャズvsブルズ” への1件のフィードバック

  1. ラウリー・デローザン時代は「不安定爆発力タイプのラウリーと安定25点スコアラーのデローザンは良い組み合わせだな」と思っていたのですが、
    爆発力が売りのラビーンとデローザンが組んでからは「オフェンスはまだしも、ディフェンスレスコンボガードが並んでるのキツすぎる」という感覚になりました。
    今はコビー・ブーチェ・デローザン全員爆発力が低くて、オルドリッジと組んでた頃のしんどさを思い出してます。

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