パリゲーム’24

ワトフォードが棒立ちニヤング相手のユーロステップを決め、ロニー・ウォーカーはセカンドチャンスの3Pをヒット。トーマスはトリスタン相手のプルアップ3Pをヒット。そしてトーマスからクラクストンへのアリウープが完成。タイムアウト

そしてこのアリウープ後のタイムアウトでトリスタンに何か言ったクラクストンと、ベンチへ戻るところで身体をぶつけたトリスタンが揉めます。アリウープそのものがスイッチでもないのにトーマスを見すぎ、クラクストンを見失ったトリスタンの責任なのですが、何か言われたらぶちかましにいってフレグラント2で退場。

開始2分で10点差となり、ビッカースタッフは再びドノバンとアレンをコートに戻すことにします。これはもうHCに責任はない。とにかくトリスタンが酷すぎる。

アレンが戻ることでリバウンドが安定し守り切ると、オフェンスはドノバンが3Pで15点差に戻します。しかし、ネッツのオフェンスは軽くなっているし、次々にアグレッシブに攻めていきます。つまり連動とかじゃなくて、各マッチアップでガンガン仕掛ける形ね。

まぁほぼトーマスなんですけどね。そこまで決めまくったわけじゃないのですが、わかりやすいのでシュートが決まらなくても、チーム全体がプレーを理解しているので、次のプレーに移行できています。本日ディンウィディは15分のみ。もう組み立てとか不要なんで。

そしてディフェンスは例によって「3P打たせろ大作戦」になっており、プルアップ3Pを自由にさせています。でも、ドノバンとルバートにドライブされるよりも、プルアップ打たせた方がマシなのも事実。本日フィニースミスは14分のみ。もう良いディフェンスとか不要なんで。

残り6分。ドノバンが3Pをヒットし91-77と14点差。ルビオ先生がいればコントロールして終わりそうな時間と点差です。さようならルビオを書いてないや。

しかし、メリルの3Pが外れたらミカルのトランジションレイアップ&ワンになってしまうのが今日の後半です。ハードワークで負けているキャブス。さらにロニー・ウォーカーが3Pで追撃。

それをスピンからのタフな3Pで返すドノバン。どうにも決まらんチームオフェンスを個人でどうにかしている。しかし、ここまでチームオフェンスにならないのも問題だし、ファーストオプションがハンドラーアタックではプレーオフで勝ち切れないのも経験しているのにね。

6アシストですが、それはチームメイトが外しまくったからでした。ドノバン以外のスタッツを見てみると

FG17/52はヤバいって。でもそれを生み出したのは2P8/20と20本しか打たせなかったネッツの作戦って感じもします。ちなみにフリースローは43本も打たせており、「3Pかフリースローか」という現代バスケの常識では考えられないデイフェンスをしていたネッツでした。不思議なもんだ。

そんなわけでファンキーな試合でした。ファンキーすぎるだろ。すべてを生み出したのは前半の大量ビハインドなので、どうにもならなかったネッツが生み出した現象であり、ジャック・ボーンの良さがでた試合でもあります。「良さが出た」といいつつ、ビハインドを生み出したのは戦術がないボーンオフェンスでもあるけどね。

それにしてもケガ人だらけのキャブス。パリに来たらストゥルースまでケガしたのかな。マークが緩いオコロがPGしているの面白かったですが1Qだけの話。逆にPGを起用しなかったネッツは同じくマークが緩いワトフォードがPG役をしていたりと、常識的なことにとらわれてはいけないような試合でもありましたとさ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA