バックスディフェンスとビッグマン

高さの利がバックスの強みなのに、それを使っていないグリフィン。ブルックにアウトサイドまで守らせようとして失敗し、選手からクレームされたって話もありますが、それに対して「コーチは論理的なものを選ぶけど、選手は現実を選ぶから」的な発言をしていたみたいですが、根底にあるのはプレーオフでの負け方なんでしょうね。

3Pアタックに対処しなかったブーデンの一本鎗ディフェンスを改善するための施策なのかもしれませんが、それをやりたいならばロールプレイヤーを入れ替える必要がありました。っていうかビーズリーとペインを連れてくる発想にはならないよね。

逆にロビンに戻ってきてもらっているように、2ビッグは昨シーズンよりもやりやすいのに、ここまでロビンは1試合に出場しただけのプレータイム6分のみです。誰かが欠場したと起用のバックアップっていうのはわかりますが、これだけ守れていないのに使う選手を変更してみようとは思わないのかね。

ブーデン時代の全てを捨てでも改革を目指したグリフィン
ブーデン時代の良さを捨てきれないロスターにしたフロント

開幕直前にリラードがきたことでグリフィンがやりたかったことが変更されたのは間違いありません。そこは不運だったよね。ホリデーやアレンが残っていれば新しいシステムでももう少し守れたのも間違いない。

ただ、グリフィンがやりたいディフェンスって、きっとラプターズ的な守り方だと思うんだけど、それをバックスでやり切るのは難しい。っていうか、やりたいならばヤニスのワンビッグをもっと活用すべきって話になります。あるいはヤニスをアヌノビーに例えるのか・・・。

ガードディフェンダーが足りなくなったことで、ブーデン時代の守り方に回帰した方が無難。「じゃあオレは何のためにバックスに呼ばれたんだ」とグリフィンは考えているかもね。

バックスディフェンスとビッグマン” への2件のフィードバック

  1. ブーデンホルツァーは決してあのディフェンスがしたかったのではなく、ロペスにはあれしか出来なかったみたいなのを聞いたことあります。
    ブーデンホルツァー時代はポーティスをはじめとして他チームで微妙な選手も輝いてましたし、改めて彼は選手マネジメントの上手なコーチだったのだなと思っています。
    他方、グリフィンは現状、やりたい形がよく分からず、不安しかありません。
    もちろんブーデンホルツァーにも問題があり、ホリデー含めて脳筋よりだったので何かを変えなくてはいけなかったのは理解しますが。
    今が産みの苦しみであることを信じています。

    1. ホークスではホーフォードとミルサップでしたもんね。
      ブルックの特性に合わせてのチョイスだったならば納得です。

      ブレッドソーやアレンみたいな問題児を上手く活用していたし、一本鎗ってだけで優秀なHCでしたねぇ。
      プレーオフで勝てないというだけならば、采配担当を連れてこれなかったのかなー

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