〇マレー
26点
10アシスト
ゲーム1はヒートがマレーを意識した立ち上がりに見えました。それが結果的に10アシストを生み出したのですが、前半に効いていたゴードンとMPJのインサイドプレーはなくなり、そこからマレーとヨキッチの得点が増えました。ディフェンスのアジャストというか、優先順位が難しかったってことです。
ナゲッツが怖いのはヨキッチでもマレーでもなく、そのほかの選手の華麗なる合わせであり、そっちを止めに行くとマレーとヨキッチが点を取りまくる。そんな構図が見え隠れしたゲーム1でした。ナゲッツの29アシストのうちマレー&ヨキッチで24アシストだもんな。
ヒートはケイレブとダンカンが3点にとどまり、オフェンスの内容としてもセルツ戦とは大きく異なりました。ここはもう主力に疲れがたまっており、早めにベンチメンバーを使い、その結果、正面から止められた印象です。それは仕方がないじゃん。
ナゲッツのウイングはデカいので、インサイドアタックに苦労したヒート。だから3P頼みになるのですが、そこもちゃんと追いかけてくるからね。ストゥルースの3P0/9がなければ、もっと良い試合になっていたでしょうが、トータルの確率はナゲッツの方が悪かったという事実もあります。
〇3P
ヒート 33%
ナゲッツ 30%
ナゲッツとしては今のディフェンススタンスを大きく崩す必要はなく、サイズの差を生かしながら、チェイスしていけば良さそうです。ヒートはオフェンスのチームではないし、それで困るってわけじゃないけどね。
〇フリースロー
ヒート 2/2
ナゲッツ 16/20
これはホームコートアドバンテージ・・・ではなくて、3Qまではお互いにファールなしで守りあい、4Qになって激しくなったヒートにファールが増えてしまっただけです。逆にナゲッツはマジでファールしなかったな。そんなことあんのか。
ひとまずナゲッツの先勝ですが、この負けはヒートの計算に入っているはず。実際に戦ってみて、何に手ごたえを感じ、何が苦しいとスポルストラは判断するのか。そのうちの「苦しい」は主にナゲッツディフェンスのローテ速度が速かったことの気がするのでした。
このシリーズのナゲッツのキーマンはMPJになりそうですねー。MPJが3P40%程度で決めてくるようだとオフェンスで押し切ってしまいそうなきがします。MPJの40%なんてそんな難しい話ではないのかもしれませんが…
ヒートの方はバトラーどうするんでしょうか?調子が上がらないのか個人での得点は期待しずらいようにみえるのですがどうなんでしょうか?
ヒートからしたら、もちろん勝ちに行ったけど、負けてもタダじゃ負けねーぞ、という感じでしたね。
今は何が通じて、何が通じないか、有効な選手や動きなどを探しながらやってるようにも見えました。
とにかく次に向けてアジャストという、ある意味今までと変わらないスタイル。
ただ、ナゲッツほどアジャストしにくいチームもないですよね。
そして本当にデカい!
俺もラブ入れてくるかと思ったけど、入れたからどうというのも同感でした。