◎追い込まれたサンズ
ゴードンがヨキッチとのハイローを決めれば、デュラントがこの試合初めてのフリースローをゲット。クリス・ポールのツーメンゲームからのミドルに、マレーが同じ形から外したミドルをヨキッチがプットバック。どっちも得意技で決めてはいるけど、パスが繋がってのシュートよりも個人で押し切る形が目立ちます。
それでもミドルの打ち合いならサンズだよね。ブッカーに続いて、クリス・ポールもミドルを決めるとキックアウトからデュラントが3Pをヒットして6点リードにします。1on1を繰り返すならサンズが優勢ってのはゲーム1の印象だしさ。あとマレーがワイドオープンを外すわ外す。お前はゲーム1のヨキッチか。
ジャンプシュートで8点リードにしたクリス・ポールですが、直後のリバウンド争いでKCPとの競り合いで負けると、腿か股関節を痛そうにします。そしてハリーバックできずにMPJのダンク&ワン。ロッカーへと下がっていくクリス・ポール。毎シーズン恒例行事。
そして3Q残り3分からエイトンとデュラントがそれぞれヨキッチへのファールで4つ目になりました。踏んだり蹴ったり。クリス・ポールがいなくなり、2人がファールトラブル。だんだんと追い込まれていくサンズ
当然ここからベンチメンバーが増えるのですが、このベンチメンバーの出来がなんとも言い難いものがありました。
〇サンズのベンチ
4点
2P2/7
3P0/9
9リバウンド
3アシスト
よいか悪いかでいえば悪いんですけどね。どうみてもね。
特に3Pはペインとリーへの期待から起用されているし、見ての通り、アテンプトは多いので狙い通りに機能しました。ナゲッツディフェンスはサンズのベンチメンバーに対しては、これまでになくパスで振り回されており、止めることはできませんでした。ただ、外しに外した。
外しまくったシュートですが、5つのオフェンスリバウンドを記録しており、これまたナゲッツディフェンスは困りました。スターター相手よりもリバウンドをキープできず、セカンドチャンスを与えては、それを外すサンズでした。良いのか悪いのか。
勝敗としては明確に失敗に終わったのですが、だからといって可能性がないとはいえない。そんなベンチメンバーなのでしたが、なぜかシャメットの出番はなかったです。どういう起用法なんだろか。
結局、サンズはデュラント&ブッカーの個人技連打になっていくのですが、4Qの勝負どころではペインとリーが起用されました。3Pへの期待なのでしょうが、デュラントとブッカーに頼るならば、オコギーとクレイグでディフェンスを強化した方がよかった気もします。結果論ですが。
〇3Qのサンズスターター
29点
FG11/15
3Qのサンズは正確なシュートで得点を伸ばしていきました。初めてロースコアの展開から抜け出した形です。ナゲッツの方は3P1/8と苦しみが続きましたが、5つのオフェンスリバウンドでどうにか繋いで30点でした。
確率の良さが大事なのか、ハードワークが大事なのか。
両方大事なんだけど、随分と偏っていたサンズのスターターとベンチになったとさ。