プレーオフ②サンズvsナゲッツ

ゲーム2

ゲーム1は見事なディフェンスプランで大勝したナゲッツ。ブッカーもデュラントも止められないけど、サンズは止められるというチームディフェンスで14のスティールからカウンターで次々に点を奪いました。なお、ヨキッチだけは乱調でポロポロ落としていた。

ただし、サンズからしても修正ポイントがわかりやすいゲーム1でもあります。その修正点が存分に出てくるゲーム2となりました。

◎サンズの修正

今日も止められないブッカーのドライブ、ファールドロー、キックアウト、そしてマークが寄ってきたらエイトンへのアリウープ。ゲーム1はナゲッツの早いスイッチ対応によって、長めのパスが増えましたが、ドライブからの展開が徹底されています。まぁブッカーはゲーム1もミスが少なかったけどさ。

一方でゲーム1で酷かったヨキッチは初めのシュートこそ外しますが、3Pに見事なステップワークでのリバースレイアップと本日はエイトン相手に決めていきます。ただし、守⇒攻のスピードでヨキッチを置き去りにするエイトンのレイアップもあり、そこまで圧倒しているわけではないよ。

そしてクリス・ポールはシューターポジションではなく、ツーメンゲームからの展開を作っていきました。デュラント以外は修正されているサンズの立ち上がり。っていうか、デュラントはゲーム1の後半でプレーを読まれ始めており、止められてたんだよね。

さらにサンズはマレーの3Pを外させ・・・たのではなく、フリーで外していくマレーちゃん。ってことでラッキーもあったけど、ゲーム1の問題点を解決しているぞ。

バスケットは片方のチームのシュートが決まると、もう片方も決まり、逆もまた然り。なんてことがよくありますが、デュラントが外せばマレーが外し、マレーが外せばデュラントが外すという世にも奇妙な展開が続く1Qになりました。お互いに3Pを外すからロングリバウンドからのセミトランジションになり、そこで外すからカウンターのトランジションになり、そしてまた外す。

ブッカーとヨキッチはショートレンジに持ち込んでジャンプシュートを決めていくけど、とにかく3Pが決まらない両チーム。1Qは4本の3Pをすべて外したデュラントのサンズが21点、3本の3Pをすべて外したマレーのナゲッツが18点。ザ・ロースコア。

ただし、ゲーム1と違って3Pを打ち切っていたのは良い変化であり、無駄なパスをしなかったからターンオーバーにならなかったデュラントと、カウンターが出来なかったナゲッツ。攻守は一体。

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