プレーオフ①ウォリアーズvsキングス

ゲーム7
甘美な響きゲーム7

ホームで迎えるゲーム7って最高だよね。でもキングスはそもそもプレーオフが17年前だもんな。ここまできても自分たちのプレーをできるチームになるなんて、この1年間はなんだったんだ。マイク・ブラウンってそんなに良いカルチャーを作れたのか。そもそもプレーオフのフォックスを始めてみたから、何にも言えん。ドノバン・ミッチェルはルーキーからこんな感じだったしね。

◎テレンス・デイビスとウィギンズ

いろいろ振り返ってみましょう。ゲーム6のキングスはベンチからテレンス・デイビスを使ってスモール気味になりました。それはカリー対策でもあり、ハリソン・バーンズの不調(ケガ?)を懸念したのかもしれません。いずれにしてもスモール合わせに近づけました。

それはディヴィチェンゾをスターターに置き、ベンチからプールやペイトンも出してきてスモールなウォリアーズ相手だからこそやりやすかった戦略でもあります。そしてゲーム6の途中からウィギンズのフィジカルアタックが始まっており、勝利したとはいえ同じ戦力を採用するのはやや危険に見えました。

そしてこのゲーム7でスティーブ・カーは従来のスモールというか、ディヴィチェンゾのプレータイムを減らしました。

〇ディヴィチェンゾ
8分26秒

ムーディを15分起用したことも含めて、あまり3ガードにしてこなかったスティーブ・カー。このフィジカルで上回る作戦は・・・機能したのかどうか微妙でしたが、トータルでは結果が出ています。

〇ペイント内得点
キングス   44 ⇒ 36
ウォリアーズ 36 ⇒ 42

最後は大差となったので、マジで意味があるのかどうかわかりませんが、少なくともキングスはペイントの得点が減っており、フォックス2点、モンク4点、デイビス0点などガード陣のドライブアタックは封じられています。ちなみにゲーム6はフォックスとモンクの2人で26点なので、間違いなく効果はあったね。

〇ルーニー
オフェンスリバウンド 10

シンプルにサボニスが負けたといえば負けたんだけど、ただカバーにでてはルーニーがリバウンドを抑えていくので、やっぱりバーンズの仕事だったんじゃないのかな。キーガン・マレーがもっと取りに行くべきだったのか。でもリングから遠い位置にいるしな。じゃあフォックスか。うーん。

肝心のウィギンズが17点と微妙だったので絶大な効果にはならなかったものの、カリーの爆発の陰でフィジカル押しで負けないウォリアーズにもなりました。

ゲーム6で成功したからと言って同じことをするのが正解ではない

ローテにはいっていないテレンス・デイビスまで信用してゲームプランを変えたのは効きましたが、それは3連敗しての修正だったしね。そしてゲーム6の成功を引きずってしまったゲーム7のマイク・ブラウンにも見えました。

負けた方が修正しやすいのは事実だけど、試合展開を見てジャッジしてもよかったんじゃないのかな。少なくともテレンス・デイビスはカリーにボッコボコにされていたぞ。

プレーオフ①ウォリアーズvsキングス” への2件のフィードバック

  1. 崩壊したチームのファンが言うのも何なのですが、キングスはここで勝ったら一気にいけそうだったのに残念でしたね。通用するところは通用していたし、全然戦えてたと思うので、ウォーリアーズの壁は厚いですね。これだけ走り回ったシリーズのゲーム7にこのパフォーマンスができるカリーはやはり異常です。

    1. カリーの怖さを何とかしに行かなかっだのがくやまれますね。
      あと元ACなのに対策がなさすぎるの不思議でした

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