プレーオフ①セルツvsホークス

◎エンディング

残り6分でホークスが3点リード。打ち合いになったら豪華戦力の強みが出てきました。コリンズのポストアップもカペラへのアリウープもあり。っていうかカペラ出すんだね。ゲーム5は出ていなかったのに。

ただ土壇場にきてドライブしたマレーがコーナーへキックアウトできなかったのに対して、スマートはうまく裏を取ってのドライブからキックアウトしてホーフォードの3Pをアシスト

コリンズのポストアップにホーフォードがカバーに来た時、オープンスペースに動けなかったマレー。再びドライブアタックを外したマレーとスマートがオフボールスクリーンからブラウンがテイタムへスクリーンに行くなど、終盤でのエース勝負は似ていても、必ず複数人が絡んでいるし、最後までディフェンスを見ているセルツと個人技のにおいが強まるホークス。

テイタムが3Pにプットバックでリードを得ると、マレーが3Pで返しますが、ブラウンの1on1からキックアウトでブラウンが3Pをヒット。これで残り1分30秒8点差になってしまいました。

そんなわけでゲーム5はヤングの勝負強さで勝ったけど、こうしてみると接戦の終盤でもエース中心のチームオフェンスをしているセルツ(ゲーム5はそれで失敗したけど)が、クラッチ勝負になる前に明確なリードを得たのでした。

あとはテイタムの1on1シチュエーションからスマートがカットプレーで合わせてはパスを振っていき、時間を使いながらも正しいプレーチョイスしていったので、何も起こらずに終わりました。

そりゃあ30試合で作ったチームと、なんなら5年くらいかけて作ったチームは違うよね。そんな結末でしたとさ。正しい結末だ。

このシリーズだけを見ればホークスの成長に期待したくなるけど、この2年間の内容は期待は外れるんだって気がするよね。スナイダーの下でやり直せるのかどうかってことと、マレーの使い方は何かって話が難しい。ある意味でスマートみたいになってくれるのが理想ですが、そうなったときにオフェンス力のある選手が足りない。ハンターでは物足りないし、2ビッグはボールも来ない。

いろいろと修正すべき点が残っているはしますが、やっぱりさ、プレーオフの舞台って大事だよね。この経験がなければ反省することもできなかった気がする。1勝3敗のゲーム5になっても通常営業でプレーできたのは、キャブスやバックスとは違うし、ホークスにはホークスの良さがあるので、それを伸ばせるのかどうか。

それ以上に「妥協なきシーズン」を過ごして「常に勝つ」ことに慣れるかどうか。これが出来ていないから強豪になり切れないのさ。

セルツは次回は休養十分のシクサーズです。一番弱いのが6位シードっていう謎のイーストですが、ディフェンス的にはホークスよりも楽になるかもしれないし、ボコられるかもしれない。これがゲーム1でどっちに転ぶかだよね。

このシリーズは「ターゲットを絞れた方が守りやすい」から始まっており、シクサーズってターゲットが明確だよね。でもたまにトバイアスやマキシーに回りまくるときがある。っていうかネッツがやらかした奴だ。果たしてセルツはどんな対策をチョイスしてくるのか。まぁわかりやすいダブルチームはしないでしょ。

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