◎ハードワーク
ちょっと時間がなかったので、禁じ手である1.25倍速で試合を見てしまいました。これの悪いところはヘルプに来るとすべてが高速ヘルプにみえてしまうことであり、ヘルプに出たところで空いた穴をどうやって塞いでいるのかがわからないなど、瞬間の判断の良しあしをみえないことです。
そしてレイカーズはディフェンスの収縮がよく、八村含めてヘルプに動けていました。ってことですが、それが「高速」なのか判断がつかず、なおかつそれだけヘルプに出ているのに、グリズリーズが開いている選手を見つけられないのが不思議でした。1.25倍速でみるもんじゃないね。
ただし、後半はベインのアタックからパスを出すシーンが増えており、グリズリーズとしても改善ポイントになっていたわけです。
レイカーズは両コーナーに選手を配置し、4人が外に広がって1人がペイント内に侵入していく形を作れました。それが3Pをシーズンよりも多く打つ事に繋がっています(決まってはいない)
そんな3Pのオフェンスリバウンドをシーズンよりも多く抑え、守ってもシーズンよりも多くのブロックを記録し、そして攻守の切り替えでシーズンよりも多くの速攻で稼ぎました。なんでだ?
アダムスがいないグリズリーズは、ADとバンダービルドが両方いるとリバウンドに困りまくり。ボックスアウトもできないし、高さで負けているし。だからといってバンダービルド以外も積極的にリバウンドにくるレイカーズってどうしたんだろうね。
理由はよくわからないというか「プレーオフだから」なのでしょうが、レイカーズのハードワークが目立った試合でした。同時にハードに来る相手をいなせなかったグリズリーズでした。ハードワークで戦い、裏のスペースを使い、走り負けないアダムス不在の影響はすごく大きかった気がします。
本来グリズリーズが圧倒するはずのハードワークで、レイカーズが上回っているのがシリーズ最大の特徴に見えます。嘘だろレイカーズってね。
八村も何かがよいのではなく、ガムシャラに食らいついているのが良い結果を生んでいる気がします。シュートへのコンテストが多かったですが、それって自分のマークを開けていることが多いんだよね。そこを逆手に取られていないから気が付きにくい。
レブロンがなんで点取ってたかって、どう考えてもジャバー超えたいからでしょ
バックスvsヒートやキングスvsウォーリアーズの件といい、
予想外の波乱が多くてやっぱプレーオフって楽しいっすねー!
久しぶりにこんなにちゃんとレブロンを観てますが、試合通じてメインハンドラーしてないのがほんとに驚きです。常時点は取らないけど、クラッチは輝くし、ウイング・コーナーでオフェンス・ディフェンスとも奮闘する・・・、そんな風になっていたとは知らなかったです。
「アダムスとクラークがいなからってファーストラウンド敗退は違うでしょ」は、おっしゃる通りだと思います。これほどブロックに毎試合捕まるのは問題だと思いますし、ハードワークで負けてるのがなんとも困りましたねー。まだ敗退はしていないですが、これからどうするのかの手もなさそうで。タイアスハンドラーにすると、ティルマンかディロンを下げなきゃいけなくて、シュートの調子も悪いし、JJJのワンビッグでレブロンとAD止められないし。まぁディロンがなにもできていない(悪い方向にはいろいろしてる!!)ので、レブロンじゃなくリーブスにつけるなら別にタイアスにハンドラーさせてよくない?で、モラントとベインに点とらせれば?とも思います。
このまま敗退する感じがすごいありますが、結局去年のロスターから弱体化した(+シーズン中のモラントのグダグダ)にも関わらず、50勝して2位になるジェンキンスの有能さが変な感じにさせてる気がします。第六戦までいけるかなー