プレーオフ① グリズリーズvsレイカーズ

◎消えたスーパーマン

右手の痛みに耐えながらプレーしているモラント。そのプレーはなんていうか「予測の範疇」にとどまっており、問答無用のとんでもなさが出てきませんでした。基本的にグリズリーズのモラントが怖いのはチームオフェンスで崩す+最後に異様な身体能力で決めきるなのですが、前者がないのはともかく、後者がないのは違うじゃん。ってことで痛いんだろうね。

ただ、ゲーム3で45点を奪っており、ここまで苦しんでいるのは何だったのかゲーム3をみていないのでわからん。レイカーズが対処したのかな?

アダムスがいないことでピック&ロールからのアタックが生まれず、クラークがいないことでツーメンゲームからのアシストがなかったようなモラントです。でもゲーム3は12アシストなんだよな。いずれにしてもモラント起点が厳しい試合でした。

そこで後半になるとベインを中心としたアタックに切り替えたことで、次第に突破口が開けてきました。ただ、そのベインもよくわからないキャッチミスを連発しており、確率が落ちたレイアップと共に何かが痛いのか何なのか。

〇デズモンド・ベイン
36点
3P3/12
7リバウンド
3アシスト

ベインの得点がなければ簡単にレイカーズが終わらせている試合でした。これで4Qに逆転し、残り1分でモラントのフリースローミスが響いてしまった感じです。うーん、モラント・・・

さて、ゲーム3の45点で仕方がないのかもしれませんが、グリズリーズはハーフコートに困っていたのに、PGをタイアス・ジョーンズに変更しなかったのは、これまた疑問でした。モラントやベインのハンドラーアタック頼りになっていたので、タイアスで変化をつければよかったのにね。

ほかにもアルダマとJJJでADをゴール下から遠ざけるなど、いくつか手段があったはずですが、オーバータイム含めてスターター全員が40分以上と、多彩なグリズリーズらしさが出てきませんでした。内容もよくなかったのだから、いろいろあった気がするんだけどな。

いずれにしても、レイカーズが準備したディフェンスを正面からぶっ壊してこそモラント。さすがに、その仕事は厳しそうなコンディションなので、違う手段を増やす必要があります。あまりにも形にならないハーフコートをどうするのか。悩むほどにモラント頼みなりやすいので、思い切ってタイアスにしなよ。

プレーオフ① グリズリーズvsレイカーズ” への3件のフィードバック

  1. レブロンがなんで点取ってたかって、どう考えてもジャバー超えたいからでしょ

  2. バックスvsヒートやキングスvsウォーリアーズの件といい、
    予想外の波乱が多くてやっぱプレーオフって楽しいっすねー!

  3. 久しぶりにこんなにちゃんとレブロンを観てますが、試合通じてメインハンドラーしてないのがほんとに驚きです。常時点は取らないけど、クラッチは輝くし、ウイング・コーナーでオフェンス・ディフェンスとも奮闘する・・・、そんな風になっていたとは知らなかったです。
    「アダムスとクラークがいなからってファーストラウンド敗退は違うでしょ」は、おっしゃる通りだと思います。これほどブロックに毎試合捕まるのは問題だと思いますし、ハードワークで負けてるのがなんとも困りましたねー。まだ敗退はしていないですが、これからどうするのかの手もなさそうで。タイアスハンドラーにすると、ティルマンかディロンを下げなきゃいけなくて、シュートの調子も悪いし、JJJのワンビッグでレブロンとAD止められないし。まぁディロンがなにもできていない(悪い方向にはいろいろしてる!!)ので、レブロンじゃなくリーブスにつけるなら別にタイアスにハンドラーさせてよくない?で、モラントとベインに点とらせれば?とも思います。
    このまま敗退する感じがすごいありますが、結局去年のロスターから弱体化した(+シーズン中のモラントのグダグダ)にも関わらず、50勝して2位になるジェンキンスの有能さが変な感じにさせてる気がします。第六戦までいけるかなー

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