プレーオフ① ウォリアーズ@キングス

◎仕掛けた両チーム

カリーが動きに動いて、動きなおして貰いなおしてフローターを決めれば、ルーニーもドライブを決めて10点リードになるウォリアーズ。これに対して全く3Pが決まらないキングス。キングスっていうかハーター。しかし、やっぱりオフェンスリバウンドを押し込むマレー。

とはいえ、さすがに苦しいかなーと思ったところで、ドライブから3連発するフォックス。エースのお仕事で接戦をキープします。2Q終盤にウィギンズが止めていたけど、やっぱり3ガードでフォックスを止めるのはムリっぽい。ペイントへの侵入を止めるのは難しく、そこからジャンプシュートが決まる決まる。カリーかってくらいに決まる。だから最後のジャンプシュートにプレッシャーをかけられるディフェンダーの方がよさそうです。

ってことでタイムアウトから・・・ペイトン。それをルーニーを下げてのペイトンなので先に仕掛けたスティーブ・カー。止められないなら走り勝とうってか。なんとフリースローのリバウンドからカウンターを成立させ、ペイトンのゴール下が決まります。スゲー話だ。まぁすぐにディヴィチェンゾ⇒ウィギンズでしたが。

今度はマイク・ブラウンが仕掛けます。ゾーンなのですが、ドレイモンドをガン無視。カリーを無視できないのでボックスワンに近い考え方なのでしょうが、ボールを持っていないカリーには必死で守り、ボールを持っているドレイモンドを追いかけないっていうね。ドライブし放題だけど、キックアウトしているから大きな問題にはならず。かといってガン無視なのにアシストパスを通されるっていうキングス。

お互いに策を講じてきましたが、どっちも効いたようで効いていなかった。

結局、最もきいた策は「サボニスを空ける」ってことで、左手首のケガもあってフリースローも決まっていなかったぞ。キングスにとっては頭の痛い問題になるかもね。

ところが、サボニスを下げるとライルズの3P&リバウンドにレンのゴール下ファイトでキングスが取り返すというウォリアーズにとってはクレームしたくなる展開になります。作戦が成功してサボニスが下がったら苦しくなるとか予想できなわな。

〇サボニス
12点
FG5/17
16リバウンド
3アシスト

〇ライルズ
16点
3P4/6

〇レン
4点
7リバウンド
得失点差+10

キングスにとってシーズン最大の悩みだった「サボニスの代わりがいない」問題ですが、何も問題なかったレン。これはシリーズを全体を見ても大きな発見となったゲーム1でした。だからといってサボニスの時間は減らしにくいですが、ファールトラブルを恐れなくていいわけだ。

ちなみにちゃんとクミンガにドライブを食らっていたレン。いいことばかりではないよ。

そして2人活躍に加えて、最後はモンクがドライブを押し込んで10点差になった3Q序盤から逆転して終わる3Qになりました。いろんな策が飛び出した攻防でしたが、お互い明確なアンサーではなくて、激しく戦う中でちょっとでもメリットを生み出した方が優位になるって感じ。確実な策などなく、明確なアンサーもない。でも何もしなければ負けてしまうぜ。

プレーオフ① ウォリアーズ@キングス” への4件のフィードバック

  1. 楽しい試合でした。が、カリーがこのペースで最後までもつのか気になります。去年はもったからいいのかもしれませんが。まぁウォーリアーズからしたら、そんなの気にしてたら上にはいけませんかね。

    1. そんなにダメージを食らうプレースタイルではないのでいいのでしょうが、アップダウンは激しくなりますよね。
      楽にしてくれる選手が少ないのも今シーズンなので苦しいですね

  2. レンの投入はシーズン後半からちょこちょこ試されていました。まさかGSW戦で上手くメリットを出していく事になるとは思っていませんでしたが笑
    サボニスの代役、ではなくサボニスの仕事をライルズ、メトゥ、レン、ホルムズで上手く分散して相手に応じて采配していく感じなのかなぁと思います…信じていいのかマイクブラウン…………

    1. 試しているのは試していましたが、苦肉の策っぽかったんでね。まさか、この試合で活用できるとは。

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