ゲーム1
ゴールデン1センターで行われる史上初めてのプレーオフらしいです。会場は大盛り上がり。ファイナルかってくらいの大盛り上がり。これがあと15試合くらいみれるのかどうか。
◎似てないから似ている
スティーブ・カーとマイク・ブラウンの関係性もあってか、なんだか似たような展開になっていきます。ただし、その原因は異なるっていうファンキーな感じ。
ウォリアーズはルーニーがサボニスを空けておくことにしました。外から打ちやすいサボニスであり、ドライブを決めにくいキングスですが、いいかえればドライブしてサボニスにキックアウトすればミスにはなりません。さらにサボニスからハーターとマレーがオフボールで合わせていくのがキングスの良さなので、空けられたサボニスで形を作れています。
その形はいろいろですが、ルーニーがゴール下で待ち構えているので、必然的にアウトサイドが増えるよ。これがイマイチ決まらないキングスですが、ドライブ・キックアウト・オフボールでディフェンスを動かしているので、ロングリバウンドと走り込みのリバウンドが光ります。それっていつもウォリアーズがやっていることだ。
ハードワークでどうにかしていった1Qのキングスは7つのオフェンスリバウンド。ゲームプラン通り守れているはずが、守れていないウォリアーズ。
一方でカリーにフォックスというエース酷使なマッチアップを選んだキングスですが、そのカリーをスピードで追い回せるフォックスなので理にはかなっている。ボールを持たせたくなりディフェンスはそこそこ機能しているのですが、ボールを持たない方がオフボールが激しくなって厄介なカリー。
そしてカリーが動くほどにディフェンスも動き、結果的に他の選手が空くので3P中心にうっていくウォリアーズ。でもこっちもイマイチ決まらん。1Qはお互いに3Pが多いけど決まらないスタートでした。
かわりに3P警戒のディフェンスに対してドライブが有効。カットプレーも含めて空けたインサイド攻略で得点を繋いでいったウォリアーズ。つまりキングスもゲームプラン通りに守れていたけど、守れていない。
内容的には全く似ていないんだけど、共に3Pが決まらないのを運動能力の部分でカバーしていくような戦いぶりでした。どっちも雑さがありながら、他の試合観たいな停滞感がなく進んでいったよ。
楽しい試合でした。が、カリーがこのペースで最後までもつのか気になります。去年はもったからいいのかもしれませんが。まぁウォーリアーズからしたら、そんなの気にしてたら上にはいけませんかね。
そんなにダメージを食らうプレースタイルではないのでいいのでしょうが、アップダウンは激しくなりますよね。
楽にしてくれる選手が少ないのも今シーズンなので苦しいですね
レンの投入はシーズン後半からちょこちょこ試されていました。まさかGSW戦で上手くメリットを出していく事になるとは思っていませんでしたが笑
サボニスの代役、ではなくサボニスの仕事をライルズ、メトゥ、レン、ホルムズで上手く分散して相手に応じて采配していく感じなのかなぁと思います…信じていいのかマイクブラウン…………
試しているのは試していましたが、苦肉の策っぽかったんでね。まさか、この試合で活用できるとは。