◎バタバタ
後半になるとボール運びをオコギーにするサンズ。フルツのプレッシャーがメンドクサイのとオコギーはプレスが楽なので変更した感じです。もともとマジックの作戦がオコギーを空けておくようにみえるので、そういう選手がボールを持つと守りにくいんだよね。オコギーはドライブも決めてよい感じ。
一方で苦しいのはブッカー。トランジション３Ｐは決めるけど、ハリスのディフェンスを突破できず。マークさえ外せばキッチリ決めてくるんだけど、スクリーン使ってもなかなか剥がせません。
そんな感じで爆発しきれないサンズなので、次第にマジックの高さアタックが効き始めます。高さって言ってもトランジションアタックだし、外からのドライブでフィニッシュだけが高いので、守れているはずが止めきれない空気のサンズです。
それでもバンケロが仕掛けた１on１を綺麗にスティールしたクリス・ポール。こざかしいファールドローには失敗したけど、しっかりとリードをキープします。
タイムアウトのマジックですが、バンケロがスクリーンへの対処が悪く、結局ブッカーを空けてしまい３Ｐ。アンソニーはペインに簡単に交わされ、さらにスイッチ誘導でペインはｖｓＷＣＪを抜き去り１０点リードにします。
前半も同じでしたが、交代からガードのプレッシャーが弱まると簡単にツーメンゲームをされてしまうマジック。今度はペインとエイトンのコンビなので、ランドールの上手さは関係なくやられています。
そのまま特に何もなく３Ｑが終わります。ビターゼが出ていたくらいかな。
ちょっとマジックは一時期に比べると戦い方が曖昧。気持ちが乗っていないというか、ワンプレーへの集中力が足りません。もともと、そんなになかったけどさ。ただ、ガンガンアタックしているよりも、プレーをセットした方がトランジションの展開が減って、自分たちのディフェンスも楽になると思うんだよね。なんだかバタバタした展開に持って行って失敗している印象です。