マジック@サンズ

2023/3/17

マジックも最後かもしれませんな。マジックが不思議なのはいろいろあった結果、想定されていたスターターになったこと。ただし、PGだけはフルツに収まるとは思わなかったね。それはフルツがサッグスとコール・アンソニーよりも劣るってことではなくて、ウイング陣にボールを持たせる形が多いならば、またはハンドラー任せならばフルツではない気がいたからさ。

ところが1Q後半にはフルツ、アンソニー、サッグスを並べるというよくわからない采配で一応、全員が生かされています。

◎変化はどうした

今シーズンのサンズは従来とは異なる形を取り入れてきましたが、途中でケガによる離脱期間が長く、そこからトレードでチームが大きく動いたので、よくわからなくなっています。本日はエイトンが積極的にジャンプシュートを打っていく今シーズンバージョンでリードを奪いましたが、クリス・ポールからエイトンへのツーメンゲームはWCJに読み切られてパスカット。ある意味で今シーズンの取り組みの正しさを示してくれていました。

また、フルツがクリス・ポールにプレッシャーをかけまくり、ブッカーはギャリー・ハリスに守られているので、なおさらエイトンのプレーが必要でした。と、同時にバンケロにマークされていてらくちんなクレイグの3Pにリバウンドがメインで組み立てられていった序盤。

ある意味でサンズらしく、ディフェンスの薄い所から攻略しました。良い感じだったけど、メインの火力が弱いのでだんだんと失速。主にクリス・ポールの問題だったね。デュラントに頼りたい部分だ。

苦しかった中でベンチメンバーが増えてくると、そこにはテレンス・マンの姿が。バイアウト市場で有能なスコアラーを獲得したことで、デュラント不在を補う活躍が期待できるよ。

さっそくコーナーからのオフボールムーブで、迷うことなくキャッチ&ミドルを打ってエアボールしたロス。でも次はブッカーのキックアウトをコーナー3P。シャメットに期待していた仕事をロスに託すような雰囲気かな。

セカンドユニットはランドールがインサイドでパスを散らしてくれるのでガードを並べた感じのサンズ。でも相手はボルボルを出してきてビッグなマジック。3分前ならば3ガードだったから合わせられたけど、めんどうなくらいにラインナップが変化していくマジックにアジャストできずに1Qが進みました。

ところが残り0.3秒。時間がないので打ったペインの3Pにむやみに飛び込んだアンソニーのファール。しかも3Pも決まったので31-30と追い上げて終わりました。なお、フリースロー後のスローインを逆サイドまでロングパスをして誰も触れずにサンズボールにしてしまったサッグス。5点差で終わりそうだったのに逆転される可能性すらあったぞ。

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