マブス@ペリカンズ

2023/3/8

一時はトップに立ちそうだったのに、今ではプレーインすら危ういペリカンズ。今の状況はザイオンがいなくなり、イングラムが戻ってきたけど上手くいかない、なので2人の差っていう印象になるよね。ただ、1年前はむしろ「ザイオンが戻ってきたら上手くいかないだろう」にみえていたわけで、この差は何なんだってね。

もっといえば、ジャズやブレイザーズは落ちるべくして落ちているけど、ペリカンズはそんなにひどくないよね。でも、この「酷くない」は直近の試合内容の話ではなくて、全体像として解決できる要素がいっぱいあるのに、何故かそうはならないってことだ。

そういえばイングラムで停滞することについて「イングラムは悪くない。いざとなればオフボールだってできる。」なんてよくわからないコメントがあったけど、プレーインさえも怪しいのに動かないってどういうことだよ。

◎お前らは何なんだ

ところが、そのイングラムがオフボールスクリーンを使ってのキャッチ&ミドルで始まるからびっくり。ファーストプレーなのでデザインしてきたわけだし、オフボールを大事だと思ったんだろうね。でも、このファーストプレー以降は歩いてオフェンスエントリーし、チームメイトのスクリーンを使わず、ガードの位置にいるだけのイングラムでした。

イングラムの問題は大きく2つ。1つは上記の通りオフボールでのプレーが乏しいことだ。昨シーズンはマカラムとイングラムをハンドラーにして、周囲のハードワークで戦った感じなので、別に今に始まったことではないし、これだけの理由で上手くいかないってのはわからんぞ。

ただし、歩いているのが問題というか、コーナーに移動したり、ウイングとのポジションチェンジが乏しい。前はもっとポジションチェンジが活発だったし、カウンターアタックは強力なチームだった。ここがダメな1点目。

もう1つの問題はチームメイトの動きをあまり見ていないことだ。これは「見ていない」というよりは「見切れない」感じ。マカラムが1on1からジャンプシュートに踏み切った瞬間、カッティングしたエルナンゴメスにパスしたんだけど、こういうギリギリでプレーを変える判断力はイングラムには乏しい。とはいえ、別にこれも今に始まったことじゃない。

こっちの問題は中途半端にチームオフェンスをしようとしていることにも見えます。もっと個人技で行って、ディフェンスが寄ってきたらパスをするくらいでいいんだけど、それをするには全体がザイオン仕様な気がします。つまり、もっとドライブでゴール下に行ってくれよ。そこからキックアウトしてくれよ。ってね。

まぁここはよくわからんよ。いずれにしても1年前は上手くいってたじゃないか。

さて、ファーストプレー以来スクリーンを使わなかったイングラムですが、タイムアウトあけにマカラムのスクリーンを使い、さらにコーナーに移動するポジションチェンジも発生します。マーシャルが出てくると大きくサイドを変えるドリブルからイングラムにハンドオフし、ジャンプシュートの形からゴール下のハーブへナイスパス。外したけど。

つまり、ファーストプレーといい、タイムアウトあけといい、全然修正できるじゃん。負け続けているから何かを変えたくて積極的に修正しているってのはあるんだけどさ。でもって、修正される前にポジションチェンジくらいしろよ。

ペリカンズが不思議だったのはディフェンスマッチアップにもありました。ドンチッチにはハーブ。それはいい。カイリーにマカラム。なんでだ。

これは別にマカラムでもいいんだけど、ウイング陣の仕事ってエースキラーだと思っていたので、マーフィーの担当なんだと思っていたよ。この辺はペリカンズが選手の個性に応じた役割分担をさせている印象だったので、オフェンスでチームを引っ張るマカラムが、ディフェンスでも頑張るってのが、うーん。よくわからん。

ってことで、1Qはあまり上手くいかないオフェンスでビハインドを負ったのですが、タイムアウトから修正に成功し、ディフェンスはカイリーが下がってドンチッチ1枚になったら止めるようになりました。わかりやすい展開だな。

そして、やっぱりペリカンズが上手くいかない理由がわかんない。どうにでも修正できるじゃん。それも大した修正じゃないし、イングラムだって修正できているじゃん。でも、イングラムがいるとオフェンスもディフェンスも悪くなるんだぜ。イングラムに忖度しすぎなんじゃないの。

ただし、ペリカンズは個人技ベースでのオフェンスが組み立てられていることは何も変わらないし、チームでの見事に連動するわけでも、突破役が何人もいるわけでもない。その割にハーブ、マーフィー、エルナンゴメスとスクリーン他、エースを助けるプレーは足りないと思うぞ。マーシャルがはいると活性化されたもん。

2Qになるとイングラム含めてよい感じに人とボールが動き始めたのですが、最後にイングラムがケガしてロッカーに下がってしまい、あまり観察できずに終わってしまった。

マブス@ペリカンズ” への4件のフィードバック

  1. お疲れ様です。
    カイリーはイメージよりも球離れがよく、また、テンポアップしようとしてるシーンもあり意外でした。特にハーダウェイはカイリーの恩恵を受けてます。
    ただ、外すと誰も戻らないので大体カウンターです。
    怪我の影響もありそうですが、勿論ドンチッチも戻らないので見てられません。

    結構なペースで自分の首を絞めてると思うのでマブスの今後が心配です。
    傍目には1~2年の準備期間が必要な気がしますが、フロントにその判断を下せる気がしないです。

    1. ワンプレーだけを切り取るとパスもまわるし、今まで通りなんですけど、連続したプレーでみると狙いがよくわかんないです。
      最後、マカラムにカイリーをつけて、ボールないところで振り回されたり、なんなんでしょうね。

      ここまで来るとキッドをクビにしたい派閥の意見もわかります。が、オフェンス重視の起用でこうなるんだから本末転倒ですし。

  2. ペリカンズの迷走ちょっと掴みにくいんですよね。ザイオンがいないなら去年と同じようにやればいいのに、ってのが現場からしたら戻したくてもそんな簡単にいかねーぞっていう話なだけかもしれませんが、それにしても長引いたので変な感じ。

    1. イングラムが戻って来た直後は、まぁ仕方ないかなーって思ってましたが、ここまで来ると修正力が無さすぎです。でも、修正しようとはしている。なんなんでしょ。

      マカラムのスーパーぷりで勝ちましたが、ハーブやマーフィーがオフェンスでの役割を見失ってるようでした。

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