2023/1/29
試合開始からJJJのゴール下押し込み、モラントのドライブサーカスショット。これでタイムアウトをコールしたカーライル。どうやらディフェンスプラント大きく異なっていたようで、アーリータイムアウトで修正すると、モラントのドライブやザイアーのアリウープなどスーパープレーもありながら、グリズリーズの得点が23点に抑えられる1Qになりました。
さすがに2プレーでは何が変わったのかわからないし、グリズリーズのシュートミスに助けられた感が強かったですが、いずれにしてもアーリータイムアウトが成功した立ち上がりです。
◎ハリバートンがいない
ハリバートンは素晴らしいと知っていたけれど、ハリバートンの偉大さを思い知らされている最近のペイサーズ。途中、いろいろあったんだけど、結果的にガードコンビを入れ替えることになりました。TJマッコネルとドゥアルテがスタートになり、ネムハードはベンチスタートに。
バスケットとはチームプレーであり、1人の離脱をそのまま埋めるのではなく、相性も考えて、って感じです。
スターター変更で上手くいっていることは、マスリンと並べると窮屈なドゥアルテが、ヒールドとならばオフボールで動くコンビとして機能すること。かなり難しいバランスですが、ニスミスがスペーシング担当なのでそこそこ形になっています。ハリバートンの突破力やシュート力がないかわりに、ドゥアルテとヒールドの2人を使うマッコネルという形です。
それが上手くいっているかどうかは別にして、リーグトップ(1位と2位)のトランジションチームであるグリズリーズとペイサーズの対戦らしく、両チームが攻守の切り替えの早さを発揮し、シュートを決められてもトランジションに持っていきます。
ハリバートンがいれば個人でのボールプッシュもありますが、それがないのでオフボールのランニングでグリズリーズに混乱を生み出そうとしているスターターユニット。アダムス不在でハーフコートのガッチリオフェンスがないグリズリーズの事情もあって、とにかく展開の速さが目立ちました。
それはちょっとばかりブロガー泣かせでもあって、何かが良いというよりはカウンターを決めた方が勝っているだけっていう展開です。それを決められないグリズリーズってのは意外ですが、ベインがいないことで3Pの威力が低く、そしてターナーとアイザイア・ジャクソンがゴール下を守っているペイサーズの利点ってことにしておきましょう。
そのうえでニスミスが3Pファールドローとコーナー3Pを決めたので、ペイサーズの方が広くスペーシングできており、3Pを打ったらハリーバック、グリズリーズのオフェンスリバウンドはとらせない形が作れていました。ってことで、グリズリーズのお株を奪う見事なバスケで2Q序盤には14点リードまで広げたぞ。
モラントの出場時間が最長になる試合が、ホームのペイサーズ戦とは。でても35分くらいなのに。ベインもアダムスもケガだったので、難しい面は当然ありましたが、これまでならザイアーハンドラーの時間とか作って、普通に下げていたと思います。6連敗は避けたかったのとモラント下げるとペイサーズの怖さがあったのは事実ですね。
ここからダニーグリーンが加入して、プレイオフまでにいい形を作れるかどうか楽しみです。万全の状態であれば、ばっちりはまりそうではありますが・・・
ちょっとモラントで上手くいきすぎていた11連勝の反動っぽかったですね。
他の選手も使っていくには、良い時間が長すぎたかな