◎リードは大事
リードして４Ｑを迎えたとはいえ、何かが変わったわけではないホークス。ただ、アデバヨにやられるのがマズすぎるので、そこはダブルチームで塞ぎに行きます。それでもダブルチームに来てくれるんだから、１回はアデバヨに渡せばいいのに、パスしないヒート。よくわからん。あとコリンズ相手に仕掛けると止められたアデバヨ。
組み立てられないならば自分で決めよう。ってことでマレーが３Ｐ連発すると、３本目も強引に打ってエアボールします。エアボールしたことよりもマレーがアグレッシブに３Ｐ打つのが新鮮。吹っ切れるしかないか。
さらにアデバヨがレフリーにクレームしてテクニカル。点差が１１点に戻ります。
タイムアウトを挟み、オラディポがドライブアタックに、バトラーのダンクをアシスト。もっとも突破力があるのがオラディポなので、ここを中心に崩していくと７点差まで行くのですが、ステップバック３Ｐは外したオラディポ。そこまで任せるのは違うんだろな。
残り５分。お互いにオフェンスに課題がある内容で推移していきます。ホークスはオコングで行くのかと思ったら５つ目のファールをしたのでカペラと交代。でも、オフェンスはどうにもならないっぽいから、カペラで守った方が得策に見えます。怪我の功名。
そんな中、ヤングがドリブル中にヒーローの足を踏んで捻ってしまいます。これがノーファールだった上、動けないのでリスタートさせたくないヤングがボールをホールドすると取りに来たヒーローを手で払うとテクニカルがコールされます。いくらなんでも可哀そう。まぁテクニカルのリプレーにより休めたので、タイムアウトを使わずに戻れたヤング。
さて、例によってホークスはオフェンスに時間をかけます。っていうか、どこからも突破できないからヤング、マレー、そしてボグダノビッチが長くハンドルしているだけですが。ここで３ガードにしてしまうのがチーム戦術のなさを示しているマクミラン。あとは個人で何とかしてくれってね。
守り切ったヒートがカウンターからケイレブのダンク。アデバヨがハンターをブロックし、カウンターからバトラーのダンク。まだ５点のビハインドがあるけど、ヒートの勝ちゲームに見えてきます。
マレーはＶＳバトラー。完全なるアイソ１on１なので舐められたもんだぜバトラー。でもファールしちゃった。やり直しのオフェンスはオラディポがタフショットに追い込むも、ショットクロックぎりぎりで打ったマレーの３Ｐはオラディポのファール付きの４点プレーに。
このプレーで点差がきつくなったヒート。大きなワンプレーだよね。点が取れなくてもキープすればヒートのミス待ちで済むホークス。にもかかわらず、ヤングの仕掛けについていけずファールしたケイレブ。コディなら止めたぞ。多分。
ってことで、試合は終わります。ヒートが勝つ流れだと思いましたが、それを大きなワンプレーで消し去ったマレー。この後、アデバヨのドライブやヒーローの３Ｐで４点差まで縮まっており、マレーの一撃がなければ逆転されていたと思うんだ。
終盤のホークスは時間を使ってのハンドラー任せと決まっていたので、これまでになく広いスペーシングをしていました。リーグしていなければ、こんなスペーシングはしなかったでしょう。そして、この形でマレーまでが決めるならば、今後もお任せするだろうな。
ホークスの問題は解決していませんが、走りに走ることでムリヤリどうにかした試合でした。何かを変えようという気持ちは感じますが、このハーフコートを解決するすべがないのでしょうか。普通にヤング＆コリンズでよさそうなのにさ。
ヒートからすると前半に走られさえしなければ問題なく勝てたはず。１Ｑは仕方ないにしても、２Ｑに対処できなかったことが悔やまれます。なんせ後半は対処できたのだから。そう考えると、やはりストゥースの１８分がさぁ。なんで２Ｑに交代なしで試合に出ていたのでしょうか。