ドノバン・ミッチェル 71

◎振り返ってみよう

ヘロヘロになりながらの71点でした。

〇ドノバン・ミッチェル
49分48秒
71点
2P15/19
3P 7/15
FT20/25

オーバータイムとはいえ長すぎるプレータイムです。完全にHCの失敗ですが、これを引き起こしたのはガーランドの欠場でもあります。ガーランドいない試合で勝ちまくっているキャブス。そんな時はルバートの出番でしたが、今日はルバートが不調だったのも、ドノバンのプレータイムとアテンプトを増やしました。

この状況でブルズのゲームプランは機能していました。ドノバンのドライブを優先的に止めて3Pは諦めよう。そこまではいいのですが、3Pが決まらなかったキャブスによって、ドノバンのドライブが増えていきました。

ブルズからすると、やけにファールコールが多かったのは不運でした。ただ、その理由が試合が荒れそうな匂いを出していたのも確かなので、なんだかよくわからなかったです。

〇フリースロー
キャブス 45
ブルズ  34

キャブスの方が多かったのは事実だし、ブルズからすると不利なコールをされました。ただ、テクニカルやディフェンス3秒が含まれていたのと、プレッシャーディフェンスに対してのファールドローをしていたドノバンなので、ブルズの守り方への対処でもあったよ。

2P15/19が示すように、ファールドローと合わせて警戒されたインサイドアタックで得点を稼ぎまくったわけです。スピードドライブについていけなかったブルズ。1つにはスクリーンへの対処だったり、ヘルプディフェンスの作り方でしたが、もう1つは4Qになるとゲームプランを忘れたようなディフェンスになっていたのがブルズの問題です。

これはビリー・ドノバンに聞かないと分かりませんが、ブルズってラビーンとパトリックから「やるべきことをやっていない」匂いがするんだよね。ディフェンス力があるか、ないかではなく、ゲームプランを忘れているような感じ。まぁ見ている方からすると憶測ですが。

こうしてドライブ攻略してしまったドノバン・ミッチェル。よくわからない要素でしたが、決めまくったことでオーバータイムは3Pラッシュでした。ヘロヘロなのに決めてしまうのがスーパーエース。ただ、ドライブのオンパレードからの3Pなので止めるのは難しかったです。

そんな71点ゲームでした。コービーの81点もそうですが、直近のブッカー58点やドンチッチ60点と同様に、最大21点差という状況が生んだ70点ゲームでした。勝負強さというか、負けず嫌いというか、苦しい状況で「諦める」という選択肢を持たず、個人で打開してしまうマインドが、ハイスコアゲームには必要なようです。

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