セルティックス@ナゲッツ

2022/1/1

東西の首位対決です。セルツは3Pが多いチームで外から崩してインサイド攻略タイプ。ナゲッツは3Pは少ないけど成功率がリーグトップですが、ヨキッチが空けたスペースにゴードンが飛び込むのが今シーズンの特徴。マレーはいません。

◎3Pからのセルツ

ヨキッチに対してホーフォードがマークしますが、全体が収縮して対処するセルツ。しかし、ヨキッチを囮にしてブルースの3P2本でナゲッツが先手を取ります。セカンドユニットのPGはボーンズだけど、スターターの代役PGはブルースっていうナゲッツ式。そしてブルースが3Pフェイクしてのゴール下ヨキッチと繋がっていきます。

さらにはヨキッチに2人が寄ってきたところでカットしてきたゴードンのダンク。ゴードンのドライブファールドローも決まってオフェンス順調なスタート。

これに対してセルツも5人が広がった状態から、ホワイト、ブラウン、ホーフォードとペイント内に侵入していきます。ヨキッチに高速ヘルプはないので、うまく侵入していくぞ。言い換えれば3Pは打たせないナゲッツですが、それでイージーレイアップされてたら意味ないよね。両チームが4分で14点ずつとりました。

しかし、ここからナゲッツが7点を奪う間に3Pミスが続いたセルツ。つまり、序盤は意味をなしていなかったナゲッツディフェンスの狙いが成功したことになります。インサイドでイージーに点を取ったのに、タフな3P打ってしまったセルツ。ゲームプランを全うしているナゲッツにアドバンテージです。

さて、東西の首位ってこともあり、両チームのオフェンスは多彩です。それは「このプレーが止められない」みたいな現象が少なく、ポゼッションごとに異なる形で崩していくので、何かを語るのが難しくもあります。強いて言うならばナゲッツの方が中、外、中とバランスよく得点しているってくらいかな。

どちらもしっかりとスペーシングしているので、カバーリングが難しいですが、サイズのあるナゲッツは1on1ディフェンスでミスマッチが少なく、一方でゴール下でヨキッチとゴードンがポジションをとるとミスマッチが多くなってしまうセルツという差が出ました。ホーフォードに守られている方が外に出て、もう片方が中に入るのが形になっているぞ。

セルツはテイタムが1Qにはなった3本の3Pを全てミス。ベンチから出てきたブログドンも2本ミス。ナゲッツがKCP以外をベンチメンバーにする大胆な交代をしてきたものの、チャンチャーとボーンズがタフショットを決めたことで、ナゲッツが9点リードで1Qが終わります。

どちらもいろんなことをやるし、オフェンスが論理的でしたが、より3Pに頼るセルツが悪い方向に傾いてしまったイメージです。決まっていればセルツがリードしていたから、そんなもんだろうけどさ。

セルティックス@ナゲッツ” への1件のフィードバック

  1. スリーが入るか入らないか、で勝負するならあんなに毎回ナゲッツ優位になるかな、という気がしました。ただインサイドの得点効率でヨキッチ以上がセルツに出せるのか、まあファイナルまで当たらないからあまり考えても、とは思いますが。
    あとやるとしたらロバートとホーフォード並べるとかですかね?あとはガリナリここでいたらと思いましたが残念。
    ゴードンは本当に最適なチームで最適な番手に収まりましたね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA