キャリアハイ55・ヤニス

2023/1/3

ドノバン・ミッチェルの71点、クレイ・トンプソンの54点に触発されたのか、あるいは欠場した試合でウィザーズにブローアウトされたからなのか、ヤニスさんがキャリアハイの55点を奪いました。今日はサンダーの150点とか、フォックス&マルカネンのクラッチショット対決とかあったのですが、ウィザーズのツインタワーが攻略されたことも含めて、ヤニスを観察してみましょう。

なお、ウィザーズはビールが復帰しています。ビールが欠場している間に成功したラインナップが、戻ってきたら失敗したのかなんなのか。

◎ハイテンションの1Q

10点
FG4/7
3ターンオーバー

1Qは5点だった71点と違い、試合開始からハイテンションで攻めていくヤニス。3ターンオーバーが示すように、とにかくアグレッシブでした。ブローアウトのリベンジっていう感じなんでしょうね。

ウィザーズは今日もポルがカナートンを守ります。それをやるなら、せめてジャボン・カーターでいいのにね。いずれにしても、カナートンの3Pは捨てて(コーネット式ブロックで)、インサイドのカバー優先という雰囲気です。

そんなこともあって序盤のヤニスはゴール下で潰されていました。ギャフォードの豪快かつ危ないブロックもありましたが、ペイントを守る気持ちの強いウィザーズの新戦術が機能していたと言えます。ただし、ブルックにシンプルに決められているギャフォードに加え、カナートンの3Pもあったので、ヤニス以外には苦戦しています。わかりやすすぎる。

しかし、はじめのタイムアウトあけにポルがヤニスのマークになると、ビックリするほどあっさりと1on1からのダンクが決まります。やっぱりツインタワーって「ポルのディフェンスを隠すため」にみえるな。さらにヤニスのパスからポーティスの3Pが決まると、リードしているウィザーズがタイムアウト。なんでだろ。

ここでアブディヤがヤニスのマークになりますが、さっさとポルにスイッチさせてミドルを決めるヤニス。さらにポル相手に何も考えずにドライブアタック、ポルへのパスをカットして速攻ダンク。

ツインタワーはポルジンギスの介護戦術

いや、もう、そんな感じ。ヤニスが特別ではあるけれど、パワフルなセンターに弱いポルを隠すために、ギャフォードを起用し、それでもPFがいるチームにはガードを守らせるというネガティブな戦術になっています。延々とカナートンに3P打たせないのは不思議だけど、ポルにマークさせれば無双するヤニス。

ってことでベンチに下げられますが、ヤニスも下がってしまいました。

1Qはそのまま終わるのですが、バックスは3P打ち放題でした。それをイングルスが外すんだからバックス的には困っちゃうけど、ツインタワーじゃなくても外のマークが緩い。ピックアップが遅い。デイフェンスの戻りが遅い。気が緩んでるだろ。

〇1Qの3P
バックス  4/14
ウィザーズ 1/6

バックスのFGは半分以上が3Pでした。なおカナートンは1/4なのでコーネットブロックは効いている模様。っていうか、マジでそれしかしていないポルジンギス。モンスターヤニスのインサイドプレーを止めることにフォーカスしていますが、ヤニスがベンチにいる時間の方が3P打たれてたな。

順当に重ねる2Q ⇒

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