ドノバン・ミッチェル 71

◎長いぞ4Q

3Qだけで24点のドノバン。半分はフリースロー。3Pは1本もなし12分フル出場して5点差になったんだから、クラッチタイムに備えて休ませるよね。普通は。何故か4Qも初めから起用するビッカースタッフ。意味わからん。

18点
6アシスト
FG7/11

チームとしての作戦が伝わっていないのかデリック・ジョーンズがドノバンの3Pに飛び込んでファールし3ショットになります。これでベンチに下げらると、今日最も上手く守っているカルーソがドノバンとマッチアップします。なお、フリースローを外したドノバンに対して、2回もバイオレーションして打ち直しさせてくれたブルズ。サービス・サービス。

さすがに疲れてきたのかシュートミスが出始めたドノバンでしたが、PGせずにルバートからパスを受けた瞬間のドライブでカルーソを抜いてレイアップを決めると、今度は逆にルバートの3Pをお膳立てしますが、連続でミスするルバート。ちょっと今日のキャブスは周囲がどうにもならない状況です。

〇3P
スティーブンス 0/2
ラブ      3/9
ルバート    1/7
オスマン    4/11
オコロ     1/1
ネト      0/1

ラブは及第点として、オスマンが決めなければさっくりと負けていたでしょうね。19.5分プレーしたオコロと、17.5分のネトが1本ずつしか打っていないのも、今日の内容だと不思議です。ちゃんとポジショニングしていれば打つ機会は多かったんですけどね。

そんなわけで状況は「どうにかしてください」になっています。

タイムアウトあけにオフボールムーブからキャッチ&ミドルを決めたドノバン。さらにかるーぞを抜いてレイアップ。なんでブルズが「他の選手に打たせよう」をやらないのか謎です。

と思ったら、やってきました。3Pラインの外でアーリーダブルチームを仕掛けて「パスを出せ」にすると、パスを受けたラブが3Pをヒット。この時ダブルチームに行ったのがラブをマークしていたブーチェだったので、もっとマッチアップを考えろよ・・・って感じでしたが、キャブスもアレンを投入したのでブーチェはアレンのマークに戻り事なきを得ました。どっちもディティールに拘らないHCだよね。

この後、キャブスはパスで振り回していきますがオスマン、ドノバン、オスマンと3Pミスが続き、ブルズがリードを保ちます。采配が悪いかどうかは、わからないけど、アイデアもないし、上手くいってもシュートが決まらないキャブス。

ところが、そのリバウンドを拾ったドノバンが&ワン。フリースロー外したけどさ。止めに行ったはずが違うところでやられていくブルズ。さらにカルーソはもう限界なのか、速攻のレイアップを外すわ、ドノバンに全く反応できずバックファイアーでファールするしかないディフェンスに。

残り4分半。ドノバンのパスからアレンが&ワンを決め、さらにアレンはオコロのレイアップミスをプットバックダンク。可哀そうなくらいに助けを貰えないブーチェ。アレンを1人で止めるのムリだって。ムリだけど、ヘルプに来たらドノバンに間に合わないしな。

しかし、ブルズはデローザンが個人技で強引にねじ込み、さらにスローインからドスンムがゴール下で5点差をキープします。

ここでルバートのドライブに足を引っかけたカルーソが6つ目のファール。ブルズはチャレンジしますが、覆らず。でも、ファールしているように見えなかったよ。どっちかっていうとラビーンがファールしていたような。いずれにしてもドノバン担当のカルーソがいなくなりました。ただ、もう限界にも見えていたので微妙。

残り2分半、デローザンがアレン相手の1on1で3Pをヒットしブルズは6点リードになりますが、ドノバンのアタックにテイクチャージを狙ったデローザンが倒れるもコールされず、キックアウトからルバートの3Pで3点差。なかなか同点にはならないキャブスと、突き放せないブルズ。

今度はブーチェに対してファールしたオコロが6つ目でファールアウトします。デローザンとラビーンを守るために投入されているディフェンダーですが仕方ないね。交代はオスマン。オフェンス大綱へと変わります。

残り1分半。スイッチさせてvsラビーンのドノバンが3Pをヒットして1点差に。同じくスイッチさせたデローザンがアレン相手のミドルを外し、リバウンドからラブがファールを貰い、逆転のフリースローは・・・外れます。

残り1分。ウダウダやった挙句、スイッチもさせずにvsルバートの1on1を外したラビーンですが、リバウンドはブルズにこぼれ、今度はラビーンのドライブキックアウトからブーチェが3Pを決めて3点差に。時間を使って3Pという最高の結果です。

タイムアウトのキャブス。まだ36秒あるのでアーリードライブで2Pが王道で、時間を賭けるなら3Pにしないとファールゲームになります。ここでドライブレイアップを外したドノバンですが、リバウンドはアレン。パスアウトから3Pを狙うも打てず、結局ドノバンのドライブからアレンのアリウープで1点差。でも、ファールゲームしかないよ。

ファールされたドスンムはしっかりと2本決め、18.6秒で3点差。最後のタイムアウトを使ったビッカースタッフ。ここで使うのか。2点差ならわかるけど、3点差ならタイムアウトでブルズディフェンスに準備させての「3Pしかない」状況はマズいような。

当然、ダブルチームでもいいからドノバンの3Pを止めに来たブルズ。ドライブからアレンのゴール下は決まって1点差ですが、残り8.9秒でタイムアウトもない1点ビハインド。完全に失敗じゃん。スティール狙いのディフェンスといってもブルズにはタイムアウトが2つも残っている。慎重にキープすればいいんだから使うよね。

フリースロー様に投入されたホワイトがしっかりと2本決めると、ボールを持ったドノバンに対してドスンムが逆ファールゲームします。残りは4.7秒。タイムアウトのないキャブス。リバウンドを取れば試合終了。

1本目を決めたドノバン。2本目様に投入されるドラモンドとロビン・ロペス。高めに打って外したドノバンのフリースローリバウンドは、まさかの本人がゴール下で奪い取ってタップショットです。

ブーチェサイドでしたが、ブーチェはしっかりとアレンをボックスアウト。それで空いたスペースにとびこんだドノバンでしたが、ドノバンのボックスアウト担当のパトリックは逆サイドにポジショニングしていました。ってことで

「自分で取るぞ。だから高めの弾道で外すぞ」を成功させたドノバン・ミッチェル

でした。とんでもないフリースローだったな。そして、これも60点ドンチッチと同じか。なお、マブスは逆にスパーズに同じことをやられています。ところが、今日の試合でも3点リードで逆ファールゲームしていた。

独壇場のオーバータイム ⇒

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