〇ハリバートン
9点
FG4/13
10アシスト
2ターンオーバー
ここ3試合が40アシスト、0ターンオーバーという史上初らしい記録を達成したポイント・ゴッドに対して、2つもターンオーバーさせたキングス。それだけでなく、今シーズン2回目の一桁得点にしました。
っていうか、今シーズンは10点に届かなかったのが、僅か2試合目なのかよハリバートン。安定し過ぎだろ。ちなみに、もう1試合がラプターズ戦ですが15アシストで得失点差+26なので、ダブルチームされてパス捌いたんだろね。
まさかのキングスディフェンスに困りまくったハリバートンという試合でした。以前に書いたように、ハリバートンが上手くスペースを作り、長短のパスでチームメイトを生かすのがペイサーズ流だったので、どこかで「ハリバートン、お前がやれや」の形になると予想されましたが、まさかキングスとはね。
好調のペイサーズですが、対策が進むと壁になるのが、このディフェンスです。見事にやられたわけですが、ハリバートンがキングスのマンマークを突破できないとか予想外すぎる。それだけキングスがハリバートンを熟知していたのかな。
〇サボニス
23分
11点
10リバウンド
7アシスト
〇ターナー
28分
4点
FG2/9
6リバウンド
ターナーとサボニスの相棒対決はサボニスの圧勝でした。サボニスを起点としたオフボールムーブにペイサーズは何も対応できなかったです。誰を優先して守るべきか、瞬間のジャッジが求められる相手にターナーが無力だったのも事実じゃ。
なので、このマッチアップがキングスがアドバンテージを得た大きな理由だったのですが、結果的にはサボニスがいない時間の方が点差をつけたキングスです。走って走って走り勝ってしまったので、サボニスいなくても同じだし、ターナーを置き去りにしてもいましたとさ。
〇速攻
キングス 31
ペイサーズ 8
これだもんね。この数字は「キングスが一方的に速攻を仕掛けた」ようにも見えますが、ペイサーズも走ったけどシュートミスが多過ぎました。それだけキングスは戻っていたってことではあります。前はハリバートンだけが戻っていたのに。
ただ大量点差になったのはペイサーズが外しすぎたからなので、速攻の差は勝因ではなく、敗因って感じ。
ハイテンポでダイナミックな試合でしたが、面白くはなかった。それは点差ではなく、両チームが荒かったから。ペイサーズはまぁいいよ。若さでアタックしているんだしさ。
キングスは今日は勢いで勝ったけど、これで突き進むのはさぁ。速攻で打ち勝つのは1つの武器にしておきつつ、もう少しキーガン・マレーを上手く使ってくれよ。勿体ないぞ。
まぁそんな感じで感傷的になりそうな両チームの顔合わせは、しっかりと対策を立て、元チームメイトを狙い撃ちしたようなキングスの勝利でした。7連勝のあと、3連敗中だったキングスは連敗ストップに成功。相変わらず連敗すると止まらないね。
ペイサーズの方は厳しいと予想される中で、ノーマークだったからこそ成功した部分もあります。こうして対策された時に、戦術的に回避はしなかったのも印象的でした。ハリバートンとの普通のツーメンゲームは一瞬で終わってしまったよ。
これを続けられると厳しそうですが、これをされても決めろよハリバートンってことでしょうか。その方がカーライルっぽいか。マスリンがファールドローしまくって得点していったことも含めて、チームで解決するよりもエースが個人で解決するほうが未来へ繋がるのかもしれません。
ペイサーズが負け続けたら、そんな弱点を狙われたという事であり、エース達の成長に賭ける再建チームらしさを優先するのかな。
INDファンのものです。
ボロ負けの試合内容のことはもういいです。
whanotさんの指摘で、昨シーズン「前半強く後半弱い」というものがありましたが、今シーズンは「前半弱く後半強い」と正反対です。1Qの酷さは調べるまでもなくです。この辺りを分析してもらえれば何かを得られるのでしょうか。
マスリン、月間最優秀選手おめでとう!