シェングンは圧倒しているのか?

今シーズンもヤル気がないロケッツ。ロケッツなのか、サイラスなのか。とりあえず勝つ気はないし、未来はKPJと共にある状態は継続しています。でも、この話は飽きた。

〇ロケッツのレーティング
オフェンス  108.7(25位)
ディフェンス 114.2(28位)

特にこれと言って変化もなく・・・いや、昨シーズンよりはディフェンスが改善しているか(116.4)

本当はバンケロが欲しかったけど、ジャバリ・スミスにイーソンを加えたことで、よりディフェンスの匂いが強くなりました。もともとガルバなんかも連れてきていたので、何故かウッドを獲得したことを除けばディフェンス志向が強いロスター構築をしています。

オフェンスにはアイデアがなく、KPJが誰にもパスしないでシュートしちゃうシーンも多く、ジャバリ・スミスに至っては、どこで何すればいいのか、全く分かっていないピックアップゲーム状態をしています。

そのジャバリ・スミスにあわせるようにセンターにはブルーノ・フェルナンドを抜擢しました。ホークスで控えセンターとして機能しそうだったフェルナンドは人数合わせでロケッツにきた雰囲気でしたが、ゴール下担当としてサイラスに気に入られたようで、全試合スターターで出場しています。

・・・が19試合中16試合を欠場しています。スーパースターでもあるまいし、2試合出場してから1カ月も休んだら普通はベンチから起用するのに、復帰即スターター。さすがのサイラス采配ここに極まりって感じ。

ロケッツの未来は「KPJとウッドにある」から「KPJとフェルナンドにある」みたいです。マジでサイラスは何考えているんだろ。ヒューストンでブーイングされないのかな?

さて、スーパースター候補であるフェルナンドが離脱していた16試合のうち13試合でシェングンがスターターを務めています。3試合がベンチスタート。なお、シェングンが欠場した試合でフェルナンドが復帰しスターターだったらしい。

平均26.9分のプレータイムのシェングンは試合の半分以上に出ているわけですが、これがまた驚きのレーティングを記録しています。

〇シェングンのオン/オフコート
オフェンス  112.3/103.5
ディフェンス 117.9/108.8

シェングンがコートにいるとオフェンスが+8.8
シェングンがコートにいるとディフェンスが△9.1

つまり「シェングンはコートにいない方が良い」といえるのですが、それでもシェングンがコートにいなければ凡庸どころかリーグの底辺であるオフェンスが、シェングンがコートにいれば一般レベルを超えることの方が気になります。

まるでディフェンスの悪いスーパースターの如くチームに影響を与えているシェングン。ロケッツはシェングンを中心に据えた状態でディフェンスを改善すべきなのか、シェングンはオフェンスオプションにしておくべきなのか。

普通の閑静ならば前者をとるのですが、どうやらサイラスは後者をチョイスしている様子。だったらガルバとイーソンをもっと起用しろって話もあるのですが、それはもう少しプレータイムが長くなってからじゃないと検証しにくいね。

ってことで、今回はシェングンの存在がロケッツをどのように変えているのかを調べてみましょう。

個人技で稼いでいるのか ⇒

シェングンは圧倒しているのか?” への2件のフィードバック

  1. ロケッツはジェイレン・グリーンにP&Rのハンドラースキルの上達を期待しているみたいで、結局サイラスはハーデンとウェストブルックを指揮するために来たコーチという感じがします。あとシェングンの守備を信用していないみたいで、試合終盤にガルバを優先してオールスイッチさせる試合もありました。
    3ガードは海外ファンも槍玉に挙げていました。相手の弱点を突くでもなく、誰かが手持ち無沙汰にしている3ガードならマーティンでいいのに。
    ファンとしては色々と不満が溜まるシーズンですが、ベンチから出てくるハッスル三銃士のケニオン・マーティン、ガルバ、イーソンは新しい楽しみですね。

    1. 獲得してくる選手は面白いですよね。ケニオン・マーティンは特に!

      GMの狙いとHCがズレているのも気になりますが、使い分けている感じがしないのも苦しいんですよね。

      とりあえずドライブオフェンスは辞めた方が。。

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