ユーロバスケ フランスvsトルコ

決勝トーナメントにはいったユーロバスケ。イマイチな内容ながら層の厚さを活かして勝ち切ってきたフランスと、主力酷使ながらグループ2位で勝ち上がってきたトルコ。2位なのにフランスっていうのは運が悪いのか、それともドイツを避けられてラッキーなのか。

◎前半のトルコ

フランスのキーマンは攻守にヤブセレになっていて、一番怖い選手をヤブセレが担当し、ゴベアを余らせる形を採用してからディフェンスが改善してきました。改善したっていうか、ゴベアが働き始めた。さすがに、ゴベアのマークマンが3P決めまくるという案件が少ないのがポイントです。

本日はシェングンを担当したヤブセレ。これによって逆にトルコはツーメンゲームからの3Pを打ちやすくなります。ある意味で「ヤブセレを外せた」ような雰囲気でしたし、トルコはゴベアにマークされたセンターのサヌリが3Pへも繋がります。

しかし、全く決まらないトルコの3P。割とイージーに打てているのに外しまくる。コーナーでワイドオープンのオスマンがエアボールしたり、3P⇒オフェンスリバウンドを3連発したり。1Qは3P1/9という酷さ。

要するに内容としては良かったけど、フィニッシュが酷すぎたわけだ。ちなみに初得点がゴベア相手にシェングンがフェイダウェイミドルだったので、何が正解なのかわけがわからん。

これが2QになるとオコボとTLCがハンドラーへのハイプレスで自由を奪い、さらにインサイドをポワイエだけにした機動力ユニットで劇的にディフェンスが改善します。

点は取られていなかったけど、内容が悪かったディフェンスを、点を取られる前に修正してきたのだから先手先手なフランス。

特にTLCのディフェンスに手も足も出ないようなオスマン。確かにNBAなら「TLCがオスマンを止めた」なんてことは、書く価値がない事項だから、このレベル差ってみえないよね。普段からエースキラーなTLCが、普段はエースじゃないオスマンくらいは止めてくれないとね。

その点でトルコにとって問題があったのはコルクマズの方でした。フォーニエにマークされている時間が長いのだから、コルクマズ側から突破して欲しかったのに、トランジションで3P決めたくらいで停滞していた。

そのトランジションでオスマンがヤブセレを抜いてファールを貰いフリースローを決めると、同じくトランジションの流れでTLCではなく、フォーニエがマークに来たので、シェングンのスクリーンを使って3Pをヒット。

割とどうしようもなかった前半のトルコオフェンスですが、安定していたシェングンと終盤に連続得点したオスマンによって、それなりに取り返すことに成功しました。なお、コルクマズは最後もゴール下を外してしまった。

◎前半のフランス

ディフェンスが効いた一方で、1Qだけで6ターンオーバーのフランス。オフェンスはフォーニエ頼みなのでわかりやすく、それでいてフォーニエも浮き沈みが激しい今大会。ニックスが悪いな。

それでも、トルコに3Pミスが多かったことと、2Qになるとハイプレスが効いたのでカウンターで得点を重ねていきます。オフェンスがクソみたいに見えていた前半だけど40点超えたしね。

例によってヤブセレがゴール下へと飛び込んでいるのが効いており、カッティングからゴール下が決まります。これでインサイドに引っ張り・・・アウトサイドはどうもね。

トルコのディフェンスはピック&ロールに対してシェングンがショーディフェンスに出ていくと、インサイドカバーが誰もいなかったのですが、パスが出そうになったらインサイドまで追いかけるシェングンで間に合っていました。恐ろしいな。ひとつ1つの判断が遅かったフランス。

ただ、いつまでもそれが通用するはずもなく、前半の終わりごろになると、シンプルにインサイドへのパスが通り始めました。ゴベアがフリースローを貰う回数が多かったね。しかもトルコがフランストレーションを溜めてテクニカル2回とプレゼントな得点もありました。

ということで、ディフェンスが良かった前半のフランス。オフェンスは怪しかったけど、トルコの事情によって助かったのでした。

後半 ⇒

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