ラマスからホーバスになるんだってさ

質問箱を空けたら「男子HCがホーバスになることについて、どう思いますか」というのが複数きていて、まるでデッドライン前の駆け込み大型トレードみたいでビックリしました。本当にそんなことあるのかよ。バスケ協会は何を考えているんでしょうね。

アンケートはこんな結果になっていました。個人的には「国際経験のある他のHCにすべき」を選ぶので、そこそこネガティブにみています。念のため言っておくと、管理人はオリンピック初戦のフランス戦の段階で「ホーバスこそが至宝」と書いているくらいなので、銀メダルという結果は関係なく高く評価していました。その前提で今回の記事を読んでください。

なお、今回の人事で最大の欠陥はトーステン・ロイブルが日本から離れそうなことです。ホーバスよりもロイブルの方が正解だったと思っているくらいなので、やっちまった感が強くなっています。

◎コロナ禍の事情

まず今回の人事は女子が恩塚亨HCになることから触れなければいけません。当初はホーバスが先の事を決めるための暫定HCとして就任しました。目の前でアジアカップがあることから、この点については一択しかありません。それは良い。

ただ、これで女子のHC人事はアジアカップ限定なのか、次のパリオリンピックまで続く流れになるのか不明です。暫定のはずがパリまでとなるなら、非常に不可解なスタートでもあります。ホーバススタイルを継続したいのかもしれませんが、そもそも東京医療保健大のHCであり、今後も兼任できるのかは不明瞭ですし、なかなか微妙なものがあります。

ホーバスが男子のHCについたことで、女子のHCは空席に近くなり、ラマスとロイブルという2人がいなくなったので、日本全体で見れば2人の指導者がいなくなりました。その意味では、新たな可能性をもたらす人事が出来ていないことはトータルでみれば不安要素です。

コロナ禍において、海外から指導者を連れてくることは難しく、継続的なチーム作りをするにもハードルが高そうでした。今回の決定は「新しい指導者を連れてこれなかった」という印象が強く、致し方ないかもしれないけど、苦しすぎるものです。

女子はホーバス継続、男子は国際経験がありワールドスタンダードをもたらせる新たな才能を求めるのが理想的だっただけに、今回の決断は評価するのが難しいものがあります。ホーバスと恩塚の両HCは、それぞれの仕事をしてもらうだけなので問題ありませんが、短期的ではなく継続的な方針として正解かはわかりにくく、ひとまず2人に結果を残してもらうしかありません。

◎ラマスを選んだ理由

ラマスについてはオリンピックよりも前に「本人が契約更新しなかった」こともあって、退任は既定路線でした。以前の振り返りにも書いたように、内容については難しい部分があれど、日本の現行戦力を考えれば「実力以上の戦い」を実現してくれました。

「勝てなかったから結果を出せていない」は事実かもしれないけど、「勝てない」が全ての判断基準ならば、誰も日本には来たがらないでしょう。少なくともHCとしては、もちうる戦力を最大限に使い切ったのは事実です。時に「Bリーグを知らないから選手を生かせていない」との意見がありますが、実際にはBリーグとはレベルの違う相手に自分のプレーが出来なかった選手の問題の方が大きかったと思います。

さて、これらの内容はラマスを選んだ理由としても重要なものがあります。就任会見における東野技術委員会長の言葉からトピックスを抜いてみましょう。

・日本と身体条件が似通っているアルゼンチンを、ロンドンで4位に導いた
・体格的に劣るチームが「世界で戦うための術」を熟知している
・日本代表も飛躍的な成長を遂げるはず
・(ジノビリのような)個性的なタレントをチームで機能させる
・国際的な人脈もあって、日本の財産となれる

2017年の就任当初には考えられなかった要素も含めて、これらの理由は最後まで必要な要素だったのも事実です。

まずラマスには「日本を知っている」ことよりも、「世界を知っている」ことを求め、そのうえで「体格的なハンデを覆せる」HCという位置づけでした。適切な理由に見えますが、ここにはちょっとした問題もあったので後述します。

なお、結果的に言えばカンパッソのような「小さくてもフィジカルが強い」タイプのガードがいたことを含めて、アルゼンチンと日本の体格は似ていませんでした。富樫とカンパッソでは違いすぎるし、デックのようにインサイド担当になるガードは日本には皆無です。渡邊と八村がいなければ悲惨だったでしょう。
そもそもの前提である「 日本と身体条件が似通っているアルゼンチン 」が間違っていることに、ラマスに責任はないし、日本を知らないHCを選んだことの方が問題になったとも言えます。

一方で「個性的なタレントを機能させる」については、今から振り返れば見事な手腕を見せました。突如として帰化して加わったファジーカスや殆ど合流しなかった渡邊、そして本番のオリンピックを直前合流になった八村と、タレント力が高い選手ほどチームに馴染む時間がない状況でプレーさせてきました。

もちろん、これらのことは「継続的なチーム作りが意味をなさない」という大問題を引き起こしていますが、「タレントを生かす」という点では短期間にチームの中心として落とし込んでおり、ラマスの手腕を否定することはできません。

どっちかというと、日本が「育成段階でバラバラな基準で進め過ぎている問題」です。各国がアカデミーを作ってトップを育成しているのに、日本は高校任せでビッグガードも出てこなければ、器用なビッグマンすら希少になっているし、個人の戦術レベルは走るバスケで育っていない。それはラマスには解決できないぜ。

これらのことを前提にして、ホーバスの事を考えていきましょう。

◎日本向きのHC

マジメな人格が人気のホーバスは、トヨタで会社員生活をしていた事もあり、日本人に向いているHCでした。奥さんが日本人だし、女性を扱う術に優れているのかもしれません。

その指導方法は「反復練習」がポイントになっていることも、ある意味で日本らしい。男子に比べて女子の合宿は異常に長く、トレーニングキャンプに呼ぶ選手の人数も圧倒的に多いのがホーバスの特徴でした。

驚くことにオリンピック期間中も「ボードにボールを当ててリバウンドをとる」なんてことを繰り返しており、ちょっと代表レベルとは思えない内容もあったよね。そこからトランジションに繋げるための基礎の反復でした。もちろん、それは公開されているのが基礎の部分って事で、それ以外に戦術パターンが多く、練習がツラいと選手は漏らしています。繰り返される合宿で、オリジナル戦術を刷り込んでいったよ。

ちなみにラマスもオールスター期間に合宿をするなど、トレーニングをしたそうでしたが、男女の違いはWリーグとBリーグの試合数の違いでもあったので、そう簡単ではありません。

【Wリーグ】

レギュラーシーズン(20試合)
2020年9月18日(金) ~ 2021年2月28日(日)

プレーオフ
2021年3月6日(土)~3月22日(月)

5カ月半の間に20試合しかないWリーグということもあり、オリンピックに向けた代表合宿は、初回の第一次強化合宿を11月5日~15日の11日間にわたって実施され、5月23日の第4字強化合宿までで44日間も実施されています。当初29人いた代表候補が絞られていき、ここからオリンピックに向けた最終合宿に入っていきました。

Wリーグって6チームなんだけど、代表候補は29人もいた・・・

【Bリーグ】

レギュラーシーズン(60試合)
2020年10月2日~2021年5月8日

プレーオフ
2021年5月14日~6月1日

一方のBリーグは8カ月間で60試合を行う長丁場。プレーオフが終わったのも6月1日ということで、オリンピックに向けた準備合宿は出来るものの、女子のように長期間にわたる強化合宿は出来ないし、人数を呼んで戦術トレーニングすることも不可能です。

そして最重要選手である八村に至っては直前の2週間程度しか合流しません。これらは男子では当然のスケジュールなので、大事なことは「短期間でチームを作る」能力であり、ホーバスが日本向きのHCといっても、現時点で適性があるかどうかは極めて不透明です。

戦術的な部分はともかく、ラマスが手腕を発揮した「タレントを生かす」「短期間でチームを作る」という能力は重要でした。そこからホーバスに舵を切ることは、代表の在り方そのものをバスケ協会が見直さなければいけません。

一方でホーバスには「国内組の強化」「国内組だけでの連携強化」が期待されます。イタリアのようにNBAプレイヤーをオプションで使う戦略は非常に有効です。まさにラマスが出来なかったことであり、国内組の能力不足が目立った部分ですが、多くのシステムを用意して反復して落とし込んでいったホーバスの進め方は日本人向きにも思えます。

【育成年代からの共通した戦術トレーニング】は日本で大きく欠損している要素ですが、ホーバスはその欠損個所を徹底した合宿で克服させていきました。要は有力選手全員集めて、チームトレーニングを繰り返していったわけです。同じことを日程の苦しい男子でも実行するのかどうかが注目されます。

普通にやったらムリなんだけど、そこはさ。「銀メダル取れた理由はこれじゃん!」といって正当化できるかもしれない。

◎世界を知っているのか

2012年のロンドンで4位になったラマスは「世界を知っている」ことが日本には大事でした。一方のホーバスはフェニックス・マーキュリーでの経験はあれど、HCとしては日本女子の世界を生きてきた指導者であり、元NBAプレイヤーだけど世界の事はあまり知りません。

また、ホーバスによれば「女子は未だにセンター中心のバスケットをしている」そうで、世界中が遅れているそうです。実際にオリンピックを見ても、ガード主導のオフェンスをしていたのはアメリカだけでした。アメリカについてはインサイドのプレーメイカーまでいたのでNBAっぽかったけど、点取っているのはセンターだったな。

そこで「3Pを多用し、トランジションオフェンスを構築する」のがホーバスの狙いでした。つまりはシンプルに現代化していったわけです。実際に日本の3Pアテンプトは参加国で最も多く、そのスピードは全てのチームを困らせました。

【オリンピック女子】

3Pアテンプト
1位 日本 31.7本
2位 オーストラリア 26.8本

3P成功率
1位 日本 38.4%
2位 中国 35.8%

こんな感じで日本の3Pが2位のオーストラリアとも5本の差があり、成功率でもトップと際立ちまくっていました。素人考えだと、これをもって

「男子もトランジションと3Pのオフェンスにすべきだ」

というのでしょうが、バスケの世界にいれば、そんなのは通じるはずないことは明確です。それはホーバス自身が語っているように、男子の世界はとっくの昔にそんな形に変化しているからです。

【オリンピック 男子】

3Pアテンプト
1位 スロベニア 36.7本

9位 日本 28.0本

3P成功率
1位 ナイジェリア 39.8%

7位 日本 34.5%

アテンプト2位でも30本に届いていない女子と違い、男子は過半数のチームが30本以上のアテンプトになっており、成功率も半分のチームが35%を超えています。もちろん、そもそものFGアテンプトが違うわけですが、それは言い換えれば女子よりもトランジションが進んでいるからです。

つまり、ホーバスが日本の特徴として打ち出したメリットは「男子の世界では普通の事」でしかありません。「トランジションと3P」なんて常識の常識でしかなく、これを特徴にするのは至難の業であり、男子の世界で唯一他のチームとは違うレベルで特徴にしているのがアメリカでした。ちゃんちゃん。

ってことで、ホーバスが成功したからと言って同じことを男子でやるのは、そんな簡単な事じゃないし、3Pとトランジションで世界を上回るのは、極めて難しいミッションです。女子とは常識が違うんだ。

だから日本を知っている事よりも、世界を知っている事の方が大事です。といっても、在宅でNBAライターが出来るように、今はどこでも情報が手に入るので「ホーバスは男子の国際舞台での経験不足」だからといって「世界を知らない」とは言えないので、これ自体は問題になりませんが、戦術的特徴はそのまま使うのは難しいって事です。

一方のラマスは「世界を知っている」HCでしたが、実は2012年のロンドンっていうのが既に古かったりするんだよね。

【2012オリンピック 男子】

3Pアテンプト
1位 アメリカ 36.6本
2位 アルゼンチン 25.2本

3P成功率
1位 アメリカ 40.0%
2位 中国 39.1%
3位 アルゼンチン 37.6%

試合のペースが速かったアメリカだけは2021年と同じ水準の3Pを打っていますが、2位のアルゼンチンでも25本と、21年日本よりも少なくなっています。仮に3Pだけで語るなら

12年に世界最新鋭だったラマスは、21年には時代に飲み込まれていた

ってことになります。もちろん、3Pだけでなんて語れないけどね。ラマス的には日本は良いバランスの3Pアテンプトだったでしょうが、それだと世界では戦えなかった。面白い話だよね。東野技術委員長がラマスに恋い焦がれたのは間違っていなかったかもしれないけど、「世界の進化を計算できていなかった」わけだ。

ホーバスは世界を知っているとは言い難いけど、だからといって後れを取るわけじゃないよ。むしろラマスよりも進んでいる。だけど、女子の代表で成功した要素は、男子の世界では常識的すぎて特徴にはなり得ないよ。その上を行くアイデアを持っていないといけない。

だからこの点でホーバスに対してネガティブな感情は抱いていないけど、ポジティブな感情もありません。フラットであり、何もわからないんだ。

女子はガラパゴスな進化をしたけど、男子に違うガラパゴスな進化をもたらすことが出来るのか?

◎ホーバスであって、ホーバスではない

そもそもホーバスを絶賛していたくらいの管理人なので、ホーバスに対してネガティブな感情はありません。しかし、オリンピックの内容とホーバスが行ってきた内容をみていけば「男子で同じことをやるのは、ほぼ不可能」ということは関係者なら誰もがわかることです。

ホーバスがやりたいことを実現するためには、Bリーグの日程を変更したり、海外の選手が合流する期間を増やすなど、ホーバスの指導力よりも周囲の環境を変えなければいけません。「ホーバスであってホーバスではない」部分の変化こそが重要です。

またラマスに期待された「国際的人脈」についてホーバスは持ち合わせていません。ラマスのそれが役に立ったのかどうかすらわかりませんが、ロイブルが契約満了になったことも含めて、今後は日本人で補う事を目指す可能性が高く、そっちの方が不安がデカいです。

代表のHCがホーバスなのは良いですが、日本バスケ全体が進んでいくために、ガラパゴス化を進めるのはネガティブな要素しかありません。スカウティングチームなど、多様な人材を確保していくことはホーバスを成功させるためにも必要不可欠な要素に見えます。だから課題になりそうなのは「ホーバスであって、ホーバスではない」んだ。

◎試練は始まる

アジアカップで22年W杯の参加国が決まる女子の場合、全てが集中開催になっていく感じですが、男子の場合はレギュレーションがよくわからない形になっており、次回23年W杯のホスト国である日本も、普通に予選に参加します。出場権獲得は楽な条件になっていますが、予選はやるっていうね。

例によってホーム&アウェイの長丁場となり、まずは4チームによる1次リーグが開催され、上位3チーム残れば2次リーグとなっていきます。今回の1次リーグのスケジュールはこんな感じ。

2021年11月25日 vs中国
2021年11月28日 vs中国
2022年2月25日 vsチャイニーズタイペイ
2022年2月28日 vsオーストラリア
2022年6月30日 vsチャイニーズタイペイ
2022年7月3日 vsオーストラリア

9月30日に開幕するBリーグは、11月14日までに8節を消化します。そこから10日間の準備期間を経てウインドウ1の中国戦に挑みます。ホーバスにとっては殆ど準備期間がない中で予選がスタートすることに。

時期的にNBAプレイヤーはもちろん、大学組も呼べません。馬場はどうなるのか不明ですが、ほぼ国内組のみでの試合となります。それはウインドウ2も同じかな。

12月に再開したBリーグは2月6日に21節が終わり、今度は2週間程度の時間を持ってウインドウ2に入ります。オールスターなんかもあるのかな。途中に天皇杯もあるので、かなり試合数が多く、代表選手は好不調だけでなくケガ人も出るでしょう。ウインドウ1からの継続的なチーム構成になるかどうかすらわかりません。

ウインドウ3についてはBリーグだけでなく、NBAもシーズンが終わっており、前回同様に八村や渡邊を助っ人参戦することが可能です。揉めるでしょうけどね。冨永のような大学生も含めて、最も多くの選手を呼べる時期であり、翌年のW杯に向けた最も重要なウインドウになる可能性があります。

つまり、ウインドウ1から3まで、それぞれ準備期間は短くなるだけでなく、ロスターそのものが大きく揺れ動く可能性が高いわけです。ホーバスのメインの仕事は選手のチョイスになり、それぞれ短期間でまとめあげることが求められます。リオから指揮を執っていた女子と違い、引継ぎそのものから始まって、かなりハードな試練が待っているわけだ。

◎僕らはまだホーバスを知らない

環境もアプローチの仕方も全く違う男子と女子。得意分野も違うように見えるラマスとホーバス。「銀メダルを獲得したHC」なんていう言葉に踊ってはいけない。これから始まるホーバスの旅は全く違うものになります。

ホーバス自身はそんなことは百も承知のはず。本当は8月中に決めると言われていたラマスの収去が伸びたのは後任人事に相当揉めたからだと思われます。ある意味でホーバスも「引き受けてあげた」のかもしれません。引き受けるだけの理由がホーバスの中にもあったのでしょう。だからきっと

新HCホーバスは「僕らが知らないホーバス」であるはず

日本語が堪能な元NBAプレイヤーで、銀メダルを取ったHCという稀有な人材を潰してはいけないし、結果的に「あのまま女子のHCを続けてもらっていたら」なんていうオチをもたらしてもいけません。・・・絶対その方が良かったんだけどな・・・

ホーバスの事を知っている分だけ、ネガティブな要素も見えてきてしまうのですが、そんな予想を覆し、全く違うホーバスの姿を期待するのでした。「ドン・ドン・ドン・ドンチッチ」なんて姿は知らなかったしね。

ラマスからホーバスになるんだってさ” への5件のフィードバック

  1. ここ数年で、世界を「知る」コーチが続々と日本に集結しています。
    ラマスは2012五輪4位でした。これ以上の指揮官となると、かなり数が絞られます。何しろ、2012年はすでに時代遅れ、前大会の2016年ですらかなり昔のイメージを受けます。それは、前の記事で言及されていた通り、カリーとハーデンという2人のゲームチェンジャーの登場によって、16-17シーズンから急激にNBAの質が変わってしまったことに起因します。なので、ここ5年、世界で結果を出した指揮官、となると、、、

    私はWhynotさん信者なので、現在の潮流はトータルバスケット&判断力ゲームだと考えています。2021年東京五輪のベスト4のなかでも、スロベニア・オーストラリアは、別のチームでありながら、それぞれ世界の最先端でした。現在の世界との差は、直接スペイン・スロベニアに付けられた30点差であり、オーストラリアのチームマネジメント力ではないでしょうか。

    このあたりで考えていくと、実は国内にB1の滋賀:ルイスギル(現ESP代表AC)、
    B3の千葉レマニス(前AUS代表HC)と、2人も適任者がいたように思います。世界を「知る」コーチとなるともっと多いのでしょうが、それではラマスと変わりませんし。

    ただ、個人的にはこのタイミングで、「アンダーまでの一気通貫システム」を本当に構築するしかないと思っていたので、トップをホーバスにすることはそんなに否定的に考えていません。若手の登用も間違いなく進むでしょうし。やったぜ藤井祐眞!

    そして、男女フル代表のHCを両方するなんて、世界的にも異例の人事。パリ五輪の後は、この両方の経験を踏まえて、協会の育成部門のトップに就任、システムの構築に本格的に着手…なんて理想を描きました。協会との関係も間違いなく良好、そこまで込みの、生涯契約だったら完璧です。リスクを取ってまで男子を引き受ける理由を考えたときに、ここに思い至りました。ホーバスに課せられたタスクは、男女ともに通ずる「JAPAN WAY」の構築。もはや、ホーバスにしかできないのではないでしょうか。

    「運動量は戦術を駆逐する」whynotさんの言葉の中で、一番好きです。これぞJAPAN WAY。ホーバスは分かってるはず。藤井を使いたくなるはず。藤井とコーフリッピンでアジアを駆逐する日本が見たい。代表選考が楽しみです。4年ぶりにワクワクしてきました。

    ただ、問題は、このあとのスタッフ人事です。
    アシスタントは誰にするのか。ラマスの退任は発表されましたが、若いエルマンはどうするのでしょう。何より、トーステンを追いやったこと。これは絶対に許すことができない。ドイツに帰してしまうなんて、、、そして、男子アンダーのHCも決まっていません。あぁ伊藤拓磨、、、ホーバスは大賛成ですが、未知数な部分も多く、何よりまだまだやることは山積みです。

    1. ガードは特に選手選考に色が出そうな気がします。
      富樫ってそんなにいいかな?みたいな。
      どうしてもサイズの問題があり、オフェンシブな選手なので、HCが違う事を求めたら変わってくるんだろうなーと。
      町田もパサータイプですしね。

      いずれにしても時間がない中でウインドウ1があるので、そこが一番特色が出そうです。

  2. ドン・ドン・ドン・ドンチッチ?
    ルカ・ドンチッチと掛けているのですか?
    日本にそんなギャグが存在していてタマタマ掛かったのですか?

  3. 「Wリーグって6チームなんだけど、代表候補は29人もいた・・・」
    12チームの間違い? 今シーズンからは1チーム増えて13。

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