トレードはまだですが、オプションやクオリファイングオファーについての決断が出ています。
クリス・ポールは４０Ｍ以上あるオプションを取らずＦＡとして再契約を目指すとか。３年９０Ｍなんて話もあり、トータルバリューは上がりますが、そこそこの年収減です。サンズとは既に話がついているとみるのが自然ですが、４年１００Ｍを超えてきたら、なんだかいろんな問題が出てきそう。躍進のサンズを象徴するグレートな契約になるのか、未来への重荷になるのか。かなり難しい問題です。
重症だったというレナードもＦＡを選択です。これは意外な選択で、こちらもなんらかの契約が決まっていることになります。ルール的に１＋１年で契約すると次回は５年マックスが可能とか。どの程度クリッパーズに愛着を持っているのかわかりませんが、来シーズンの出場が難しいと思われる中で、一体どんな契約をするのか。
あるいはデュラントみたいに１年は出場できない前提で移籍するとか。クリッパーズ前提だけど、他のチームからの話も聞くそうです。クリス・ポールと一緒にニックスにいく！とか言い出したら面白いですが。
写真がなかったけど、モンクとザック・コリンズが完全ＦＡになりました。これはチームからすると来シーズンの戦力として重視しないって事なので基本は移籍です。「クオリファイングオファーより安い金額で再契約」という可能性は残ります。
ザック・コリンズといえば八村の同級生で、１年時はベンチ出場ながらＮＣＡＡトーナメントで活躍しワン＆ダンを決めたけど、ブレイザーズではスターターにもなりながらケガが多く、最後まで才能を示すことが出来ませんでした。一方で大学に残った八村が３年生で進んだドラフトで９位指名されており、随分とまぁ差がついたものです。差がついたなのかな？
スキルやフィジカルが足らず、何よりもエース経験をしないままでＮＢＡに進んでも、良い結果が待っているわけではないと、八村とザック・コリンズの比較が示している気がします。
モンクは今シーズンはベンチの得点源として機能しました。選手としての価値はコリンズが上ですが、明確な役割が出ているのはモンクです。コリンズはどんなチームでも使いやすい「タイプ」だけど、プレー精度や戦術力も含めて活躍できるかはわからん。
豊作だった１７年ドラフトも明暗がわかれており、オールスターも多く出ているけど、不必要な選手も多くなっています。「あの時、あの選手を指名していれば」がとても多い年なので、ホーネッツは「ドノバン・ミッチェルを指名していれば」だし、ブレイザーズは「アデバヨかジョン・コリンズを指名していれば」になっています。怖いよね。この３人を取ったチームの現状と比べるとさ。
またホーネッツはグラハムにはクオリファイングオファーを出しました。ＰＧについてはキープする予定です。ボーグナイトに押し出されたモンクかな。
そのドラフトの成功によって今があるジャズですが、よくわからない展開をし続けています。トレードデッドラインで２巡目指名権と引き換えにラプターズの２WAYプレイヤーを手に入れ、ほとんど使うことなくウェイブです。何がしたかったんだ？
ヒートはイグダラのオプションを破棄し、ドラギッチのオプションをとりました。イグダラはサラリーを考えるとほとんど活用していなかったので、自然な流れかな。これで完全ＦＡなのでどこにでもいけます。どこにでもいけます。どこにでもいけます。ウォリアーズが一番フィットするのは確実だよねぇ。
ドラギッチのオプションを取りましたが、これが「ラウリーとのサイン＆トレードのため」だとか。でも、それってラプターズがドラギッチにサラリーを払うって事でしょ。なんか、いまいち想像がつきません。ただアチュワもつけるみたいで、それだとラプターズにもメリットが出てきます。が、ヒートに何のメリットが？ルール難しい。
いずれにしてもヒートはＰＧ１枚確保です。それが一番大事だろうな。むしろビールとのトレードの方がありえそう。ヒーローと一緒に。
コーリーステインを残すんだ。モーゼス・ブラウンがトレードでやってくるらしいので、ビッグマンを安く揃える算段かな。ポルジンギスをどっちで起用するのかってのもあるしな。これで２人＋ポルジンギスで十分にも見えてきます。
クリポ残留、ラウリーMIA、ロンゾCHI?BOS?が優勢になってきて、NOPとDALが迷走しそうです。NOPはロンゾが制限付きなのでマッチorS&Tで傷口浅くて済みますが、DALは…。ラウリードミノで相対的に価値が上がりそうなのはケンバ(トレード→NOP?)、レジジャク、シュロ。シュロは棚ぼたで高給ゲットのチャンス到来ですかね？