2019ファイナル ゲーム6

ラスト・オラクル

いろいろあったゲーム5。ウォリアーズはルーニーをスターターにします。ファイナルになって毎試合スターターが変わるってのは非常に珍しい事象でしょう。ケガもあるけど、それだけではない。

変わらないラプターズですが、いつもと違ったのはラウリーの積極性。ドライブ、3P、3Pで8-0にするスタートです。決めすぎのラウリーは3本目の3Pもヒットして開始3分経たずに11点。ファイナルの平均得点は14点なのにさ。

では、ゲーム5を思い出しましょう。ウォリアーズはレナードをトンプソンに担当させ、イグダラがラウリーでした。途中ではドレイモンドがラウリーのマークになる場面も。

つまりヘルプ担当をラウリーのマークにしていたわけです。ゲームメイクするラウリーなので、そこを強気に抑えに行く意味がないという判断であり、ゲーム4までにレナードにもキックアウトにもやられた理由からきた選択でした。

対してゲーム6でアンサーしてきたラウリー。シアカムの3Pも決まって序盤の攻防を制しました。

一方のウォリアーズも似たような部分があって、イグダラが目立ちます。スプラッシュがマークされている中で、若干マークが緩いから強気に攻めさせており、そこにルーニーが頑張って大量ビハインドにはしません。

レナードの初得点は6分が過ぎてから。カリーは10分すぎてから。お互いにいろいろと対策があって、その対策を上回る攻め方をするからゲーム6にもなると、こうなるよね。ぶっ壊すレブロンはいないわけだし。

◉ゾーン

本日もまた異常に決めまくるエクストリームなクレイ。ヤバいぞ。どうなっているんだファイナル。ファイナルのような戦いになるとカリーよりも重要な気がしてくるのがクレイ・トンプソン。

本日もまた決め返したヴァンフリート。このPGの良さって、そういう部分じゃなかったじゃないか。どうしたんだいヴァンフリート。なおクレイが外したらヴァンフリートも外した。

タイムアウトあけにウォリアーズはゾーンにします。その狙いはカズンズ。ゲーム5でオフェンス面で力を発揮し、ディフェンスが苦しかった部分をゾーンで対応するわけです。

加えて真ん中にいるのがドレイモンドなので、ヘルプ力を存分に発揮させる狙い。重要なのはこれが1Qだということ。ゲームプランに確実に組み込んだ作戦です。一瞬ボーガットを起用し、そこからカズンズにスイッチだし。

これに対してインサイドへの侵入には苦しんでも、そこから展開しコーナーから3Pをしっかり打てているラプターズ。ただレナード、イバカ、ヴァンフリートと決まらなかっただけ。ラウリーは決める。

効いていたようにも見えるゾーンですが、実際にはそんなに。ただし、シューティング勝負な部分に持ち込むのだから、カズンズ勝負でスピードで破壊される狙いよりは、長く起用しやすいわけです。

結果的に成功し、カズンズがゴール下で奮闘したことで1点差まで縮めたウォリアーズ。本日もカズンズがキーになるのか。

14本も3Pを打った1Qのラプターズでした。ウォリアーズはゾーンに限らず、アウトサイドから打たれている守り方を続けるつもりなのか。

◉ビッグマンの憂鬱

今度はカズンズとルーニーを並べてくるウォリアーズ。それをトランジションの速度差でアドバンテージを得るラプターズなのですが、ゴール下を外しまくります。それを狙っているとは思えないのでラッキー。

しかもプレーメイクするのが空けられたルーニーで成功したりと、ウケるぜウォリアーズ。しかもこれが、良い選択肢をチョイスし続けるんだ。トンプソンのタフショットにファールした愚かなパウエル、パウエルのドライブをブロックしたルーニーで逆転したウォリアーズ。

それをシアカムとヴァンフリートの3Pで逆転したラプターズ。この守り方を続けるのか、3Pを決める続けることが出来るのか。

タイムアウトからメンバーを変更したウォリアーズがボールムーブとスピードを高めると、この試合ラプターズ唯一の問題が強く出始めます。それはまたもガソル。

まぁ走れないとかいろいろありますが、本日最大の問題はポストアップが決まらない事。それも相手がトンプソンだったり、ボールムーブから空いたレイアップだったり。全体でミスマッチのところをしっかりと使えるのだけど、そのミスマッチがあまりにも決まらない。

ピック&ロールでレナードにダブルチームにいったから空いたガソルがパスを貰ったら、すぐにキックアウトしようとしてカットされるとか愚かな。

それでもガソルのメリットであるゴール下ディフェンスの手厚さがあったわけですが、イバカ→ガソルになってからゴール下フリーになる選手が増えてしまいます。ルーニーにイグダラがダンク。これで再び逆転のウォリアーズ。

ガソルにスピードがないことはわかりやすいですが、ガソルにスイッチを促したときに「ガソルでは守れない」と周囲が判断してファイトオーバーするケースがあり、でもガソルはスイッチしてしまってアウトサイドに引き出されていきます。

トンプソンの3Pに対してガソルがファールするシーンなんかは「絶対にブロック出来ないのに、なぜファールしてしまうのか」という印象が強く残るのでした。ヤバいのでイバカと交代。

するとトンプソン相手にもついていくことは出来るイバカは、ちゃんとリバウンドにも参加。そしてドライブに合わせるゴール下を3連発。ファイナルになって、ガソルをエンドライン際に置くことが多くなったラプターズですが、やりたいのはこういうことだよね。

これでトランジションに対抗できるようになったラプターズ。ラウリーの見事な2For1ドライブが決まり、前半は60-57で再逆転した終わります。

打たれ過ぎの3Pと決まらないインサイドのガソル

ウォリアーズが仕掛けたディフェンス戦略は一定の成果と失敗を生み出しながら、カズンズを起用し、ルーニーとの併用すらも可能にしたことでオフェンス面で成果を生み出したような前半でした。

◉エクストリームをとめるもの

本日もダニーではなくヴァンフリート。徹底だね。何だろうね。やっぱりプレーメイカーが多い方が良いんだろうね。そしてカリーを止めることが出来るのかどうか。

そのヴァンフリートはオフェンスでの積極性が目立ちます。出来るだけカリーを虐めたいのか。確かにディフェンスよりもオフェンスでスタミナを削ることを狙っていくほうが簡単といえば簡単。

またレナードを上手く止め、キックアウトもさせていないウォリアーズなので、そのほかの選手からプレーを組み立てたい要望もあります。トンプソンが攻守に効いているゲーム6。

そして再びゾーンにしたウォリアーズ。カリーを個人で狙われるなら3P打たれた方がマシかな。決まらなかったヴァンフリートとラウリーに対して、3Pを決めたカリー。

ディフェンスの負担を減らしてオフェンス勝負

カズンズのためかと思ったけど、後半になってカリーのためになったようなゾーン。それはさすがにゲームプランではないと思う。

そんな中でラウリーが4つ目のファールでベンチに下がります。これでダニーが戻り、メンツが違うのでマンツーで良くなったウォリアーズ。ダニーにカリーでオフボールを追いかければ良くなります。つまりやっぱりヴァンフリートを嫌がっていたってことね。

ディフェンスの問題が減ったウォリアーズは、未だに続くエクストリームなクレイの3Pから逆転に成功します。

苦しくなったラプターズですが、ボールを貰えないレナード以外で粘り強くプレーを繋ぐと、クレイが一瞬目を離した隙にゴール下に飛び込んだレナードが&ワン。

それでも続くエクストリーム・クレイ。追い込まれそうなラプターズ。レナードも4つ目のファール。戻ってきたラウリーのドライブはインサイドでファールっぽく潰されますがノーコール。

そこからのカウンター。クレイがダンクにいったところをダニーがブロックに行きます。

このブロックはファールだけど、悪質ってことはありませんでした。問題だったのは左足1つで着地したクレイの状態。忘れてはいけないケガ人だったクレイ。

エクストリームな活躍にレナードを個人で止めるディフェンス

またも負荷がかかりすぎたクレイも限界だったのか。立ち上がることが出来ずロッカーに戻ります。が、何故か、戻ってきたクレイ。それはマズいんじゃないの。

レフリーが交代を認めなかったのか、フリースローだけ打つとカズンズがファールで止めてロッカーに戻るクレイ。「フリースローシューターを交代すると試合に戻れない」みたいなルールがあるのかな?

意外とトンプソンは軽く走ってロッカーに戻ったので大丈夫そうです。

◉リードをもって終盤へ

このプレーの前後から両チームに疲労の色が見え始めました。それはプレーの正確性を欠き始めた事。フリースローミスも目立ちます。

フリースローは決まらないけど3Pは決まるイグダラがトンプソンみたいなタフ3Pを決めてウォリアーズがリードした3Q。

しかし2For1のために3Pをトップから打ったドレイモンドが戻るのが遅れたことでラウリーのワンマン速攻になって2点差に。最後にタップを決めたレナードだったけど、これはコンマ何秒でノーカウント。ギリギリだったよウォリアーズ。

カリーが休む4Q序盤にラプターズとしてはリードを奪いたいところですが、懐かしのカズンズ&ジェレブココンビでオフェンスを頑張りに行くウォリアーズにして、ドレイモンドもいてインサイドを強化します。

わずか2分足らずでしたが、ラプターズがシュートを外したことでカリーが戻るまで耐え抜きました。まぁ戻った途端にカリー関係なくヴァンフリートに3Pで同点にされましたが。

レナードも戻ってきて長いけど、残り9分の勝負です。トンプソンが通路で松葉づえだった・・・。

◉託されたわき役

残り7分。またもヴァンフリートがタフな3Pを決めます。お前はどこのトンプソンだ。しかし、ドレイモンドのテンディングっぽいプットバックとリビングストンの速攻で先にリードしたのはウォリアーズ。粘るね。

本日はレナードを止めていたトンプソンがいないものの、イグダラが奮闘するし、シュートを落としてくれるレナード。なんだけど、ヴァンフリートで何とかつなぐラプターズ。

両チームともにわき役が重要な時間が続きます。カリーはそこそこ決めているし、ダブルチームからパスを捌けているけどレナードは全く。ここにきて全く。

残り3分40秒。決めたのはまたもヴァンフリート。どうする?MVPはヴァンフリートにする?

逆転されたウォリアーズは再びカズンズが登場。勝っているなら使わないだろうけど、負けているならオフェンスを頼りにしたいわけだ。納得いくわけですが、関係なく起用されているクック。

ヴァンフリートvsカズンズにして3Pを打つも決まらなかったのを、マークが小さくなっていたイバカが押し込みます。それをカズンズはオフェンスリバウンドで3人に囲まれながら取り返す。これはルーニーには出来ない仕事。

リードを得たラプターズは時間を使いながらのオフェンスでラウリーがタフなミドルを決めますが、ウォリアーズも空けられたドレイモンドが3Pを返し、最後までわからない勝負に。

ドレイモンドはレナードがもつとハーフラインくらいでもダブルチームを仕掛け、それをパスした瞬間にゴール下に戻るスーパーディフェンス。あまり意味はないけど、「あまり」ってことは少しは意味があるわけで、この「少し」で違いをもたらそうとしています。

◉慎重にクラッチ

お互いにフリースローミスも続き、残りは1分20秒でラプターズが3点リード。レナードが3Pをミスし、カズンズがドライブレイアップを決めて残り40秒1点差に。

ここにきて働くカズンズってのは予想外すぎます。てことは何が問題かっていうと、ラプターズがオフェンスに失敗している事。レナードが決めてくれないと、カズンズのデメリットを活かせず、ウォリアーズが一方的に得していることに。

タイムアウトからのディフェンスでベンチに下がったカズンズ。終盤はこれもあるしね。

ラプターズのラストオフェンスは、ラウリーとシアカムのピック&ロール。レナードはボールにも触らず。でも決めきったシアカムで3点差。ここでその選択は強い。

ウォリアーズは3Pではなく、ドライブ選択でカリーがファールを貰います。3Pだと思っているレナードとシアカムの間を抜けたカリー。まさか外さないだろうフリースローで1点差。

残り18.5秒で最後のタイムアウトのラプターズ。時間があるからファールゲーム→オフェンスの時間は十分にあります。ここまでミスの多いフリースローだけに。

ボールを貰ったのはレナード。ファールに来ないウォリアーズはダブルチームを仕掛け、冷静にダニーへパス。ここでドレイモンドに煽られたダニー。ドリブルもあるのにさ。で、何人かはそこまでプレッシャーかけられておらず、シアカムとヴァンフリートがもらいにくるけど、ミスパスのダニー。

優勝経験とか、関係なかったね。

残り9.6秒でマイボールにしたウォリアーズ。2点でも3点でもフリースローでも良い。

狙ったのはカリーの3P。はいっ?

これが決まらず。またもゴール下を1人で奮闘したカズンズだけど、奪い切れずにルーズボールに。

飛び込んだのはレナード。それをクックとドレイモンド、イグダラが絡んで、ドレイモンドが何とか抑えたように見えるも、タイムアウトコールがテクニカルに。残っていなかったからなのかな。よくわからん。

残りは0.9秒。まずはフリースロー1本だけど、決めても外しても関係ないね。レナードが決めます。

時間がないので、なんなら相手にパスしても良いくらい。ていうか、相手にパスしたほうがファールゲームもないしね。

貰ったのはゴール下でイグダラにマークされていたレナード。ゲームクロック前にファールされ、ゲームクロック後にシュートが決まった。ノーカウント。

レナードのフリースロー2本。さっきのテクニカルを決めていたから2本決めれば4点差。意味があったのね。これをしっかり決めたレナードでした。

◉デマー・デローザンの呟き

「おめでとうラウリー」

「おめでとうトロント」

「・・・」

というわけで、ラプターズの初優勝にして1年前のギャンブルを実らせたマサイ・ウジリ。強かったチームが優勝できないどころか、ファイナルにも行けない中で選んだ大きな改革が優勝という最高の結果に繋がりました。

とはいえ、味気ないファイナルであり、ウォリアーズ側の奮闘が目立ったファイナルでもありました。5年連続でファイナルに進んだウォリアーズですが

2015 キャブスはケガ人だらけ
2016 ボーガット離脱(ドレイモンドはバカ)
2017 レナードが大ケガでプレーオフ16勝1敗
2018 (クリス・ポールはロケッツの問題)
2019 デュラント、トンプソン、ルーニー・・・

ということでプレーオフの戦いは健康との闘いであることを強く示した5年間でもありました。健康ならば史上最高のチームとして、史上最高の結果を残していた可能性もあるウォリアーズですが、健康じゃなければそうもいかないのでした。

そして、レナードに健康を保たせたラプターズ。NBAの戦いはスーパースターの戦いだけではなく、優秀な3&Dが加わるだけでなく、HCの戦術だけでなく、組織としてチームが強くあることが重要であることを示しているのでした。

ということで、とりあえずゲームレポートは終了。ファイナルについて何を書くのかは、この後考えましょう。

2019ファイナル ゲーム6” への34件のフィードバック

  1. 健康が最強という結論はここ数年のプレーオフで実感しましたし馬鹿にできないですね。

  2. 今シーズンもお疲れさまでした。
    楽しく読ませていただいてました。
    オフの記事も楽しみにしています。

  3. この5年ルールの穴をついて反則まがいのチームを作ってたくせに、とたんに被害者ヅラして溢れかえるGSファンさんたちの痛々しいこと…
    けが人の出場を強行したクソ球団という批判をそらすためにトロントの観客やダニーのブロックに難癖
    トロントの客は最初フロップと勘違いしただけだしクレイもただの着地ミスによる自爆
    まあ来年からまともなNBAが見れそうで爽やかな気分ですわ
    よくやったトロント

      1. ファイナルでサスペンションもらってなかったでしたっけ?
        フレグラントファウルの累積とかで。
        確か王手をかけたタイミングで1試合出場停止になってしまい、そのまま負けた記憶があります。

        1. 2016年ドレイは(も?)テクニカル三昧で、累積があと1つ、というところでOKCとの第5戦でアダムスへの金的が炸裂したものの、これはスルー。しかし、キャブスとの第4戦でレブロンがドレイをまたぎ、それで急に立ち上がったドレイの手がレブロンの股間に当たり、こちらはテクニカル。(しかも試合終了後、翌日の判定)結果、第5戦で負け&ボーガット負傷、その後に逆転で優勝を逃すという、なんとも言えない結果でした。OKCのときに吹かれていたら、GSWのファイナル勝ち上がりもなかっし、CAVSのときに吹かれていなければ、GSWの優勝だったとも思います。

          あの結果として、KDの移籍が起こり、そして今年の結果もあると考えると、NBAの運命を左右する判定だったとつくづく思います。

    1. 承認制を取っているのであればこんな不愉快なコメントは公開するべきではないと思います。

    2. ルールの穴というのは言いようですね。逆に言えば、ルールを守っているわけですし、選手とチームの決断ではあります。
      そこにgsw側の責任はありませんし、問題はNBAの運営でしょう。
      ただただ、選手の怪我は残念ですし来年もいいプレイを見せてほしかったです。
      ラプターズおめでとう、来年も素晴らしいプレイオフ見させてください。

  4. 「元気な方が強い」
    finalを終えて遂にこの言葉で集約されました。
    GSWは2015CLEのような悲惨な野戦病院。プレイタイム管理って想像以上に難しそうです。
    4戦先勝のうち数試合を落とすリスクが多少あってもロールプレイヤーを駆使して30分台かそこらでとどめ続けるか、40分超えても目の前の1試合を取りに行くか。
    GSWに関しては運が悪かったとしか思えないけど。クレイもルーニーも着地失敗によるものでしたし。ただKDの怪我に関してはほぼ100%チームスタッフの責任でしょう。
    オフのブログも楽しみにしてます。

  5. おめでとうラプターズ。
    クレイはずっとクレイジー(激寒)なシューティングでしたが、最悪の結末が待ってましたね…
    あと、自分も終盤のオフェンスでのカワイの空気っぷりが気になっていたのですが、意外とカワイも限界に近かったのかななんて思ったりしました。
    管理人さんもお疲れ様でした。

  6. クレイ・トンプソンはtorn ACLのようです。GSWにとっては色々と最悪の結末になってしまいました

    ACLといえばDローズですが、怪我をしながらでも今シーズンは輝いたしルーウィルも圧倒的なパフォーマンスを見せました。治療とリハビリ頑張って完全復帰して欲しい

    1. カリーは素晴らしい選手ですが、やはり身長がないのでダブルチームに来られるとしんどいですね。
      上からパスも通せないのでTOになりやすいし。
      そういう時に真価を発揮するKDなので、KDが居たらという場面が何度もありました
      とはいえラプターズおめでとう!

  7. サンダーがいつの日かまたファイナルへいくことを夢見るにわかです。

    ファイナル、確かに怪我とかだけ見ると味気なかったけど、接戦に次ぐ接戦で面白かったと思います
    ただ、トンプソンが心配です…。トンプソンだけじゃないけども。ルーニーもそうだし。デュラントが怪我した時は怒り狂いましたが、今はウォリアーズの選手にはゆっくり休んでほしいです。

    ゲームの方は結局このシリーズ、イバカとバンブリートだったかなって印象です。特にイバカ。

  8. 来シーズンはウエストの勢力図が大きく変わりそうですね。GSWのKDはPOを行使ぜず残留でしょうが、出場は無理。トンプソンも仮に再契約しても前十字靭帯断裂ではほとんどプレーできないでしょう。カズンズも出るでしょうし、リビングストンは引退?GSW王国も終焉です。対抗するHOUもハーデン以外はトレード要員なので、どうなるか分からない。PORもサラリーキャップの関係でFA選手どれぐらい残せるのか不明だし、OKCやUTAも大きな補強はなさそうなので良くて現状維持?DENだけが今年の戦力を維持出来そうなので、レギュラーシーズンはDENかな?後は元気なFA選手をどこが補強して、ADがどこにトレードされるかによるのでしょうね。

  9. 2019が終わってしまいましたね…。

    フリースロー打つ選手(クレイ)が打てずに交代してしまうと元々ファールを受けた選出(エクストリームクレイ)はその試合に戻ってこれない制約なありますね。だから戻ってきたんだと。
    ここ数試合の活躍を見ると僕もヴァンフリートがMVPでもおかしくないですね!
    ここ最近になってブログ見出しましたがとても楽しく拝見させて頂きました!忙しい中お疲れ様でした!ありがとうございます。

  10. このブログ大好きだったけど、こんなにコメントで胸糞悪くなるとは、どこのファンってわけでもないニワカだけど、怪我人に対して自爆だの爽やかな気分になるだの色々ひどいですね

  11. この5年はGSWが強すぎたのでつまらなかったというのは本当ですし。
    実際にダニーグリーンのブロックに難癖つけてるファンが居たのも事実ですし、ラプターズのファンのマナーの悪さも事実です。
    あと貴方が不愉快だからと言ってみんながそうではないと思うし、コメントを承認するかしないかは管理人さんが判断することで貴方が意見するべきではないと思います。

  12. 自分は3年前からずっとロケッツを応援していました。
    何年も苦渋を舐めさせられてきたGSWが負けたときは良い気がすると思っていたんですが、ボロボロになりながらも立ち向かっていく姿には感動すら覚えました。
    実際は怪我人が出ているのでまあいろいろと問題はあるわけですが、見ていて心が動かされてしまいました。
    予想以上の奮闘で、本当にいいゲームでした。

    今シーズンもお疲れ様でした。とても楽しませてもらいました!
    いまちょっとバタバタしていますが、落ち着いたら今年もまたギフトをお送りできればと思います〜!

  13. デュラントも、クレイも、ルーニーも、来シーズンは半分以上休むことになりそう。ヴァンフリートとかイバカとか良いプレイもいっぱいあったんですけど、あんまり触れる気にはなれず。あのプレイも本来ならダニグリがあの位置からよく追いついたって褒めるべきなんですよね、クレイが怪我さえしなければ。

  14. 健康が大事。目の前の勝利だけでなく、来シーズンまでも危うくしてしまったデュラントとトンプソンの怪我は心配が尽きません。結果論ですが、負けるなら無理して欲しくなかった…
    このままこんな形で残留するよりも健康で他チームで活躍してもらえた方が何倍も嬉しいです。何も決まってませんけど。

    それにしても、ラプターズは良いチームでした!
    バランスが大崩れすることなく的確に守り、攻めていたと思います。

    ウォリアーズは手負いの中よく2つとってくれたと思います。ウォリアーズファンとして結果は喜ばしいものではないし怪我人も出ましたが、個人的には最近のファイナルの中で1番楽しめました。

  15. トロント優勝おめでとう!
    ただ大ケガが2人(ルーニーも含めたら3人)も出てしまったのは残念…
    レナードの成功でケガのリスク管理ももっと意識が高まればいいですね

    オフシーズンに入りますがレナード残留してくれたらいいなと思います。
    後はADの行方とGSWがどうするのか、キャップスペース開けてるチームはどうするのか気になりますね

  16. ラプターズおめでとう!!という気持ちはあるんですけど、SASファンの自分からするとレナードが出てって1年目に優勝、というのはなかなか複雑です。安直ですが、残っていれば今年とは言わず数年間に1回ぐらい優勝できたのでは…と思ってしまいます。
    GSWは好きではありませんでしたが、もしかしたら歴代最高チームをリアルタイムで観れたことには感謝してます。

  17. 今シーズンも色々ありましたが、とりあえずシーズンお疲れ様でした。

    Offシーズン記事も楽しみにしてます。お忙しいようなので管理人さんのプレータイム管理しないとですね(冗談です)

    KDやルーニーのコメントを聞いて僕はもう何も言うことはないです。本人が『プレーする』と決めたならね。

    止める止めないはもうどーでもいい。未来も大切ですが、目の前で困ってる家族(チームメイト)を助けたいと思ってやっただけ。勝手な想像ですが。

    いいんです勝手な想像で。だってほんとの事なんて分かんないし。

    クレイもACLですか…ケアスタッフ大事。ホークスめ…

    にしてもカズンズ&ゾーンディフェンスかぁー。Finalの逆王手された状態でまーなんてシンプルな考え方を(笑) 草バスケで素人やお年寄りや男女混合でやったりする僕達と同じよーな考え方なのが面白かった。

    オフェンスはカズンズらしさ出てましたね。やっぱウォリアーズのコーチ陣は面白いな。

    curryちゃん相手にbox1もあったしラプターズ側も面白かったな。

    なんだかんだで面白かったみたいです(笑)

    トロントはおめでとう。

    デローザンの呟きはうけました。(笑っちゃだめなんだろーけど、だ
    からこそ面白かった)

    NBAとここのブログがあってよかった。来シーズンも沢山、『面白かった』と思えたらいいなー

  18. と、怒られそうですがS・カーには答えがなかったんじゃないかと。勤続疲労なのか1つずつ年を取る衰えなのかRS中にも走り負けて下位チームにコロッと負けたりしたのでアップテンポの「らしい」ゲーム展開は捨ててKDに持たせるチームに変化していたのだと思います。ショウタイムバスケに対抗したブルズ以来ディフェンスの強度が上がった現代NBAでアップテンポを続けるのはかなりのリスクなのは間違いありません。面白くないと言われようがスタイルチェンジを模索したところKDの酷使で怪我をして元に戻したらクレイまで大怪我と来年の編成にまで響く大失態じゃないでしょうか。怪我をさせたのは勝利の魔物にとりつかれたてコアメンバーの酷使を選択したS・カーです。

    ダントーニの呟き
    「そういやサンズ時代にGMの若造がディフェンス、ディフェンスうるさかったよな。勝つのとプレイヤーの健康とどっちが大事なんだ、コアメンバーのプレイタイムは俺よりなげーじゃねーかカーさんよー。」

  19. 怪我した後、クレイはフリースロー2本決めた時にすぐ交代できると思ってたんですが、NBAルール的にNGなんでしょうかね。
    あの後のシアカムのフリースロー2本は痛かった。

  20. 思えば元MVPローズの一夜限りの復活に始まり
    ヤニスMILのシーズン1位とAD騒動
    レブロンのプレーオフ出場が12年連続で途切れて
    カナダ初の優勝とGSW王朝の終わりと
    NBAの新時代を象徴させるような充実したシーズンでしたね

  21. 西も含めたGSW包囲網を、レギュラーシーズンから頑張って各チームが削った
    結果のTOR優勝な感じがしますね

    結果論とかじゃなくて、レナードの3Pはセレクション悪すぎると思うんだが…
    あと4Qのバンブリードのマッチアップがカズンズなのも謎だし…
    最後のダニーグリーンのスローインはガソルにさせたほうがよかったよね?
    でかい方が上からのパスで楽だよね…
    目まぐるしくシリーズの展開とはいえ両HCの采配怪しいような

  22. ジョーダンブルズ初優勝の時も相手のレイカーズはウォージーとスコットのスターター二人がスーツでベンチ。最後の優勝の時もピッペンがロッカーに出たり入ったり。
    昔もこういうのはファイナルではよくありました。
    しかし昨今プレーヤーのポジションレス化が進み小さい選手が大きい選手を大きい選手が小さい選手を守らなくてはいけなくなりました。その負担は相当なものだと思います。
    特に大きな選手の横の動きは非常に膝への負担が大きいと思います。
    選手の深刻な怪我を防止するには試合数の削減やPTの管理がより大事になるでしょうね。

  23. 主力プレイヤーの酷使には皆さんそれぞれにコメントされていて実際に複合的な要因があるのでしょうが、フロントもコーチ陣も、選手も、それだけ三連覇という偉業への執心が強かったのではないかとも思います。
    変化し進化していくNBA、ルール上強いチームと弱いチームが入れ替わっていくはずのNBAの中で、並大抵のものではないはずです。
    選手にとっては自分達の選手生命の中で、コーチその他の関係者にとっても、二度と来ないかもしれないチャンスだと感じても不思議じゃありません。
    僕は高校時代は陸上をしていましたが、最後の県大会で怪我を押して個人種目やリレーに臨む各校のライバル・エースが何人かいました。
    自分がその立場でもそうしたでしょうし、アスリートにとって「それでも賭けるべき勝負」というのは存在すると思うので、ただスティーブ・カーやGSWの組織を批判する気にはなれません。

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