デュラント復帰するってよ。
ムリだとのレポートのあったデュラントですが、ゲーム5に戻ってきました。これでスーパースターが揃ったと言えるかはデュラントの状態次第ですが、不足していたウイングポジションに使える選手が増えたことになります。
それはこのシリーズではとても大切な要素。大活躍してくれればいう事はないですが、そうでなくてもリムプロテクターとして機能してくれれば十分かな。レナードを止める役割をドレイモンドに託しやすくなります。
とりあえず初見での注目点はそこ。イグダラがレナード担当になっていることでローテが危うくなっているウォリアーズは、レナードを強く止めに行くと周囲にやられ、周囲を止めに行くとレナードにやられました。
スタートはカズンズではなくデュラント。それはそれでカズンズの立場ないよね。デスラインナップからはじまるけど、ガソルにドレイモンドをラプターズが利用できる気もしない。
◉ウォリアーズのディフェンス
ファーストプレーはこれでシアカムがトラベリングでした。
ゲーム1でオーバーヘルプだったドレイモンドがガソルに張り付き気味であり、イグダラはいるけどヘルプが弱いことがわかります。シアカムはデュラントに一任しているわけです。
次はこれ。本日のレナード担当はまずはトンプソン。
ここからイグダラが手を伸ばしてスティールなのですが、概ねゲーム4の感想に近い守り方です。いろいろとやられたウォリアーズなので思い切って「レナードをトンプソンに任せましょう」パターンになっており、他の4人は自分のマッチアップに集中です。
ただし、イグダラのローテディフェンスは神がかっているので、ここでは手を伸ばして間に合いました。仮にラウリーにパスが出てもイグダラはマークにいけるはずです。
この2つでウォリアーズの基本戦略が「自分のマッチアップを優先して守る」ってことがわかります。これにレナードに対してどこまで守れるかが勝負です。基本のキ!
レナードがドライブを仕掛けます。ヘルプに行くのがイグダラのみで、マーク優先の形がわかります。ドレイモンドは中途半端。
このシーンではカリーがやらかしてダニーにコーナー3Pを打たれます。トンプソンは大いに怒ったので「自分にまかせろよ」なのか「なんでダニーが空いているんだ」という怒りでした。カリーさんのディフェンスが悪い。
ところで、このシーンはゲーム4でも似たような場面がありました。エンドラインでペイント周辺にポジショニングしながら、逆サイドからのドライブに対して3Pラインまで下がるやつ。レナードが決めた3Pでした。
つまり、ラプターズは「ウォリアーズのヘルプディフェンス」を察して、狙って動いている可能性が高いです。再現性のあるプレーにして違う選手で実行されたのだから、狙いなのだろうと。
◉デュラントの存在意義
この間にウォリアーズは5本の3P全てを決めました。うち2本がデュラント。非常に素晴らしいオフェンスになっていて、見事なパッシングとオフボールムーブでした。
蚊帳の外にいたのもデュラント。殆ど動きません。実は上の写真もディフェンスでオフボールのデュラントが殆ど動いてないことがわかります。多分、足は痛いのだと思います。動かないデュラント。動けないデュラント。
そんなデュラントですが、スーパープレーもたまにみせます。なんと、ここからシアカムをブロックします。完全に背後をとられているし、体もレナードを向いているのに
しかもリバースにいったシアカムが踏み切っている時にデュラントはまだ足が地についています。本当にブロックだったかは微妙ですが、ここから届くってのは変態です。
6分ちょっとで交代したデュラントですが、明確な戦力として機能しました。おそらく50%くらいのプレーだけど、それでも他の選手には出来ないプレーでした。そしてベンチではテープでぐるぐる巻きにしています。
ラプターズはあっさり逆転します。7分経過時点で21-19とお見事でしたし、デュラントいなくなったら・・・な状態でした。
しかし、驚くべきことに1Q残り3分でデュラントが戻ってきます。スティーブ・カーは一体何を考えているのか。6分で交代させないといけない選手であり、明らかに動いていない選手をそんなに起用しないといけないのか。
画面右端でレナードとマッチアップのデュラント。ここから引きはがしてミドルに行きます。
デュラントのスクリナー役にルーニーがいますが、そのマッチアップであるイバカはオフボールで飛び込んでくるカリーを意識しないといけない状況です。デュラントが一瞬レナードを振り切ったことで、空くことになります。
パーフェクトなプレーです。序盤からウォリアーズは動けないデュラントがはいったことで逆にパスが回り、オフボールでの動きが活発化しました。そんな中で、この試合初めてデュラントが動きながらのプレーを展開しました。
ところが、これがまさかのエアボール。「レナードのプレッシャーが」と言いたくなるラプターズファンもいるかもしれませんが、完全に振り切っているデュラントなのでそんなことはないでしょう。
どう考えても足の具合が良くないから、踏切が不安定だったのだとしか考えられません。そしてこのプレーの直後にスティールしたデュラントなのですが、明らかに足を引きずりながらのプレーでした。足が間に合わないから手を出したらスティールした。
1Qは動けないデュラントの3本の3Pを含む11点、2リバウンド、1ブロックの活躍でウォリアーズが34-28とリードしました。いかん、デュラントおかしすぎる。こんなに動けていないのに。
◉ふざけんな
2Qになってもコートに残っているデュラントとベンチに残っているカズンズ。ボーガットは出ているのに。トンプソンの連続得点でリードが9点に広がります。
概ねウォリアーズのディフェンスを攻略できていないラプターズですが、それもゲーム4と同じ現象が起きていて、攻略できないときはファールドローで誤魔化しができています。
1Qだけで8つのファールを貰い、11本のフリースロー。そして自分たちはハードなディフェンスでペースを奪い返そうとします。
そこで発生したのがボールをデュラント任せにしたウォリアーズ。シアカムとイバカのプレッシャーの中でドライブを選択したデュラントは結局ケガを再発させます。
本当に頭がおかしいスティーブ・カー。ケガ明けの選手で、どうみてもケガの影響があり、明らかに足を引きずっていて、プレーもおかしくて動けていない。そんな選手をコートに残し、そしてボールを預けさせる。
ドレイモンドかイグダラのどちらかがコートにいればコントロールしただろうに。いや、クックとリビングストンはコートにいるじゃないか。
デュラントのケガは深刻だったし、復帰するべきじゃなかった。それでもチームの勝利のために無理をしてでも戻ってきた。そのパフォーマンスは圧巻だったし、どうみてもおかしいのにコートに残され続けた。
マジでふざけんなスティーブ・カー。
◉ カズンズが必要
デュラントがいなくなるとカズンズが登場します。つまりデュラントに頼ろうとして、頼れないなら自分で打開も出来るカズンズが必要なわけだ。
ちょっと復習しましょう。なんでカズンズがダメだったのか。ゲーム2では頑張ったことでチームは勝利したのにゲーム3からは苦しくなった。理由はガソルが頑張れたから。ゲーム3の終盤からゲーム4でイバカが大活躍したのは、カズンズがいなくてガソルの出番を減らしてイバカだったよね。
ガソルが残っていて、それもカズンズを虐められないのでウォリアーズはやり過ごすことに成功します。結構サボっているというかデュスェンス面では追いついていないカズンズですが、ラプターズはシュートを落とし続けました。
〇2Qのカズンズ
6分 9点 FG4/5 5リバウンド
数字の上では大活躍なのですが、結構な穴だったよね。ガソルに3Pを決められるとすぐにベンチに引っ込みましたが、穴なんだけどギリギリで耐えたし、それ以上のメリットを生み出してくれたことはウォリアーズを助けました。ラプターズとしたらガソルがもっと早く決めていれば。
その代わりに更にスペースが増えたレナードが躍動し始めます。デュラントがいないからっていうか、試合開始から全体的にヘルプに行かないからです。
〇前半のラプターズ
3P 2/12
それは明確な効果として出てきました。レナードに集中しない代わりに周囲をしっかりとマークして決められなかった3P。なお決めたのはガソルであり、それはカズンズのマークが・・・ってやつでした。
レナードは5つのアシストがありましたが、FG4/12とウォリアーズは「打たれたけど止めた」ような状態になったような、ならなかったような。
その分、とにかくファールドローされます。ルールがさ。そういうルールなんだからさ。個と個の戦いでは、どこかでありがちなやつにして、カリーが得意なやつだからウォリアーズは文句は言えない。
これでラプターズは残り1分で1点差まで追いつくのですが、ラプターズもまたレフリーのファールコールに苦しめられ、次第にカリーについていけなくなりました。
〇前半のファール
ウォリアーズ 15
ラプターズ 13
15のファールで22本もフリースローを打ったラプターズ。それがなければリードを広げられた気もするけど、ファールコールがなければレナードがもっと決めていたかも。
なお、ドレイモンドはプレーオフで6つ目のテクニカルをコールされます。あと1つでサスペンドです。リメンバー2016。
〇前半のカリー
23点 FG7/11
危なかったウォリアーズを救ったのはカリー。なのですが、3ターンオーバーという数字以上にミスが多く集中力に欠けていました。シュートは決まるけど。
再びのデュラントのケガに顔色は変わるのかどうか。
とにかく印象の悪い前半で、気分が悪くなりました。
◉ 何故なんでしょうか。
後半のスターターはルーニー。どうやら一番焦っているのはスティーブ・カーの様子。未だに痛そうなルーニーであり、ベンチどうするんだ。
またもトンプソンの3Pでスタートでリードを二桁にしたウォリアーズに対して、ラプターズはシアカムのコーナー3Pを選択させられます。させられるっていうか選択しているんだけどさ。
カリーとイグダラが3Pで続き、それをヴァンフリートが入れ替えし。
なんとなく書くことに乏しく、そして画面を切り取る気もあまりしなくなります。注目点が難しいってやつです。ただただルーニーが画面に映る度に苦しそうな顔をしている。もう人相が違うってくらいに。
そういえばゲーム4に限らずですが、ハーフタイムを挟んでの修正ってのがありますが、この試合が何だったのか、7分経過した時点では思い浮かびません。ヴァンフリートが積極的に打っているだけ。
レナードはむしろリバウンド要員みたいになっていて、そんなにボールを集められるわけでもなく。かといってウォリアーズにも有効な手段があるわけでもなく、スプラッシュブラザーズの個人技に頼っています。
10点差ぐらいで推移していたのがカズンズとリビングストンの登場で縮まり始めます。シュートの成功率が低いから、ハーフコートオフェンスにならない。
そして苦しくなるとカズンズ狙いでドライブするラウリー。ただカズンズはまたもオフェンスで取り返します。全般的にオフェンスの方が苦しかったので助かったウォリアーズ。
〇3Qのファール
ウォリアーズ 4
ラプターズ 3
うーん、両チームともに「ファールするな」が作戦だったのかな。レフリーがコールしなかっただけにも見えたけど。
〇FG
ウォリアーズ 41%
ラプターズ 36%
ただファールコールがないわりにシュートは決まりませんでした。どうもよくわかりません。だから何となく過ぎてしまった3Q。お互いに22点に留まりました。何故なんでしょうか。
ひとつくらい拾っておきましょう。レナードのアイソ気味のシーン
ドレイモンドの位置を観てシアカムは逆サイドに留まります。ダニーはまたもエンドライン際で隠れる位置に移動します。
そしてドレイモンドはカズンズに何かを言っています。このアクションだと、ちょっとよくわかんないです。
レナードは広いサイドのドライブをチョイスしますが、そこにはドレイモンドがいます。面白いことに、ここでカリーとリビングストンがマッチアップをチェンジします。この瞬間ダニーが完全に空いているのですが・・・
手前サイドのコーナーが空いているからとダニーが走ってきます。ドフリーです。
ところがレナードは誰もいない逆サイドのコーナーにキックアウトをしてしまいます。何故でしょうか。何故だろうね。
そんなにパスが上手くないというか、視野の広さは足りないレナードでした。誰もがそんなに完ぺきではないし、ゲームメイクするPGがいてこそ光るレナード。さようならトニー・パーカー。
◉だめだ。わからん。
4Q開始でレナードがベンチのラプターズに対して、カズンズとジョーダン・ベルを同時起用のウォリアーズ。わからん。そして割と広めのインサイドでイバカが連続得点で3点差に。
クックが取り返すも、ベルを相手にしたラウリーが3P。うにゅにゅにゅにゅ。
カズンズはベンチへ。レナードも登場したときのシーン。ラウリーにはドレイモンド。試合開始当初がイグダラでしたが「ローテ役はラウリーとのマッチアップ」が作戦であることがわかります。理由はわかりません。他の選手よりもマシってことかな。あとはサイズ差。
イバカのピックです。ジョーダン・ベルは一体何をしたいのでしょうか。守り方が間違っているとしか思えません。
ただスクリーンも甘かったし、レナードの2段構えだったので、そのままサイドに抜けてきたラウリーがトンプソン相手になります。ウォリアーズからするとスイッチ上等!なコンビです。
ところがこんなことになります。レナードのプルアウェイでフリーになっています。ここではラウリーが抜けたのでパスは出てきませんでしたが。
結論がこれです。終始何を守っているのか不明だったベルが、最終的にマークのイバカを完全に見失ってしましました。なにも守っていなかったベルと混乱を生み出したラウリー。
こんなこともあったものでして、徐々にリードを失っていくウォリアーズ。そして混乱が生じてから、レナードのプレースペースも出来てきて、残り5分11秒のプルアップ3Pでラプターズが逆転します。
◉追いかける立場で振り切る
守れていないしオフェンスパターンも乏しいのでカズンズを投入するウォリアーズ。しかし、そのカズンズ相手に3Pでリードを6点にしたレナード。ラプターズじゃなくてレナード。フィジカルで吹っ飛ばしてのシュートを連発している。
カリーの3Pも決まらなくなり残りは3分。いよいよラプターズに初優勝の瞬間が近づいてきました。
ウォリアーズも次第にダブルチーム気味にしていますが、本日のラプターズは同じサイドに選手をあまり置かないやりかた。3Qのミスパスが効いているのか。
ここでトンプソンがレナードを守り切ります。観てのとおり、ほぼヘルプなしです。みんなが周囲を守る必要がある中で、「レナードも個人で守ろう」の成功にして、ファールドローされませんでした。
直後にトンプソンが見事な3Pで3点差。さらにカリーの3Pが外れたのをカズンズがプットバックです。はい、振り返りましょう。
ちょっと1枚目のタイミング悪いですが、ハーフラインを超えたくらいでカズンズがピックに行き、ガソルの対応がカリーに寄ったので、この時点でカズンズはドフリーですがカリーは打ってしまいます。
はい。この時点で勝負ありですね。カリーは悪いチョイスをしたけど、カズンズが頑張ってくれました。と、思ったらテンディングとられたんだけどさ。
あれ。おかしいな。何でシアカムがいないんだ。パウエルが出ている残り2分。
その理由がウォリアーズがクックを起用している事だったりします。追いかける方に対して、守る方が合わせてしまったのか。この後でイグダラになって、ダニーが登場します。
ガソルのワンセンターって苦しそうだな。ってことです。ここでイバカ1人ならまだわかる。あるいはシアカムは使って高さの利を使いたかった。
そして、カズンズのスクリーンを使ったカリーがオフボールからフリーになって3Pで同点。続いてトンプソンが何故かフリーになっていて3Pで逆転。はい振り返りましょう。
左下にいるのがトンプソンですね。この時点でドレイモンドとカズンズの2人だけがバックコートにいます。
カリーがドライブ。ラウリーがフォローに行くのですがガソルが間に合っておらずイグダラが空いたのでカリーからパスが出ます。
はい。レナードさんがトンプソンをフリーにしてしまいました。致し方ないです。むしろ問題なのはダニーです。そこまで絞る必要がなかったのにさ。ウォリアーズが終盤で再逆転!
逆転されたラプターズのオフェンス。ラウリーとガソルのピック&ロール。観てください。もう決めろと言わんばかりのスペースが空いています。そして、これはウォリアーズファンにとっては悪夢です。イバカに決められまくったやつです。
ところが遅いんだガソル。お前は遅いんだガソル。イバカならイージーレイアップだったのに。ってことでレナードに渡さない選択肢を選んだこと自体は理解できるけど、ガソルってのが。
この後、ガソルがダブルチームをしかけ、さらにダニーがハイプレッシャーでバックコートバイオレーションてマイボールに。そしてラウリーがドライブで切り裂いて、カズンズのゴールテンディングで残り30秒1点差。もうリプレーはめんどくさいからしない。
ウォリアーズのオフェンスは、なんとカズンズのムービングスクリーン。何やってんだか。
ラプターズのラストオフェンスに対して、カズンズ→リビングストンのウォリアーズ。
レナードのアイソですが、この時点でイグダラはヘルプに行く気満々です。
もうこんな状態です。この試合封印してきた守り方ですが、最終番なんだから、まずはレナードを止めろと。で、ラウリー何してんの?上手く隠れてタイミングを見計らっているのか!?
レナードは止められたのでヴァンフリートへ。そして既にラウリーが空いていたはず。だからコーナーでフリーに!!!
あれっ!ガソル何してんの?どうみてもお前がフリーじゃないの?ディフェンスしてんの?
このラウリーのシュートが外れてゲームオーバーでした。
さて、ラストプレーはウォリアーズとしては、封印していた「レナード止め」に動き、ラプターズとしては、そこを含めて見事にラウリーに打たせることに成功しています。それを邪魔したドレイモンドを誉めるべきなのかどうか難しいラインです。
しかし3つ上の写真を見てみると、一瞬ですがガソルはラウリーのためのスクリナーになろうとしており、それを許さなかったドレイモンドです。そこは誉めよう。
ならばスクリーンではなくインサイドに行けばヒーローになり、初優勝が見えていたようなガソル。この土壇場で、その判断は出来ないといえば出来ない。でも、判断出来るからこそやリングの価値があるといえばそれまで。ガソルを捨てたドレイモンドの勇気!
総じて終盤はガソルvsカズンズがキーポイントになっていました。ファイナルを通じて、この2人のマッチアップが勝負を決めることはありませんが、ここに勝ったチームが試合の中で柔軟な選手起用が可能になっています。
ゲーム2で勝利したときもカズンズが効いていたウォリアーズ。ゲーム5でも再び同じ現象が起きました。
それを可能にしたのは、負けているが故の振り切りでもあります。あるいはルーニーの状態が悪すぎたのか。だからジョーダン・ベルだったのか。
◉スティーブ・カーがヤバい
まさにスティーブ・カー劇場だったゲーム5。ほぼほぼ悪い意味でね。デュラントのことをどう考えているんだ。ウォリアーズの医療スタッフは何しているんだ。誰もプレータイム制限を作らなかったのか。何なんだ。
ルーニーの状態はどうなんだ。ゲーム4だって苦しそうだったじゃないか。で、それが何でカズンズでギャンブルに勝ったみたいになるんだ。
うーん、かなり謎のゲーム5でした。
〇後半のカリー
8点 FG3/12
いやー、本当によく勝ったよね。トンプソンは決めまくったけどカリーはやっぱりスタミナ切れか。
〇3P
ウォリアーズ 47%
ラプターズ 25%
結論的には3P決まり過ぎです。デュラントの3/3とドレイモンドの2/4が効きました。本当にデュラントで得たリードで何とかつなぎ切った感じ。
さすがにこんなに決まったら勝てると思いますが、トンプソンに関しては通常通りだと思います。そのほかはどうだろうね。
ただしラプターズの25%はウォリアーズディフェンスの狙い通りだったと思います。外させたウォリアーズ。ダニーだってマークしておけば決まらないし、ラウリーは放しておいて追いかければ決まらない(1/6)
そんなわけでファイナルスコア106-105は、「ウォリアーズはちょっとラッキーで得点が増えた」「ラプターズは抑えられた」ことで、これくらいのスコアだと思います。ラプターズの方が強いとか言いたいわけではなく、これくらいウォリアーズが優位にならないと勝てないって事ね。
それでもゲーム2に続いて、負けそうな試合で勝利を掴んだのは大きなことです。思えばブレイザーズをスイープしたけど、あれも二桁を逆転しまくったんだよね。
そして、こんな感じで負けるのもラプターズあるある。シクサーズとのシリーズとか、負けそうにない中でも負けていたし。
ウォリアーズが土壇場で勝利した試合でしたが、だからといって両者の関係性はそんなに変化していないと思います。それでもホームに戻れるのだから、もうひとスプラッシュしたいところです。
◉両GMの呟き
ラプターズGMマサイ・ウジリ
「レナードはラプターズの負担管理に大きな感謝をしてくれた。これで残留してくれるだろう」
「でも、もしも出ていったなら・・・負担管理能力を売りにしてデュラントを狙おうかな。あのケガは時間がかかるだろうけど、ラプターズなら大丈夫だ」
ウォリアーズGMボブ・マイヤーズ
「デュラントには申し訳ないことをした」
「この状況でマックス契約を提示しないのは失礼だろう」
「でもマックス提示したらクレイをどうするんだ」
「一番健康なドレイモンドをどう評価すればよいんだ」
まじで、これだけ酷使して、ケガさせて、それでも低いサラリーとか提示したら失礼以外の何物でもないな。と思うのでした。
※呟きが思いつかなかったというか、試合の印象が気分悪くて考えられないわ。
ルーニーは後半開始早々のプレーで今日の試合はoutと試合中で発表さらました。明らかに痛そうな表情をして何度もカメラに抜き取られるのに、ウォリアーズベンチはそんなの関係ない、痛くても頑張れよと
底から3分経過してようやく交代→そしてロッカールームへと。。。
KDに関してもカーHCも医療チームからKDの怪我はこれ以上悪くならないと伝えられていたようです。(尚、第6戦に向けてルーニーも同じように報じられてるとか?)
試合後のボブマイヤーズGMの異例の会見が印象的でした。涙を流しながら、KDについて、語り続けました。
編成は冷静に見てたけど、現場のコーチは「このゲームを落としたら終わりなんだ。何を犠牲にしても、何がなんでも勝つんだ!」
ただ、当然このことに関しては残りのメンバーは関係ありません。FAが夏に待ち受けてて、散々ファンにいらないと煽られていたKDの強引の復帰した姿に何を思うのか。
それともKDがいなければ勝てていただろうラプターズがオラクル最後の試合でとどめを刺すのか。
ウォリアーズファンにとっては歓喜よりも、悲しみの強い1勝になりました。
誠意は言葉じゃなくて、行動で示す。
ウォリアーズはシーズン中の酷使が招いた怪我で、さらにこの状況で試合に出てくれたKDに5年MAX契約を提示して欲しいですね。
『KDが脚を引きずっていた動画を見ても怪我の状態は相当悪いはずだ。KDの選手生命を左右しても、取れるかわからない3連勝を取りに行くことはないだろう。つまりKDのFinal出場は無いだろう。』
と思っていた自分の予想を裏切る形のGame5でしたが、彼の選手生命に大きな影響を与える、最悪な結果となってしまいましたね。。。
GSWはけじめを取ってMAX契約を掲示するんでしょうか?
シーズンアウト級の大怪我をしたFA選手に対して大型契約を掲示した前例はあるんでしょうか?
TOR応援勢ながら、暗い気持ちのファイナルになってしまいました…
管理人さんが荒れてる…。
ひょっとしたらブーストかかって逆転優勝する可能性は残したけど、これファイナル終了後ウォーリアーズどうするんでしょうか?
スーパーマックス提示したら構想崩れるし、(予定通り?)放出する事態になったらヘイトがすごそう。他のチームも来シーズン戦力として考えづらい選手にスーパーマックスを提示できるか…。早期に結果を求めたいチームは手を出しづらくなりましたね。
今後のバスケットボール人生に影響が少ない怪我であることを祈ります。
NBAのファイナルの舞台に立つ選手って、今が栄光時代と思って、戦ってるでしょうねきっと。
我々凡人には計り知れないほどピュア。
だから、誰にも責められない。
データで語るブログに、感情論でコメントしましたすみません。。。
KDの復帰は噂される移籍に備えた準備だという私の考えを見事に否定してくれるもので、連続スリーとシアカムをブロックしたことだけで、やっぱりファイナルMVPだなと思わせるには十分でした。
日本の野球でいう江夏の21球のような、このシリーズに流れを呼び込んでくれたデュラントの11点は称賛されるべきです。オラクルの歴史を綺麗に閉じるチャンスを与えてくれました。
あんなことになろうとは…
あの得点がなければ間違いなくこのまま負けていました。
ただやっぱりラプターズの方がオフェンスムーブが素晴らしく、レナードの存在感はいままでレブロンに感じていたそれに似たものがあります。
ただ、レナード頼みになればなるほどウォリアーズは守れる印象を受けました。
ラプターズがキャブスになるのか
、スパーズとグリズリーズの融合になるのかが分かれ目のような気が…
ウォリアーズのディフェンス力、戦術のハマり方が全てだと思います。
デュラントがケガしたシーンでのトロントファンの対応が話題になっていましたが、その前にスティーブカーの起用を叩くべきです。明らかにおかしいのにコートに出して挙句ケガを重くさせるとか。ケガをおしてチームのために出場した!これでKDはジョーダンやコービーに近づいた!なんて言うのも見ましたが何を言っているんだと。バスケできなくなったらそれでおしまいじゃないですか。ルーニーも辛そうだった。
ラプターズは終盤はガソルじゃなくてイバカでもよかった気はします。グダグダやってGame5落としちゃいましたが次で決めてGSW王朝終わらせてほしいです。
トロントファンの最低な対応とカーの起用はまったくの別物ですよ
今日の呟きコーナーは管理人さんの最後のワンフレーズが本当の呟きだったな。
嫌悪感とゆーか気分悪い中、出来るだけいつも通り両チームを考察してくれた記事を書いてくれた管理人さんには感謝とゆーか。プロ根性とゆーか。
無料ブログにプロ根性ってなんだですが、僕の中では誉め言葉です。
あまりに色んな事を今すぐにあーだこーだ言いたく気分。
スティーブ・カーを叩くのはさすがに感情的になりすぎでは
整理すると怪我は同じ右足ですが前回はふくらはぎで今回はアキレスです。場所が違います。再発ではありません。
GMの話によればKDの右ふくらはぎは完治していました。確かに当初の見立てどおりグレード1の肉離れなら5週間もあれば十分に完治しているはずです。
そしてゲームへの出場を志願したのがKD自身でありチーム全体で議論して許可したこともGMは明かしています。
起用法で言えばカーも試合前のインタビューで小刻みに使うと言ってたとおり1Qは6分ほどで一度下げて2-3分ベンチ+ラプターズのタイムアウト後に3分間再出場しました。
KDは動けてないというよりも明らかに戦略として動かしてません。1Qはアウトサイドやコーナーに張らせてレナードをインサイドから引っ張りだしてインサイドのスペースを空ける役割がほとんどでした。そしてカリーが引っ込んでKDが点を取らなければいけない2Qで始めてイバカに1on1を仕掛けたタイミングで怪我になりました。カーは酷使したわけでもありませんしKDの件で誰かを叩くのは間違いでしょう。
ベルの起用に関してはカズンズがラウリーに狙われ、唯一機動力のあるルーニーが離脱したため使わざるを得なかった状況です。結局カズンズを戻すわけですがここは今後のゲームでも狙われるでしょうね
それにしてもGSWは厳しい。今日のゲームはブローアウトになってもおかしくない内容にも関わらずリードしたのはKDが9分プレイした1Qだけで結果はわずか1点差。まったくもって得点力が足りない。リビングストンやイグダラがもう少しアテンプトを増やして点を取れないと厳しいですね。ラプターズはこういう日もあると前向きに次のゲームに進めるはず
おそらくオラクルで決着すると思いますが今はKDのアキレス腱が断裂していないことを願ってます。
あまりに色んなことが起きすぎて一日たっても気分が良くなりません。
試合で起きてしまったこともそうですが、どのチームのファンも(私自身も含めて)自分に都合のいい話題を美化醜化させて匿名で喚き散らすのでスポーツだけでない人間の醜悪さに参ってしまいそうです。
今ブログを読んでよんやく試合について考えられました、ありがとうございます。
もしこのコメントで不快になられた方がいれば、申し訳ありません。
GSWサイドの判断もありますが、ナースのタイムアウトのタイミングも気になりました。レナードが乗り始めた時に謎のタイムアウト。そしてラストプレーはタイムアウトなしという。経験なのでしょうかね。
更新ありがとうございます。
これは、、
GSWやっちゃいましたね…。(過失という意味で)
何故かファンも選手もKDの人間性を擁護して非難の矛先を逸らそうとしてますけど、、。
上の方の仰る通りであれば10分ちょいの出場にも耐えられない体にゴーサインを出した訳ですからプロテクトされるべきはKDの未来であってチームではないですよね…。
TORは勝たなきゃダメな試合でしたね。
2点はOKなラストで見事にスリー入れられるわトラップ想定してないわひどかったですね。
まあケガ人のおかげであと2試合あればどっちかは勝てそうですけどあまりにもひどい。
なんかGMの涙ながらの会見やらで必要以上に美談化されて
「誰も責めるべきじゃない」みたいな意見がTwitterとかで散見されますけど…
なんか気持ち悪さを感じますね
少なくともメディカルスタッフとHCは責められるべきでしょう
オクラホマシティーのファンにわかです。
KDは私のだいっきらいな選手で、それは説明は不要かと思います。
でも、今回のデュラントのケガはあまりにも悲しい出来事でした。
そもそも、デュラントはシリーズに戻ってこれないだろうという話だったと思います。
足を庇いながらプレーをすれば、今度はアキレスに負担がかかる。でも、デュラントは出場しました。
それは協議の結果とGMは言います。デュラントの性格とこれまでの行動を考えれば、当然本人も出たがったのでしょう。というか選手なら誰でも、所属チームのため云々以上に、スリーピートの一員になりたがるでしょう。
それでも私は、やはりウォリアーズに怒りを禁じ得ません。メディカルスタッフは何故やめさせなかったのか。カーは何故出し続けたのか。何故デュラントという選手の価値を考えてあげられなかったのか。スリーピートは偉業で、気持ちはわかるが、それでも止めるのがチームの役目じゃないのか。本当に怒りがおさまりません。
恐らくこれで来季の市場も大きく変わったでしょう。ウォリアーズは契約を結ぶのか?他のチームは?デュラントはどうなってしまうのか。
何度でも言えます。私はデュラントが本当に嫌いです。でも、オクラホマシティーを何度も救ったデュラントの凄さと価値はわかっているつもりです。私がデュラントが嫌いなのは彼が凄い選手で、オクラホマシティーから去っていった時の絶望が忘れられないからです。そんな凄い彼がもし潰れてしまったら。私はウォリアーズが一生嫌いになると思います。美談にしていい話じゃない。
穿った見方かもしれないですが、全て球団に利のある行動と結果なんですよね。
・契約期間内ギリギリまで働かせたい
・怪我が悪化しても契約切れるから関係ない
・怪我が重いほど流出しても他球団が強くならない
・他球団が怪我でMAX提示しないなら再契約もしやすい
・KD本人がヘイトを集めているのは周知の事実で出場をそそのかせやすい(本人の意思とかいう言い逃れ)
契約に関してはルーニーの酷使にも同じことが言えますよね。
KD自身のパフォーマンスは賞賛に値しますが、プレー強度の高いPOましてやファイナルでプレータイム管理無しというのは怪我も織り込み済みだったような気がしてならないのです。
仮にKDの怪我が完治していたとして(ゲーム3の後でまだ足を引きずっていた様子からしてそれも怪しいですが)、丸々1ヶ月以上休むレベルの怪我からリハビリもなしで即実践復帰なんて本来無茶な話です。しかも怪我をしていたのがふくらはぎで、今回やってしまったのがアキレス腱…関連がないと考える方が難しいのではないでしょうか。
そりゃ、選手は足がとりあえずでも動くなら試合に出たいでしょう。しかもファイナル。出たいというに決まっている。それを無理にでも止めるのが、HCやチームスタッフの役割でしょうに…
アメリカ人の大企業GMクラスが泣いて
記者会見って初めて見ただけに衝撃でした。
結果論ですが1Qで7フッターのKDがあれだけ
足もつれている時点で再発リスクがわからないor
わかっていて使い続けたHCは明確に戦犯だと思います。
またコービーやカズンズのようにタフプレーの着地時ではなく
クロスオーバーの踏み込みでの損傷は
さすがに前の怪我と因果関係ないと考える方が難しくないですか。
gsw以外のファンでkdの出場を許した〇〇を云々言っている人はシンプルにウォリアーズが嫌いなだけなのでは?と思います。コメント欄荒れそうですが。
ならまずカズンズを出してることにも言及しましょう。全くジャンプできなくなってるしあの怪我からこの短期間で復帰してまぁまぁのプレータイムをもらっています。
kdも年を考えるとfaで再建チームに移籍してもfinalには到達できない可能性の方が高いと思います。ましてスリーピートは不可能。そろそろ31歳です。選手の気持ちとしても、nba史としてもkdがメディカルチェックの基準を満たした上で出場するのは致し方無いです。
もちろん、本当にちゃんとチェックしたのか?という議論になると思いますがとりあえず今出ている情報(検査結果で出場可能だった)から判断するしかないです。
これが若手チーム20-28歳中心なら話は別ですがウォリアーズは28-35歳のような年齢構成です。
この話を美化するわけではありませんが、kdの怪我が選手生命に関わるのはもちろんですがkdが怪我したこと自体が年の証ともいえます。キャリア平均37分も出場し続けた選手です。
純粋にKDを讃えるべきだと考えます。
まず私はKDもGSWも好きではないです
でも「GSW叩きたいだけでしょ?」と言われるとそれは明確に違います
今回と同様のことが他チームで起きれば同じ感想を抱くと思います
それとここでも他でも誰もKDを批判してないしむしろ優勝の可能性が非常に薄くなったところで出場の決断をしたKDの献身性は讃えられるべきです
あとカズンズの話は全くの別の話
比較できるもんじゃないと思います
いつも拝見して勉強させていただいています。珍しく感情的になっていらっしゃるようで驚いています。下腿の筋損傷とアキレス腱損傷に直接的な因果関係があるかどうかが論点になると思いますが、おそらく直接には関係が無く、いつもと若干異なる動きや力の入れかたなどが、関連したのかなと愚考します。そういった意味では違和感を感じたところで交代させるべきだったのかもしれませんが、今回の怪我を予測するのは困難であったのではないかとも思います。
何にせよ重症でないことを祈ります。
ここにきて現地ではストレインで1ヶ月は不可解であのプレーの強度でアウトなら元々アキレス腱痛めてた説でてますね。
着地でいくことはあるもののあれで痛めるってのはやっぱり慢性的な疲労でしょうかね。
ルーニーも顔をしかめながらプレーしているので相当辛いんでしょう。
今のGSWを観てるとオフェンスもディフェンスでもKDに対する依存が思ってた以上に大きかったのが1Qだけで解りましたね。
当初からシアカム、イバカを擁するTORの方がMILよりマッチアップがいいと言われてましたがここまでやられるとは。
↑はインサイドのマッチアップの話しでした。
怪我の予測が出来たかどうかなどは関係なく、HCとメディカルスタッフの判断は非難されるべきでしょう。HCが、メディカルスタッフからKDがこれ以上悪くことはないと聞いていたことも言い訳になりません。
Steve Kerrの判断はこれまでのレガシーを全て台無しにする最大級の悪行と行って良いでしょう。
GMの涙と he’s one of the most misunderstood people という言葉は、KDを批判する世間ではなく、チーム内に向けて放たれたのではないかとすら感じました。
全て結果論。こちらで犯人探ししてもしょうがないですよ。ガタガタ言わずゲーム6どうなるのか楽しみたい。
感傷的になるのは分かりますが
データのブログなので客観的にもう一歩踏み込んでほしいな。
プレイタイムと年齢とチームでの役割の数字で、
歴代のケガで泣いたスーパースターの因果関係がありそうですけどね。
予想では毎試合40分以上出場で、得点、ゲームメイク、リバウンド、
ハードワーク、ディフェンス、エースキラー、クラッチタイムのうち
3つ以上の役割を持たせるとケガのリスクがグッと高まるイメージですが…
怪我のリスクが高まるかどうかではなく、怪我明けのプレイタイムマネジメントが間違っていたという話なのに頭が悪い人もいるものだ
選手が試合に出たいというのは自然な欲求でしょう
KD自身が志願したから、というのは少し違和感がありますね
HCは、選手の感情をコントロールしてプレイタイムを抑える義務があります
試合に出場させたことよりも、管理人さんが仰るように出し続けたことの方が問題です