2017プレドラフト

今年のドラフトを考えます。しかし、そもそも大学生のプレーなんて殆どみていないので、誰が良いとかはサッパリわかりません。
PG大豊作と言われている今年のドラフト。昨年が不作ドラフトでしたので、反動がきているかもしれません。またワン&ダン(大学で1年だけプレー)が流行りすぎてて上位には未熟な選手が並び、中位から下位の方が良い選手というケースも増えてきました。後々、昨季のブログトンはその典型とされるかもしれません。
ちなみに今年のワン&ダンはU17世界選手権で日本が12237というとんでもないスコアで負けた世代です。しかし代表に選ばれなかった選手が上位指名候補に多くいます。恐ろしい世界です。



1位 シクサーズ
まず間違いなくPGを選びます。本来は3位でも十分なのに、来期の指名権(レイカーズの指名権なのでほぼ間違いなく上位)を放出してまで1位指名権を得たのでフルツを指名するでしょう。
これで有望株だらけのラインナップが誕生します。これ以上は不要という事かもしれません。またラウリーの獲得から手を引く可能性も出てきました。
問題は有望株ばかりだけど、プレー時間が短すぎてリーダーシップとるのが誰かも不明です。シモンズが最も期待されますが、埋もれてしまうかもしれません。
個人的には3位指名権で良かった気がします。サラリーキャップに余裕があるのだからPGはこちらも豊作?のFAで連れてきて、来年の指名権は確保しておくべきだったかと。



2位 レイカーズ
ポジション的にはジョシュ・ジャクソンが欲しい。でもラッセルのPGも不安が残るからボールの将来性に賭けたい。来年の指名権は今の所持っていない。
そんなレイカーズがわからないからシクサーズは1位を取りに行きました。ラッセルはSGの方が活きそうなので早い展開したいならボールでしょうね。プレーは良くても父親の存在が将来的に契約で揉めそうなのは、今のNBAのルールでは大きな懸念事項なんだよね。
レイカーズの場合はポール・ジョージとのトレードも意識する可能性があります。ペイサーズはあの父親を避けるでしょう。ラッセル+αでは厳しいかな。



3位 セルティックス
セルティックスは3位でジョシュ・ジャクソンかジェイソン・テイタムで良いと考えているでしょう。それはスマートへの信頼でもあります。勝つには目立つタイプのPGは不要という事かも。昨年のブラウンと合わせウイングに2人の有望株を抱えることに。
それってヘイワードと被らないの?
ジャクソンが有力ですがテイタム予想もあります。2人の違いとしてテイタムは手が長いです。ディフェンス重要視かつSFのリバウンドが必要なスモールラインナップでは手の長さを重視するかもしれません。
それにしてもタイミングが良いのか悪いのか。セルティックスはエインジがやり手過ぎます。
イースト1位なのにドラフト1位指名権を獲得しました。でも今年の最有望株はPGでチームに不要なポジション。昨季ならシモンズ。一昨年ならタウンズで最高だったのに。
しかし、今季は3位でもジャクソンが取れそうです。それを利用して来期の上位指名権までゲットしました。やり手過ぎます。
理想は3位指名権+来期の指名権をポール・ジョージとトレードし、FAでヘイワードを獲得してスーパーチームを作ることです。なんせこのチームにはサラリーが高いのがホーフォードしかいません。そこまで実現させたらやり手過ぎます。



4位 サンズ
一昨年のブッカーが大当たりになりそうですが、あまりドラフトの上手なチームではありませんでした。まだチームの核が定まった訳ではないので、才能重視で指名するでしょう。
デアーロン・フォックスかテイタムと言われていますが、ブレッドソーを信じるならテイタム。
レイカーズ、シクサーズ、ウルブズと有望株揃えたチームはありますが、チームとしてバランスよくベテランも混ぜているのはサンズです。ミスが多いので勝てていませんが、若手が自信をつけて勝ち始めれば化けるかもしれません。



5位&10位 キングス
この順位だと普通は厳しいのですが、今年はPG豊作のため再建の一歩を踏み出しやすそうです。PGとインサイドを1人ずつとるでしょう。試合にも出れるので、ある意味スカウト力がわかる注目のシーズンです。
他の上位指名のチームはどこも既存のスターが何人も在籍しています。その点キングスならば一気にチームのスターになれるので、新人王候補かもしれません。

6位 マジック
7位 ウルブズ
8位 ニックス
9位 マブス
ドラフト下手なチームが並びます。個人的にどこにマリック・モンクが行くか注目しています。能力の高い選手が増えた、常識になったルーキー達ですがモンクはシュータータイプなので、チームにハマれば完成度的には他のルーキーよりも活躍すると思います。
ウルブズなら活躍度は低いけどチームにはハマりそう。間違ってもニックスはやめて欲しい。トライアングルはシューターエースには向かない。



近年の傾向では11位くらいからはスカウトの眼力次第になります。リーグ全体のレベルが上がったため、チームにフィットする選手を選ばないと、そもそもプレータイムを得られない事も関係していると思います。注目するのは、
13位 ナゲッツ
いつも程々の堅実に貢献する選手を選びます。ケネス・ファリードみたいな選手をよく見つけてきます。ヌルキッチやヨリッチもいてチームに貢献し過ぎて、強くもなければ弱くもないチームになっている印象です。

15位、20位、26位 ブレイザーズ
リラード、マッカラムを始め中位で良い選手を選びます。ちょっと順位は微妙ですが、3つの指名権は軽い冒険にも出れます。欲しいのはベンチメンバーという事もあり、大化けする選手を見抜くかもしれません。

24位、30位 ジャズ
厳しい順位ですが、ジャズが指名するのは地味なので関係ありません。そして地味な活躍をするでしょう。
問題はヘイワードが移籍する可能性を否定出来ないので、ドラフトをどう活用するかです。



そんなわけで、中身のない記事でした。今年がどうこうではなく、数年間を見る中での動きが大切で、ドラフトの評価も3年後くらいにハッキリするようになってきました。3年後っていうのは大学四年生に当たるわけで、それくらいは成長期間がないといけない。
指名後は誰を選んだかが重要になりますが、今の段階ではチーム作りの戦略が出ているので興味深いです。
セルティックスは再建した上で、更に将来への布石も打てて、順調にチーム力を上げています。数年後には衰える直前のアイザイア・トーマスを出して指名権ゲットするかもしれません。
ブレイザーズは3年後にはリラード&マッカラムが最盛期になります。来年よりも今年に3つの指名権がある方が好ましいでしょう。実際にこのうちの1つは来年の2巡目とトレードしているので、そんな計画性も伺えます。



最近みた面白かったドラフト関連動画に2位指名が活躍しない、というのがありました。この15年間くらい活躍順では、デュラントが1位ですが、この年はオデンというレブロン以来の大物でビル・ラッセルの再来がいたので実質1位みたいなものです。オデンはグリズリーズが雇えば良いのに。
2位がオルドリッジ。ここまでは良いのですが3位でオラディポが出てきます。オールスタークラスは2人しかいないという事です。ラッセルやイングラムですら上位に入るのでドラフト2位は鬼門かもしれません。



今年の1位から3位指名権は昨年と同じチームが持っています。2年連続1位のシクサーズはそろそろ勝てるチームになりたいところ。レイカーズはちょっと厳しそうだけど、これで若手が揃ったところなので勝ちに行きたい。セルティックスは言うまでもない。
2年連続新人王出したウルブズは当然として、サンズもドアマットを抜け出したいところです。今年をキーポイントに下位チームの勢力図が変わるかもしれません。
そんなドラフトは22日。

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