困ったときのギィ・サントス

ウォリアーズが何かを起こさなければ勝機を見いだせない時、あるいは戦術的な変化を起こすのが難しい時、4Qになると突如として起用されるのがギィ・サントス。3Qまで出番がないのに急に起用されることも珍しくない。
そのため、ギィ・サントスは4Qの出場試合数が48試合で最も多く、プレータイムも6.8分で最も長いという変わり種。ガベージ要員のようでいて、むしろ切り札のような起用法になるファンキーな存在です。

そうかと思ったら直近では欠場者だらけのチーム事情の中でスターターになり、エース級・・・とはいわないけれど主力として立派なプレーで貢献しています。「困ったらギィ・サントス」だったので当然のようにハードワークでチームを支えながら、個人技で突破して得点も生み出す。ウォリアーズは苦しい試合が続いているけれど、勝機を見出すべく奮闘しているチームカラーを示す存在にもなっています。

スターターになって(主役キャラがいなくなって)から3P成功率が大きく落ちましたが、その点を除けばFG成功率も良く、得点・アシスト・スティールで良い数字を残し、そしてリバウンドの強さは特筆すべき数字になっています。つまりギィ・サントスという選手は

というタイプだったりします。ただし、この手の選手にありがちな「物足りない主役」キャラではなく

というタイプでもあります。自分にボールが集まらなくても仕事をキッチリこなすし、その仕事も試合展開によってさまざまに変わっていく。チームに足りない要素だったり、相手の弱い部分だったり、各試合で異なる要素を埋めていくだけの総合的な能力というか、各部門で立派な能力を持っているってことだ。

そんなわけでギィ・サントスがどんなルートでNBAにやってきたのか気になってきました。Wikipedia先生を読みながらルーツをみていきましょう。でも、その前にインタビューがあるぞ。

ブラジルはブラジリアで生まれたギィ君。お父さんはプロバスケットプレイヤーで2歳の時に小さいリングでシューティングしている映像が残っています。上手すぎでしょ。ブルーワーカー的なイメージが強いけど、こうしてみると立派なスキル系の選手にみえてくるし、コロナ禍の個人トレーニングでもオンボールプレイヤーとして成長していく取り組みをしています。

そしてドラフトで指名されるわけですが、20歳と1日で指名されたインターナショナルプレイヤーなんだけど、NCAAに進んでアメリカバスケに適合して評価されたわけでもなければ、ユーロでもオーストラリアでもなくブラジルでプレーしながら指名されたのは珍しい。2巡目55位だけど、そもそも評価軸が定まりにくい環境にいながら20歳で指名されたのだから、ポテンシャル指名だったのね。

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