0103 クリッパーズvsセルティックス

レイカーズ、ロケッツ、ピストンズと上位チームも相手にしながら急に勝ち始めたクリッパーズ。ネッツやペリカンズと違って「良くなっている」傾向がなかったのにさ。ただし、明確な理由の1つにズバッツの離脱があります。これまで戦術ズバッツといってよいほどチームに貢献し、特にレナードがいなくなってからのクリッパーズを支えたといっても過言ではないのに、レナードが戻ってきたらいない方が勝てそうという皮肉。

ズバッツがいないとブルックがスターターになります。ディフェンス面では個人能力の差があるだけで戦術的には変わらずにこなせますが、オフェンス面ではストレッチビッグとして3Pラインの外に構えており、空いたインサイドをレナードが使いやすくなるのでした。この違いはレナードとポール・ジョージ時代にウイング並べで勝っていた時の流れと同じです。

あぁ切ないぜ。大黒柱に成長したズバッツだけど、レナードのチームならいない方がいいのか。でも、そんなズバッツが戻ってくるセルツ戦です。スターターはブルックのまま。あぁ切ないぜ。

◎セルツの対応

セルツはブルックにはホワイトがマッチアップしてきます。「センターとは思っていない」という主張です。ブルックをセンターにする形が機能していても、こういうことをされるから一筋縄ではいかないNBA。すかさずブルックがポストアップしますが、普段やっていない形だからか展開が怪しいぜ。

3回くらいのオフェンスを経てブルックはコーナーに落ち着きます。ミスマッチだからといって狙ってみたけどいいことはなかった。そして空いたスペースにコリンズのカッティング系のプレーで綺麗に点が取れていきました。まぁわかりやすい。初めにブルックがやっていたプレーがズバッツ的なプレーだと思えば、ブルックになって明確に上手く行った縮図みたいな序盤でした。

最近はカバーリング担当になることも多いブラウンがレナードにマッチアップしており、セルツのインサイドが薄めになっているのも事実なので、次々にコリンズが合わせのプレーで得点していきます。普段ならホワイトが止めてくれそうなんだけど、コリンズの方が上手だった。これを出来るPFがいるのに、あまり活用できていなかったクリッパーズにも見えてきてしまいます。

6分が経過するとズバッツが登場。すぐにハーデン度のコンビプレーが決まりますが、以降はセルツが分厚くカバーすることでズバッツがいい形でボールを持てなくなり、クリッパーズのオフェンス自体も停滞します。要するにバレバレってことです。

さて、ここにはクリッパーズの別の問題も出てきます。インサイドにズバッツがいる形そのものは強力だし、必要ならば展開のパスもできるズバッツ。しかし、アウトサイド側がイマイチなのもクリッパーズの悩みなわけです。コリンズやレナードをシューターに置いておくのもあまり意味がないし、パウエルの様に気持ちよく打ち切ってくれる選手もいません。

若手を使うのはイイのだけど、基本的にスポットシューターでテンポよく打っていく選手がいないしね。デリック・ジョーンズがカッティングでうまく合わせてくれるのは良いのですが、根本的なシューティングへの悩みもデカいぜ。だからブルックが外にいて、ゴール下へドライブやカッティングで攻めていく方がチームバランスが良くなっている。

そんなわけでズバッツが戻ってきて点差が広がってしまった。うーん、厳しいな。

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