サンダー、強かったね

サンズのオフェンスは大したことありません。そのオフェンスに苦戦するチームというのは、サンズのトランジションの早さに適切なマッチアップを維持できず、ハーフコートが始まった段階でミスマッチだらけになるパターンです。

でも、サンダーにそれは起きません。ましてやツインタワーをやらない試合だったので、基本的に誰が誰についてもOKです。それ故にサンダーがトランジション相手にも安定して勝てるのはよくわかります。ここは紛れもない強さだし、誰もが守れる、それも誰もがマルチポジションで守れるサンダーらしさです。不思議なことは何もないぜ。

その上でサンダーはオフボールスイッチを連打します。これでディフェンスの隙も作らないし、ミスマッチも解消してしまう。なんで、そんなにスイッチミスしないのか不思議ですが、これは同じメンバー、同じ戦術で長く戦ってきた成果なのでしょう。さらにいえばキーマン(J-Dub、カルーソ、ケンリッチなど)がいるので、困ったらキーマンに押し付けておいて、周りは空いた選手にマッチアップすればいいわけです。わかりやすさも持ち合わせている奇跡みたいなメンバー構成なんだよな。

スイッチミスが異様に少ない

サンズとしては、もう少しスイッチミスしてくれればイージーショットを増やせるのに、そう簡単にはね。ホルムグレンあたりは比較的ミスしてくれるので、そんな時にコーナー3Pを的確に決めるのがサンダー攻略では重要だったりします。狙いどころって、それくらいしかないし。

それでもサンダーディフェンスにも狙うポイントはあって、ハンドラー潰しにきてくれるから、ヘルプディフェンダーへ突っ込んで、パスアウトから3Pを打てるといい感じです。サンズが唯一、対抗できそうな空気を作ったものパスアウト3Pが決まっている時間でした。3Pが決まっているなら、どこのチームだって対抗はできるんだけどさ。

しかし、問題はサンダーは3Pを打たれるチームでロングリバウンドが多いにもかかわらず、ディフェンスリバウンド率が71.5%(4位)もあることです。本日のサンズは51本ものFGミスがありましたが、オフェンスリバウンドは7つのみ。つまりディフェンスリバウンド率は80%を超えていました。

確かに時にはサンズの選手しかいないところに落ちてきて奪えていましたが、50/50くらいのシチュエーションになると必ずと言っていいほど、サンダーがキープしています。このリバウンド回収の早さはチーム全体で実行しているので異様にも見えてきます。あれだけハードに守っておきながら、回収しまくるんだもん。

ところで昨シーズンまでのサンダーはディフェンスリバウンドは課題の1つでした。それが何故か今シーズンはメチャクチャ強い。そこにはリーグ全体の変化があります。

実は今シーズンで70.4%も奪っているとリーグ9位になります。自分たちの回収率は少し上がった程度なのに、リーグ全体がオフェンスリバウンドを強めているから順位は上がるぜ。それだけ「ロングリバウンドを奪う」という点が、オフェンスリバウンドでも重要になっているということです。

ちなみにサンダーのオフェンスリバウンド率は25.0%でリーグ最下位。もっともリバウンドをとっていないことになります。まぁリバウンドをとらなくても良いというくらい勝っているともいえます。ピストンズだったら負けている試合に頑張る部分だもん。

「リバウンドに強い」メンバー構成で勝っているならわかるけど、サンダーの場合はとにかく反応の早さが異常なので、回収率が高い。サンズのオフェンスリバウンドは33.3%でリーグ5位であり、これがハードワークで勝っている今シーズンの特徴でしたが、完全に反応力で負けてしまった試合でした。そもそも反応が遅いチーム相手ならともかく、これまでオフェンスリバウンドを拾いまくってきたチーム相手に差をみせつけるくらいだから、すごいし、そこまで出来るのが不思議でもあったし。

サンダー、強かったね” への2件のフィードバック

  1. なんか最近別のサンズファンを名乗る方がコメントしてましたので、元祖から一言。

    サンダー強すぎましたね〜。

    ブックいても勝てなかったでしょうこれは。
    ギレスピーも完全にケイソンからしたらカモリスト上位に入ってそうなDFでした。

    今年は勝てないだろうと欲をかかずにいた今シーズンながら勝ち始めて欲を出したがるこの時期。
    ブーウェイしかりどのメンバーを残して、どのメンバーとおさらばするのか見極めるシーズンとして欲しいもの。

    ブックの全盛期はもうあと2.3年ほどなので。

  2. OKCのオフェンスリバウンドって、無駄に絡みに行って取れないぐらいなら早く戻ってスティール狙った方がいいって割り切っているぐらい割り切っていますよね

    ヤニスの移籍先にOKCを上げる人もたまにいますが、そこまでして獲得する必要がないことをこの記事がよく表していると思います

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