サンダー、強かったね

さて、ここからが本番です。本日の相手はサンズ。キーマンはギレスピになります。このギレスピに対してケイソンがハイプレスで自由どころかボールを奪い取ってしまうので、この時点でサンズは長所をもぎ取られました。良いエースキラーはエースと同じくらい大事。まぁここはわかるよね。

そんなエースキラーを引き剥がすためにPnRなんてものがあります。マーク・ウィリアムスがやってきてスクリーンを使い、ダイブしてインサイドでパスを受ける。これは機能してもいました。「しても」が重要です。決して、このPnRを完全に止めるようなことが出来たわけではありません。普通にやられているサンダーですが、やられるよりも、やられない方が多いという確率論で上回ります。

サンダーのPnRディフェンスは基本的にショーをしてハンドラー側を止めます。ロールマンに3人目のカバーがローテしてくるシーンも多いですが、本質的にはパスをさせないのがデフォルトです。そのため、それでも空いている選手を見つけてパスをしてくるドンチッチのマブスは苦手でした。ドンチッチいなくなってもマブスが苦手なのはよくわかりません。

また、同じような理由でPnRが逆で行われるヨキッチのナゲッツは対応しにくい面があります。この点についてロケッツ相手だとツインタワーで対抗するよりもシェングンをカルーソで守った方が効果的だったように、基本的にはハンドラーを止めることがサンダーの基本です。

何故、そこまでハンドラーを追い込めるのか

大抵のことは「ディフェンスがいいから」で済ませてしまうわけですが、ディフェンスが良い選手は他のチームにもいます。そしてホルムグレンとハーテンステインは一般的なセンターに比べて、特別に平面のディフェンスが優れたセンターではありません。

一体どうしてサンダーだけ、そんなに追い込めるのか。5人の総合ディフェンスではサンダーが上回るのはよくわかるけど、ハンドラー+ビッグの2メンゲームに限って言えば、もうちょっとどうにかできるんじゃないのか。実際、ビッグが優れていると突破されがちですが、ハンドラーが優れていると・・・となればドンチッチレベルを要求されてしまうんだよね。

このPnRには続きがあって、ハンドラーが仕掛けずにスイッチ誘導するパターンもあります。本日もその流れが発生し、マーク・ウィリアムスvsケイソンのマッチアップが作られたのでポストアップに切り替えました・・・が、ポストへのパスをケイソンがカットしてしまいました。サンダーはこのパターンが非常に多くなります。なんだったら高さのミスマッチにパスを出す方が危険で、ハーテンやホルムグレンがマッチアップしている時にポストへパスしたいもん。

・高さのミスマッチ時にパスカット率が異常に高い

ラプターズのシェッドもこれが上手いので、もう純粋に個人のディフェンス能力としか言えませんが、ケイソンもSGAもJ-Dubもドートも、みんなやってくるんだよな。なんだったらウィギンズやカルーソ、ケンリッチもやりまくるし。

「チームとして狙っている」というのはよくわかります。でも、そんなに簡単に出来るものなのかね。少なくともマークとケイソンだったら、高めのパスを出しておけば普通はパスは通るのに、それすらも許してくれない(少しでもズレたら取られる)のは、なんなのでしょうか。

まぁ実際に、こういうパスを奪われにくいチームが相手だとサンダーは苦戦します。ペイサーズなんかは正にそんな感じでした。当たり前ですが「完璧に奪える」なんてことはないわけですが、相手が下手だと完璧に近いくらい奪ってくるので、次第にセンターへのパスが減ってきます。マーク・ウィリアムスのフィニッシュは効果的でしたが、ポジション取りとか上手いわけじゃないので、パスを出しにくくなっていったサンズだったよね。

サンダー、強かったね” への2件のフィードバック

  1. なんか最近別のサンズファンを名乗る方がコメントしてましたので、元祖から一言。

    サンダー強すぎましたね〜。

    ブックいても勝てなかったでしょうこれは。
    ギレスピーも完全にケイソンからしたらカモリスト上位に入ってそうなDFでした。

    今年は勝てないだろうと欲をかかずにいた今シーズンながら勝ち始めて欲を出したがるこの時期。
    ブーウェイしかりどのメンバーを残して、どのメンバーとおさらばするのか見極めるシーズンとして欲しいもの。

    ブックの全盛期はもうあと2.3年ほどなので。

  2. OKCのオフェンスリバウンドって、無駄に絡みに行って取れないぐらいなら早く戻ってスティール狙った方がいいって割り切っているぐらい割り切っていますよね

    ヤニスの移籍先にOKCを上げる人もたまにいますが、そこまでして獲得する必要がないことをこの記事がよく表していると思います

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