◎不安定な理由
不安定な理由はイージーです。3Pを打たれまくるので、相手の確率次第になるってこと。
〇被3P
アテンプト 44.8本(30位)
成功率 31.6%(1位)
何がすごいって、打たれまくっているのに成功率はリーグ1位ってこと。さらにファンキーなのはヒート相手に点を取っているチームは軒並みヒート戦の3P成功率が悪いチームでした。
〇vsヒートの3P
キャブス 56本 31%
ブレイザーズ 51本 28%
レイカーズ 46本 33%
ナゲッツ 40本 28%
クリッパーズ 41本 42%
つまり、クリッパーズ戦だけが「3Pが大当たりで守れなかった」のであり、他の4チームについては「3Pは外させたが、全く守れなかった」ということになります。要するに
3P以外の得点パターンがあるチームに弱い
ってことになります。逆に見れば、しっかりとインサイドを攻めることが出来ないチームが相手だと、ディフェンスが機能しているってことだな。
〇ペイント内失点
ブレイザーズ 68
ナゲッツ 62
レイカーズ 60
マジック 56
キャブス 54
とってもわかりやすいですね。ヒート相手にはしっかりとインサイドを攻めましょう。そうすれば守れないよ。でも、今は3Pしか攻撃手段がないチームも多いので、ヒートの守り方にハマるチームも多いってことです。
ヒートがペイント内失点50以下で負けたのはクリッパーズのみです。3Pが決まりまくって負けたのがクリッパーズのみしかいないのもすごいですが、ヒートのディフェンスもすごいのが
3Pは打たれまくり、ペイント内は守れない
いったい、どうやって守っているんだって話ですが、3Pを落とさせる能力は非常に高いってことはわかります。3Pへのパスは出させておいて、クローズアウトをしっかりと実行するのがヒート流。
さて、ホーネッツとは2試合やって、2試合ともディフェンスレーティングが110以下でした。その理由がターンオーバーの少なさにあります。1試合目が11、2試合目が8とミスがないからカウンターを食らっていないのが守れる要因でした。
いいディフェンスは、いいオフェンスから。ただし、ヒートは別にターンオーバーが多くなっても悪くないチームです。速い展開をしているから必然的にミスは増えるよね。そこも含めてのオフェンスをしているので、純粋にターンオーバーが少なければ守れるし、勝ちやすい。オフェンスが大事なのだ。
〇ターンオーバー率 13.5%(4位)
ターンオーバーが少ない
それがヒートのディフェンスの秘密であることも間違いありません。まぁナゲッツみたいにターンオーバーは少ないのに守れないチームもあるんですけどね。あそこは守れるのか、守れないのか、異様に謎のチームなんだよな。
〇ディフェンスリバウンド率 66.5%(28位)
〇セカンドチャンスの失点 18.7(30位)
そしてリバウンドは弱いぜ。セカンドチャンスでの失点が異様に多い。3Pを打たれまくって、外させまくっているのだから、ロングリバウンドで相手に取られるのは理解できるし、致し方ない。
ただし、セカンドチャンスの失点が多いと負けがち・・・ってわけじゃありません。ファーストシュートを守れているってことだからさ。リバウンドは弱点ではあるけれど、どうしても埋めなければいけない弱点ってわけでもないんだ。
ヒートのディフェンスが何故、こんなにも不安定なのか。一見すると3Pを打たれまくることにあるのですが、それよりも相手の事情が大きく左右している感じです。
・カウンターで点を取れるのか
・セカンドチャンスを大切にしているか
・ペイント内で点を取れるのか
これらをこなせるチームはヒートを苦にしません。でも、3P前提のオフェンスになっているチームはすさまじく苦戦する。不完全なオフェンスのチームが多い中で、ヒートは有効なディフェンスなのかもしれません。