1116 ウィザーズvsネッツ

◎タイプと戦術

1Qはキショーン・ジョージに3Pを打たせていくオフェンスになっていたウィザーズ。ところで、ここには地味な問題があって、まずエースキャラなのかっていう疑問ですが、マカラムのパスを受けて3P、自分で運んでプルアップ3Pと打っていきました。それは別にいいんですよ。問題なのは普通のキックアウト3Pと個人技3Pだから、シュータームーブではないよってこと。

今シーズンはトレ・ジョンソンがはいり、マカラムとミドルトン、もともとのキスパートもいるので、もっとシューターオフェンスをするんだと思ったし、ジョージも3P絶好調だから打たせるコールは多くてよさげ。でも、そういう意図の3Pじゃないんだよね。オフェンスの作り方の問題であり、ベルタンスのバカ打ちが懐かしい。

このウィザーズの難しさは「ちゃんとやっている」けれど、「適材適所」ではないってことかな。ルーキーズが試合に出てこないネッツと、起用するけど方向性が違いそうなウィザーズ。そんな違いはあるけれど、選手のタイプと戦術が適合していないのは似ているかも。

しかし、近年の面白さは「選手のタイプと戦術があっていない」を2~3年やって修行してから、適切な戦術を導入するHCを連れてくるのが一番上手く行くってことか。ロケッツとピストンズが苦行を重ねてトップ争いしている今シーズン。例外は初めから同じ戦術で極めているサンダー。そう考えると初めから適切な戦術の方が優勝は近そうだけどね。

さて、ここまでは単なる戦術と選手のタイプの話。ウィザーズが個人能力ではない部分で厳しいのはアジャスト面。2Q中盤になるにつれてウィザーズのプレーがわかってきたネッツは、アウトサイドへのマークを強めてきます。そしてペイント内がサールvsMPJというシチュエーションが増えてくるのですが、ここで上回れない。

一方でディフェンス面ではウィザーズの強度の高いプレッシャーが効かなくなり、ネッツは序盤のようなミスが減ってきます。そんなわけで徐々に点差が開いていき、二桁ビハインドに。ネッツが3P連発とかで開いたなら仕方ないんだけど、どうしても苦しいシュートが多くなるウィザーズと、苦しいシュートが減ってきたネッツという構図だからなぁ。

ついにはクラクストンのハンドオフフェイクからのダンクまで飛び出してしまった。完全に騙されたサール。そろそろハンドオフ狙いに慣れてきてもよさそうな頃に、このフェイクに完全にやられてしまったぜ。うーん、そうなるとアジャストするのも難しいだろうな。続けてクラクストンにプットバックもくらい、押されまくっているサール。

しかし、ウィザーズにはマカラムとミドルトンがいます。今こそベテランが落ち着きをもたらすとき。
シンプルなピック&ロールからペイントでフリーになるサールへパスが通り・・・キャッチミスだぜ。
少し長めのパス1つでクリバリがフリーに・・・キャッチミスだぜ。
仕方ないからマカラムが1on1でショートレンジを・・・ザイアーにブロックされたぜ。

まぁそんなわけで相手がネッツじゃなければ20点差になっていた感じの2Q後半。サールは仕方ないさ。こういうプレーをするようになったのは今シーズンからだし。ただ、試合序盤はエースムーブをしていたクリバリはビハインドになると沈黙するよね。なんかジョージをエースにしているのって、本人が「大きくディベロップメントしてきたから」なのはいいんだけど、若干の消去法な匂いもしてしまうのがなぁ。

しかし、残り3分から反撃。反撃というか、テレンス・マンがレイアップを外し、タイリース・マーティンがよくわからん3Pチェイスでミス連発。逆にウィザーズはマカラム⇒ジョージ⇒サールで完璧なダンク。そしてキックアウトをサールが3Pで追い上げ・・・というところで、4つ目のファールをするサール。若いぜ。

前半はネッツが63-53でリード。ウィザーズの内容からすると順当ね。なお、ベンチから出てくるバグリーは今シーズンTS71%と絶好調。絶好調というかスピード合わせの押し込みがフィットしています。それだけサールをセンターとして使うための形は出来ているってことだ。

1116 ウィザーズvsネッツ” への3件のフィードバック

  1. ちゃんと学び、ちゃんと負ける。
    MPJとテレンスマンのモチベがどの辺にあるか分かりませんが、ハードに行って負けていこうぜネッツ。
    毎試合チラ見なので解説がありがたいです。ちょっとデミンが我を出してきた感があるのとドレイク・パウエルが元気印という感じだったので、ほんのりと喜ばしく見ています。
    しかしドラフトは、シャープがいるのと、意外とMPJと合う?クラクストンが今シーズンはまだスターターだということで、センター系よりガード系に振り切ったんですかね…(自分も何となくクイーンだと思ってました)。

    1. 本当はクラクストンを売りたかったと思うので、センター指名でもよかったはずですが、再建といえばPGから・・・なんですかね。難しいなぁ。

      PGたちを中心に考えると、ここまでハンドオフシューティングにはならないでしょうから、この学びが活かされるのかが心配です。
      オフボールをしっかりってのはイイと思うんですけどね

      1. 再建期、まずは2年くらいだけ臨時のリーダーみたいな形でベテランPGを取る…ということで意外とウェストブルックとかアリだったのかも、とか思っています…まあ彼は競争力あるチームにしか目がいかないですかね…

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