「アデバヨで、どんなウェンビー対策をするのか」が、見ている側のテーマでしたが、全くしないという肩透かしの試合となりました。ただし、それは攻守トータルで見ると効いていたし、4Qは「ゾーンにしたら効果的なポジショニングをしない」という対策での追い上げもみれましたとさ。
〇ウェンビー
27点
2P9/18
3P1/5
18リバウンド
6アシスト
5ブロック
この成績の人にいう言葉じゃないですけど、ちょっと疲れているよね。この「疲れている」はスタミナというよりも、フィジカルと気持ちの部分。どうしても試合数が多いので、そもそもフィジカルが強いタイプではなかったウェンビーが、ゴール下でポジショニングする回数は減ってきてしまいます。これは別にウェンビーだけではなく、誰もがそうなので、開幕1か月くらいは活躍するビッグマン系ってのは珍しくも何ともありません。
ただ、そういう理由なのか、ヒートディフェンスとのかみ合わせなのかはよくわからなかった。よくわからなかったけど、1Qのvsダビオンを連続でミスしたとか、4Qのゾーン相手にハイポストかコーナーにポジショニングしているとかは、そういう傾向を感じたのでした。
〇キャッスル
21点
FG7/12
8アシスト
4スティール
2ターンオーバー
早い展開のヒート相手には楽にプレー出来た感じのキャッスル。アシストとターンオーバーが見違えるようだ。それ以上に4つのスティールはヒートオフェンスの苦しさを的確についてものだったので、これが本日の勝因って感じです。
〇ハーパー
13点
FG5/10
4アシスト
2ターンオーバー
いやー、見違えるようによくなってきているぜ。基本的にアシストは上手くいかないと思っていたけど、早々に周囲にフィットしてきたし、ウェンビーへのロブパスが簡単すぎて雑なパスしていても成立していたのもある。
ダブルPGの部分が上手くいっている感じなので、非常に楽しみになってきました。一方でフォックスが復帰したら誰を削るのか。37分出ているヴァッセルと31分のバーンズから20分を削り、マクラフリンがローテ外ってのが王道ですが、ハーパーを削ったらもったいないなー。そう思えるくらいになってきたよ。
〇アデバヨ
31点
2P8/14
3P3/13
10リバウンド
3アシスト
打つよねー。打つけど、2Pを確率良く決めているならば成立するかな。ただし、これでウェアが4つしかアテンプトがないのならば、2人のポジショニングバランスが間違っている気もする。アデバヨ分の3Pをウェアに回せないのかな。
いずれにしてもプレーメイクの厳しいのを、アデバヨの起点で埋めに行くことは全くせず。プレーメイクはなくして全員でパッシング&シューティングでした。後半にラーソンが4分しか出ていなかったり、ハケスが34分出ていたりと、今日はプレータイムシェアに失敗した気がします。それだけハーフコートが厳しくなると、考えることが多くなるスポルストラだな。
このバスケで勝ち続けるには、もう一歩のディフェンス力が求められるよね。それが出来るほど、守れる選手はいないんだよなー。うーん。「いま、勝つために、ベストな事」としては正しいだろうけど、やっぱりちょっとね・・・。
今はビヨンボしかCの控えがいないのでしゃーなしですが、ウェンビーは流石に30分くらいに抑えてほしいところ、、と思ってたら終盤の3pだったので分からんもんですね。
フォックス復帰はファンとしては非常に嬉しいですが、削る対象がシャンパニーになりそうで怖いです。
あの3Pはね。びっくりしましたし、持ち合わせていた武器を困ったときに使えたって意味では、ウェンビーの奥深さにもなりますね。
管理人さんのシャンペニーのSFとしての評価を伺いたいです。OFもDFもそつなくこなす感じがありますが、優勝目指すならこのポジションにもスパーズはアップグレードの必要があるでしょうか?
こういうポジションをアップグレードすると、良いことが起こる可能性は低いです。
しっかり走り、サポート役をこなす。これがいなくなって崩壊するチームは多いし、アップグレードするよりも人数を増やして使い分ける方が効果的です。
ディフェンスもカバーリングをしっかりやってくれているから問題なく、エースキラーが欲しいならば、シャンパニーを残したまま、連れてくるべきですね