1030 スパーズvsヒート

◎ミッチを信じていいのか

3Qの終わりにスパーズが連続で3Pをヒットしたので点差が15まで広がってしまいました。どうするのかと思ったらゾーンにしたヒート。ゾーンだと速攻の形を作りやすいわけですが、ウェンビー合わせでボコられる懸念が強まります。

ところがウェンビーがハイポスト近辺に立ってくれました。裏のスペースはがら空きになりますが、誰もカットしないスパーズ。これコーネットならダンカースポットに立つから大きな違いだ。上手くいかなかったところでタイムアウトになりますが、ミッチ・ジョンソンって、こういうこと修正できるイメージないよね。その後もハイポストからジャンプシュートを打つウェンビーだったので、ヒートからすれば落ちるのを祈るのみ。落ちまくってくれるぜ。

オフェンスミスから走られていくスパーズ。開始3分経たずに7点差になっているぜ。ハーフコートになっても、アデバヨのスクリーンをガン無視したウェンビーにより、オープンになったフォンテッキオの3Pも決まり、背中側を走るハケスに気が付かないキャッスルでなんと残り7分半に、アデバヨのプットバックで逆転となります。

15点差を4分半で溶かしたスパーズ。ヒートからしたらゾーンが成功したといっても、さすがにビックリの反撃だっただろうな。

再びタイムアウトのスパーズはウェンビーを下げ、ビヨンボは使わずにスモールラインナップにします。スパーズファンが頭を抱えそうな展開だ。しかもハーパーが凡ミスだもん。結局、1分休んだだけでウェンビーを戻すことに。この試合で「コーネットがいなければ、うちのチームは成立しない」という結論になっていそうなミッチ。

でもさ。わからないものだよね。わからないっていうか、計算だけが全てじゃないよね。
ここでまさかのウェンビーの3Pですよ。封印していた武器をビハインドの状況でゾーン攻略に使ってきて逆転。外れたシュートもヴァッセルの手元に落ちてきて、コーナーに出してのバーンズの3P。

さて、そこまでの3Pの先にあったのは、コーナーにウェンビーを置いて、ゾーンの真ん中をバーンズに中継させる形。これは計算として上手くいっており、ウェンビーがコーナーからのカットを狙う怖さがあるので、ヒートの真ん中にいるアデバヨがバーンズへ出にくくなります。ガードサイドのプレッシャーが減ることにも繋がり、ターンオーバーを促せないヒート。

ミッチの指示なのかを大いに疑っている管理人。だって急なんだもん。タイムアウト後がそれなら納得するけど、急にワンプレー挟まれたからさ。次は普通にウェンビーが真ん中だったから偶然だな。・・・からの再びバーンズがハイポストになったしなー。3回くらい出てきたから指示だろうな。

こうなるとハーフコートオフェンスになって苦しいヒート。3Qと同じ展開です。スパーズのガード陣にディフレクションされまくり、ボールを奪われ・・・ってことでゲームオーバー。頑張ったヒートではあるけれど、

早い展開が素晴らしい = ハーフコートではどうにもならない

という現実も示してくれてしまいました。3連勝の相手はグリズリーズ、ニックス、ホーネッツか。早い展開だけで、どうにかなった相手だったのか。単にハーフコートでも攻めることが出来る相手だったのか。少なくとも本日はハーフコートオフェンスは酷いもんだったぞ。

1030 スパーズvsヒート” への4件のフィードバック

  1. 今はビヨンボしかCの控えがいないのでしゃーなしですが、ウェンビーは流石に30分くらいに抑えてほしいところ、、と思ってたら終盤の3pだったので分からんもんですね。
    フォックス復帰はファンとしては非常に嬉しいですが、削る対象がシャンパニーになりそうで怖いです。

    1. あの3Pはね。びっくりしましたし、持ち合わせていた武器を困ったときに使えたって意味では、ウェンビーの奥深さにもなりますね。

  2. 管理人さんのシャンペニーのSFとしての評価を伺いたいです。OFもDFもそつなくこなす感じがありますが、優勝目指すならこのポジションにもスパーズはアップグレードの必要があるでしょうか?

    1. こういうポジションをアップグレードすると、良いことが起こる可能性は低いです。
      しっかり走り、サポート役をこなす。これがいなくなって崩壊するチームは多いし、アップグレードするよりも人数を増やして使い分ける方が効果的です。

      ディフェンスもカバーリングをしっかりやってくれているから問題なく、エースキラーが欲しいならば、シャンパニーを残したまま、連れてくるべきですね

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