不定期連載サボニス様

〇フロントコートタッチ数
２３－２４シーズン　５４．３回
２４－２５シーズン　４６．６回
２５－２６シーズン　３６．０回

〇ペイントタッチ数
２３－２４シーズン　　９．８回
２４－２５シーズン　１０．８回
２５－２６シーズン　　９．７回

フロントコートでのタッチ数が激減しているのは、パスを受ける回数に近しいものだからわかりやすいです。その一方でペイントでのタッチ数は変わっていないので、しっかりとペイントへダイブしていることはわかります。要するに

「普通のセンター」として扱われている

リバウンドは強いし、献身的にダイブしてくれるのがサボニスではありますが、普通のセンターとして使うなら、もっと安くて使える選手がいるよ。シュートの上手いガードをシューターとして起用しているようなもんだよ。「だったらシューター使えよ」みたいな。

〇キングスのキャッチ＆シュート
２３－２４シーズン　２９．６回
２４－２５シーズン　２８．４回
２５－２６シーズン　２２．３回

リーグ全体がキャッチ＆シュートを増やすための工夫をしている中、２年前の２９．６回はリーグ２位の数字だったけど、同じ２９．６回でも今シーズンならばリーグ１３位のアテンプトになります。そんな流れの中で驚異的にアテンプトが減っているのがキングス。ラビーンがきても（フォックスがいなくても）大きくは落ちなかった数字ですが、シュルーダーになって激減です。

サボニスからの展開が効果的だったのに、それを消した結果としてドライブも減るわキャッチ＆シュートも減るわ。単にフォックスとの能力差ならば話は簡単ですが、フォックスの方がドライブもアシストも上手ければ、サボニスに任せる回数も多いという。

〇サボニスの得点
２３－２４シーズン　１９．４
２４－２５シーズン　１９．４
２５－２６シーズン　１０．７

〇サボニスのアシスト
２３－２４シーズン　８．２
２４－２５シーズン　６．０
２５－２６シーズン　２．３

もはや「リーグ有数のセンター」ではなくなったサボニス。守れないし、ＦＧ成功率低いし、特徴のないセンターになってしまった。ちなみにリバウンドに関しては増えています。変わらず頑張ってはいるんだ。

果たしてサボニスは復活するのか。それとも新天地を求めるのか。あるいはダラダラとシーズンを過ごすのか。余計な事しかしないキングスフロントにより、窮地に立たされている開幕です。