走れ、クリッパーズ

◎クリス・ポール

この記事を書き終わってからクリス・ポールの加入も決まりました。それを追記せずにアップするわけにはいかないよね。

クリス・ポールはこの2年はウォリアーズとスパーズで過ごしたものの、根本にあるのは「走らないオフェンス」であり、「ミスをしないオフェンス」です。それはクリッパーズの方向性に適しており、適していればOKってわけでもないのが悲しい部分です。これ以上、遅くなるのはリスキーだよね。

サンズから追い出されるようにトレードされたのは2023年オフでしたが、それはビールとのトレードからスタートしており、たった2年でビールとクリス・ポールが同じチームに加わることに。

22-23シーズンのクリス・ポールは前年からの衰えが著しく・・・というか、サンズでモンティ・ウィリアムスとの相性が良くて保っていたのが、エイトンとモンティの関係性悪化の影響をもろに食らった感じで、FG成功率が大きく落ちました。前年比△5.3%。

堅実な選択肢が多いのにTSも下がり、それはウォリアーズのトランジションでも同様でした。当時のTS54.4%は2年目の53.7%に次ぎキャリア2番目に悪い数字・・・っていうか、2年目って06ー07年だぜ。TSなんか気にされていなかったような時代までさかのぼる。

ちなみに昨シーズンはスパーズでTS58.0と回復しました。しかしFG42.7%はキャリアで2番目に悪い数字(ワーストはロケッツ時代の41.1%)、それはアテンプトの半分以上が3Pになるというウェンビー戦術への対応みたいなものでした。3Pは37.7%決まっている。

82試合出場したし、なんとなくリハビリは完了したのかも。そしてクリッパーズにはズバッツにブルック、コリンズがいるので、得意のツーメンゲームはエイトン時代のようにやりやすくなりそうです。

そんなクリス・ポールはハーデン並みに走りません。やばい数字です。プレータイム25分以上の選手の中で、走らない選手トップ5のうち2人がクリッパーズに揃いました。ちなみにレイカーズには3位のレブロンと6位のドンチッチがいるので、トップ6のうち4人がロサンゼルス。

特にディフェンスの数字が酷いのでハーデンとクリス・ポールでマークの押し付け合いになる可能性すらあります。ノーチェイスディフェンス。レナードが勤続疲労起こしたりして。

ビールよりも大きな爆弾ですが、ハーデンと同時起用しなければOKです。その代わりに周囲が介護しきれるのかが問題。特にクリス・ダンとは相性が悪そうなので、もっとシューティングよりの選手が欲しくなってきます。でも、ハードワークもしてもらわないといけないから難しいな。

走れ、クリッパーズ。走らないクリス・ポール。
ブルック、ビール、クリス・ポール。あと2人くらいコリンズを取った方が良かった気はするぜ。

走れ、クリッパーズ” への4件のフィードバック

  1. LACはズバッツにペイント内を任せて、クリス・ダンとDJJを並べることで、深めにギャップヘルプに出るDFシステムを採用しています。
    この2人のバカ高い身体能力のおかげで、常人では間に合わないクローズアウトが間に合うので、システムの割にはワイドオープン3Pを食らっていないという特徴があります。

    ご指摘の(速攻の失点が割と多い理由)は、ズバッツがゴール下にいることが多く、戻る距離が長いこと、ハーデンが全く戻る意識が無いこと等が挙げられます。
    BOS、OKC、SACのようにセンターがトップにいるチームは、走られてもセンターが戻りやすいため、速攻の失点が少ない傾向にあります。

    DENとのプレイオフでは(ズバッツを釣り出されるとペイント内が詰む)という弱点をゴードンに突かれまくりました。ヨキッチがトップやネイルまでズバッツを釣り出して、ゴードンが筋肉でねじ込むバスケに最後まで苦戦しました。
    プレイオフの反省として、ロペスとズバッツを並べてツービッグ、コリンズに4番と高速ヘルプ等をやらせるのは理解できますが、クリポとビールをどうやって隠すのか不安です。

    プレイオフのHOUやDENのように2-3ゾーンを増やして、おっさん達を隠したり、ORLのようにオーバーヘルプせず相手を2点に仕向ける等が考えられます。
    高齢化した来季のLACが、どういうシステムを組むかとても楽しみです。

    LACの被ワイドオープン3PA→17.1本(4位)

    速攻の失点
    →OKC: 12.3点(1位)
    →SAC: 13.3点(3位)
    →BOS: 13.6点(4位)

  2. 「走らなくても勝てるように上手にチームを作ってる」っていう説明なのに、「走らない選手をとって来てヤバい」って、矛盾してない?
    むしろ「走らなくても勝てる長所を強化した」という意味で、いい補強にしか見えないんですけどね。
    サンダーに勝つためには、サンダーと同じことしててもダメでしょ。
    管理人さんが何を言いたいのかよく分からん。

    1. 「走らなくても勝てるように上手にチームを作ってる」は24-25の話で、これには「走らない選手の長所を活かすために運動量や瞬発力のある選手にうまくカバーさせた」というニュアンスが多分にあると思います
      それがコリンズはいいとしてビール、ロペス、ポールをローテに組み込んでそのバランスが保てるかは疑問=「走らない選手をとって来てヤバい」…と読むと矛盾はないかもしれませんね

  3.  ジャズ時代、マルカネンと共にクラークソンに次ぐ年長者だったコリンズですが、「ジャズ」に来ると9番目。
     ジャズではなく、クリッパーズではないですか?

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