◎走らないコツ
クリッパーズは走らないにもかかわらず、ディフェンス力があり、かといって速攻の得点も失点もそこそこあるという変なチームです。ひとつには走らない=インサイドを固めるという部分があり、しっかりとチェイスする役割以外はペイント内を抑えているし、特にズバッツに引き込むのが効果的になっています。だからこそズバッツがDPOYだろって思う。
その一方で3Pに対するディフェンスもよく被3P%はリーグ5位。中を固めていると思いきや、3Pへのチェックも激しいわけだ。どうなっているのか。
クリス・ダンの1.7を筆頭にスティールも多いのですが、その中でも驚異的に動いていないはずのハーデンの1.5という数字は「プレーを読む」能力の高さを表しています。ズルい、と言いたくなるほど、サボっている・・・もとい、効率的にボールを奪っているハーデン。
走るよりも上手く手を出すことの方が大事なのか。上手いよね。ダラダラ歩いているようなディフェンスなのに手玉に取っている。
走ることが大事 = 省エネも大事 なのは間違いありません。走りまくるだけで解決するはずもなく、ポジショニングの良さとハンドチェックの上手さは重要です。
〇ディフェンスリバウンド率 73.4%(1位)
また、何よりも大事だったことは、リバウンドを1回で確保すること。クリッパーズの試合のペースは22位と低速ではないわけですが、それはセカンドチャンスを与えないからでもあります。プレー自体はゆっくり。やり直しで振り回されないことが大事。
〇ボール保持時間 21.5分(5位)
〇タッチ当たりのボール保持 3.33秒(1位)
そしてゆっくりとボールを持つこと。トランジション系のチームはボール保持時間が短く、一方でパッシングでタッチ数は多くなることもあるのでタッチ当たりのボール保持も短いのですが、クリッパーズはゆっくりとボールを持っています。
結局のところ、こういう部分が『ハーデンが上手い』と感じさせるわけで、ベテランチームに余裕を持たせています。ある意味でロケッツ時代のようにザ・効率とは異なるコントロール力が目立っている。
そんなわけで走らないクリッパーズと走らないハーデン。そのハーデンの周りにハードワーカーを置くことは必須要件である反面で、走りまくるチームになっても意味がない。いかにコントロールしてさぼりながら、堅実にリバウンドを拾って、マイボールの時間を増やすか。
LACはズバッツにペイント内を任せて、クリス・ダンとDJJを並べることで、深めにギャップヘルプに出るDFシステムを採用しています。
この2人のバカ高い身体能力のおかげで、常人では間に合わないクローズアウトが間に合うので、システムの割にはワイドオープン3Pを食らっていないという特徴があります。
ご指摘の(速攻の失点が割と多い理由)は、ズバッツがゴール下にいることが多く、戻る距離が長いこと、ハーデンが全く戻る意識が無いこと等が挙げられます。
BOS、OKC、SACのようにセンターがトップにいるチームは、走られてもセンターが戻りやすいため、速攻の失点が少ない傾向にあります。
DENとのプレイオフでは(ズバッツを釣り出されるとペイント内が詰む)という弱点をゴードンに突かれまくりました。ヨキッチがトップやネイルまでズバッツを釣り出して、ゴードンが筋肉でねじ込むバスケに最後まで苦戦しました。
プレイオフの反省として、ロペスとズバッツを並べてツービッグ、コリンズに4番と高速ヘルプ等をやらせるのは理解できますが、クリポとビールをどうやって隠すのか不安です。
プレイオフのHOUやDENのように2-3ゾーンを増やして、おっさん達を隠したり、ORLのようにオーバーヘルプせず相手を2点に仕向ける等が考えられます。
高齢化した来季のLACが、どういうシステムを組むかとても楽しみです。
LACの被ワイドオープン3PA→17.1本(4位)
速攻の失点
→OKC: 12.3点(1位)
→SAC: 13.3点(3位)
→BOS: 13.6点(4位)
「走らなくても勝てるように上手にチームを作ってる」っていう説明なのに、「走らない選手をとって来てヤバい」って、矛盾してない?
むしろ「走らなくても勝てる長所を強化した」という意味で、いい補強にしか見えないんですけどね。
サンダーに勝つためには、サンダーと同じことしててもダメでしょ。
管理人さんが何を言いたいのかよく分からん。
「走らなくても勝てるように上手にチームを作ってる」は24-25の話で、これには「走らない選手の長所を活かすために運動量や瞬発力のある選手にうまくカバーさせた」というニュアンスが多分にあると思います
それがコリンズはいいとしてビール、ロペス、ポールをローテに組み込んでそのバランスが保てるかは疑問=「走らない選手をとって来てヤバい」…と読むと矛盾はないかもしれませんね
ジャズ時代、マルカネンと共にクラークソンに次ぐ年長者だったコリンズですが、「ジャズ」に来ると9番目。
ジャズではなく、クリッパーズではないですか?