リラードのトレードは何だったのか

バックスからバイアウトを経て、リラードはブレイザーズとの3年契約に至りました。心のチームであり、家族の住むポートランドへの帰還。35歳という年齢を考えても、そしてブレイザーズのサラリー負担を考えても、ある意味で幸せな帰還ではあります。チームの未来とかは知らん。

まぁ「チームの未来」といってもホリデーもいるし、スクートPGってわけにはいかないだろうし。1年はプレーできないんだし。

そう1年はプレーできないのに、ブレイザーズはわざわざこのタイミングで契約しました。それがリラードに対する礼儀だったのかもしれません。そしてノートレード条項もつけています。ひょっとしたら、殆どプレーしないで引退という可能性すらありますが、3年目はプレイヤーオプションなので、その時はリラードの方から静かに去るでしょう。

思い返せば23年の開幕前、散々引っ張った挙句にブレイザーズとバックスにサンズも絡めて決まったトレード。その時、動いたリラードはブレイザーズへ戻り、ブレイザーズに来てセルツに再トレードされたホリデーもブレイザーズへ戻り。そしてブレイザーズにきたエイトンはバイアウト。2年の時を経て

って感じです。それはトレードされた後のチームで活躍したかどうかではなく、結末があまりにもよくわからない2年間でした。リラードだけなら大した話じゃないんだけどね。2年の間にサイモンズをエースにしていたブレイザーズってのもアレだしさ。

では、実質的に4チーム間トレードだった23年10月を思い出してみましょう。

この時のトレードはリラードのサラリーが高いのでホリデーでは釣り合わない中で、ヌルキッチも動かすことで、ホリデーとエイトン2人をブレイザーズが受け入れたことにあります。その対価として手に入れた指名権は29年の1巡目と2つのスワップなので、そこまで大きなものではありません。

ただし、サンズからカマラを手に入れたのは最大のスティールでした。サンズはエイトンをヌルキッチとグレイソン・アレンに交換し、かなり満足していたとの話ですが、23-24シーズンは満足で済んだものが24-25シーズンになると「ヌルキッチつかえない」と騒ぎだしました。使い方が悪いだけなんだけど。

そしてブッカー、デュラント、ビールが並ぶならグレイソン・アレンも意味のない選手に陥ってしまいます。こうみると、本当にヴォーゲルは上手くやっていたよね。アンバランスなロスターを有効活用していた。

で、これだったらエイトン+カマラが良かったといいたくなるサンズ。特にカマラのディフェンス力はアレンよりも便利に使えただろうね。2年を経てヌルキッチを放出し、ニック・リチャーズ、マーク・ウィリアムスをトレードで手に入れ、ドラフトでもイグダロ、マルアチ、フレミングとセンターばかりを指名しています。じゃあエイトンでもよかったんじゃ・・・サラリーが違い過ぎるか。

そしてリトルは2年を経て千葉ジェッツで渡邊雄太とチームメイトに。3年目のシーズンのリトルの成績を考えると、そこから2年後に出番を失ったのはビックリだけどね。

3P精度さえ向上すれば有能なロールプレイヤーになれそうだったし、実際それを期待されて激安ながら4年の契約延長(4年28M)だったのに、リラードのトレードに巻き込まれてBリーグに来たようなもんかな。ちなみにサンズでの1年目は渡邊よりも試合に出ていました。ヴォーゲルとブーデンで極端すぎたなサンズ。

あとね。関係ないけど、サンズはビールもバイアウトでしょ。ビールを獲得してからの一連の流れの悪さは際立つばかり。来年の指名権はウィザーズにスワップ権があります・・・まぁさすがに行使することにはならないか。

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