プレーオフ①サンダーvsペリカンズ

2Qはジェイレン・ウィリアムスがジャンプシュートを決めて始まります。するとタイムアウトのペリカンズ。開始13秒のタイムアウトは一体何があったのか。緩すぎたディフェンスへの苦情なのか、スイッチミスなのか、特に何かディフェンスの対応が変わった感じはないんだけどな。

ただ、ここからペリカンズは3Pが決まります。重たかった空気が変わるとボールムーブもスムーズになり、マカラム、マーフィー、マカラムの3Pで7点リードに。先にリズムを掴んだぞ。

ところがあっという間に追いつかれます。それもエンドライン合わせとトランジションなので、シュートが決まるようになったペリカンズが油断したかのようなやられ方です。お互いにオープンスペースが生まれ始めます。それでもマーシャルが3Pにプットバックダンクでペリカンズ優勢は変わりません。

ずーーっと3Pが決まらないサンダー。ジェイレンがミドルを決めていくので互角の展開ではありますが、どうにもね。若いチームがシュート問題で上手くいかないのはよくある話だけど、それでも首位なんだもんな。同点になったところで再びペリカンズがタイムアウト。

この前半はペリカンズが3つのタイムアウトを使ったのに対して、サンダーは1つだけで終わります。アドバンテージといっていいのかどうかわからない程度の差ですが、3Pが決まらなくてもタイムアウトで何かを確認する必要はなかったサンダーってことだ。

それでもサンダーは2Q後半にジェイリンのウィリアムス、ウィギンズ、ケイソン・ウォレスとベンチメンバーが3Pを決めて同点に追いつきます。タイムアウトよりもベンチメンバーを出せばいいってことかな。なお、サンダーはタイムアウトを使わな過ぎて3Q残り0.8秒でも5つ残っており、この0.8秒のオフェンスのために1つ使いました。それなら2Qの最後5秒とかに使えばよかったのに。

両チームが同じような確率になった前半は43-43と同点で終わります。ロースコア。

ペリカンズは8人ローテとプレーオフっぽいローテだったのに対して、サンダーは6人のベンチメンバーを起用しました。10分以上でたのはジョーとウォレスの2人だけですが、多くの選手を試してフィットする形を模索した様子です。調子のよかったジェイレンは19分、SGAは17分。なんか余裕ある采配だな。

ペリカンズは何故かマーフィーが23分もプレーしました。ここだけローテを間違えたような起用法。イングラムは19分のプレーです。気にするほどの長さでないですが、ザイオンがいない中でウイングの起用法に少し迷いがあった感じ。

両チーム通して二桁はSGAの11点のみ。プレーオフの舞台でディフェンスの戦いになったともいえるし、若い選手が3Pを決められずに困ったともいえるし、様子見の前半だったともいえるし。ゲーム1だからこんなもんかな。点差が開かなかったこともあり、無風の前半でした。

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