プレーオフ① マジックvsキャブス

◎バンケロとフランツ

マジックはフランツとストゥルースのマッチアップで有効なアタックをしていく立ち上がりでしたが、ちゃんと振り切っているし高さで打ち切れるフランツのショートレンジミスが響いてしまいました。この点については内容じゃなくて、シュートタッチなのでゲーム2以降で簡単に改善する可能性もあります。

キャブスも3Pが決まらなかったので安易にオコロに変更するわけにもいかず、お互いにフランストレーションが溜まるような展開でした。あとお兄ちゃんがフィジカルなハードワークを繰り返していたのが、キャブスのスタミナを奪うようにも見えた。選手層のマジック。

一方でバンケロは24点、7リバウンド、5アシストと活躍したものの、9つのターンオーバーを喫しており、起点役としての判断力不足を示しました。といっても、日常の話だからバンケロにボールを持たせすぎたマジックという印象です。点が取れないとバンケロのハンドラーアタックに頼るようになり、もっと点が取れなくなるイメージのマジック。

起点役のバンケロには問題がありますが、それでも起点役にせざる得ないような理由もありました。ガード陣が全滅なので致し方なかったゲーム1にみえます。さすがにこれは酷いし、キャブスのガード陣のディフェンスはそこまで強くないのだから、なんとかしなければいけません。特にマジックのガード陣はインサイドの押し込み系も好きなので、ガーランドをフィジカルにいじめられるかは大事です。

マジックのオフェンスはフランツとバンケロに丸投げしているようなシーンが多く出てきますが、ゲーム1はハンドラー側にもシューター側にも問題があったし、いくらなんでもガード陣が全滅過ぎました。この点については、初めてのプレーオフで緊張していたってことにしましょう。さすがに全員が決まらない状況が続くはずはないよ。

3Pの精度
速攻ミス
バンケロのターンオーバー
フランツのショートレンジ
ガード陣の確率

83点しか取れなかったマジックですが、そりゃあこんなに問題が起こればそうなるよ。全てが解決することはないだろうけど、全てがこのままのはずもないよ。気にし過ぎなくていいだろうし、ディフェンス勝負なんだから5つのうち3つ解決する試合になれば勝てるでしょ。

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