プレーオフ① マジックvsキャブス

◎いつも通りのキャブス

ホームにも関わらず、レフリーコールで損をしていたような印象もあるキャブスですが、それはマジックがしつようにインサイドアタックしてくるので、シューティングファールが増えたことにもありました。

こんな感じで終わってみればマジックの方がファールが多かったのですが、フリースローは断然マジックが多かったっていうね。ここはレフリーコールというよりはプレーチョイスの差です。

マジックはアレンを外に誘き出すためにコーナーを有効に使うオフェンスを意図してきました。これにより日常よりも3Pを多く打ちましたが、コーナーの狙い以外はオフェンスに困っての3Pが多かったのも事実です。それはアレンとモブリーを抱えるキャブスのインサイドディフェンスが機能したってことでもあります。

アレンのポジショニングとマジックのコーナー3Pは大いに関係してきますが、ゲーム1についてはインサイドを守るアレンが勝利したような形です。要するにもう少し3Pを決めないとマジックはインサイドを攻めこむのに苦労するってことだ。

フリースローが多かったとはいえ、ペイント内得点を抑えこみ、18リバウンドのアレン、11リバウンドのモブリーが勝利したようなゲーム1でもありました。ここに抗えないとマジックは苦しくなります。

ただし、マジックのペイント内が少なかった要因には速攻でのミスが多かったという点もあります。特に3Qにラッシュをかけるようにプレッシャーを強め、スティールからのカウンターを何本も出したのに外していったことは失速にも繋がりました。

12スティールは見事だったし、18点取りながら「ミスが多かった」といわれるくらいだから、マジックには改善の余地があります。速攻のフィニッシュが上がればロースコアの戦いでは大きなアドバンテージになります。

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