スパーズvsウィザーズ

20240130

HC交代したウィザーズ。オフになっても引き受ける大物はいないだろうから、HC代行の頑張りどころだね。HC交代のショック療法で改善することはありますが、そのパターンとしては

起用されていなかった選手を起用する
ユニットの組み方を変える
ルールを整備して個人のパフォーマンスを上げる

こんな感じです。そこにいる選手は変わらないのだから、HCが変わったってチームの実力には大差なく、ただし、自分好みの起用法にすることでオフェンシブだったのがディフェンシブになったり、「余計なことをしない」選手を起用することで改善ってのがセオリーかな。

ウィザーズはスターターに変更はなく、あまり期待できないと思ったら、開始5分では以前のように「見るに堪えない」感じではなく、しっかりとハーフコートを作ろうとします。それはタイアスかアブディヤがボールを持ち、クズマとプールがオフボールで動く中でプレーを構築していく感じ。

これまでは各自が自由にやっていた印象ですが「まずは形を作りなさい」になった雰囲気です。個人突破ではなく、チームで形を作り、タイアスとアブディヤが判断しているので急に整理された空気。マジか。そういや今日はジョーンズ兄弟対決だな。

ただし、全くもって守れません。守れないのはギャフォードが悪い。ウェンビーを絡めたツーメンゲームに対して無策というか、スルーってくらいにパスを通されます。このレベルになるとHCどうこうじゃないんだよな。強いて言えばギャフォードを起用するなってか。

そもそもウェンビー中心になってきたのに、さらにウェンビーのところがイージー。なお、ウェンビーが自分で仕掛けてくるなら怖くないので、そこまで一方的にボコられるってこともありません。いずれにしてもギャフォードが酷い。レイアップ外して戻らないし、昔のギャフォードはどこいったんだろ。ぬるま湯につかりすぎだな。

そんなわけでバグリーに交代するとディフェンスが改善します。ウェンビーがいなくなっただけともいう。ところが、そのバグリーはエンドラインスローをプレゼントパス。凡ミスが多いぞバグリー。ルーキー時代からポテンシャルではなく、オールラウンドなプレーで活躍もしていたけど、消えている時間も長く、安定しないの変わらんぞ。

さらにバグリー登場からツーメンゲームが増えると、ハンドラーのミスが増えます。プールのトラベリングとか、バックファイアーされるとか。「しっかりとハーフコートを作ろうぜ」はやっているけれど、選手は変わらないからミスは続くってね。ハーフコートバスケが下手なプールだしさ。

最後はアブディヤが&ワンを決めたけど、35-25と10点ビハインドで1Qが終わります。「出来るだけアブディヤとタイアスにジャッジさせよう」が正しいってことも示したような1Qでした。それだけでもHC交代はポジティブだな。

スパーズvsウィザーズ” への1件のフィードバック

  1. >ベンチメンバーは誰に何をさせるのか、誰もが何でもするのか、よくわかんない。
    >パスを出す気持ちもチームオフェンスをする気持ちもあるウェンビーなんだけど、間に余計なプレーが混じるから周囲も「何したいんだろ」っていう雰囲気なんだよね。

    いつもながら日頃から試合を見ていて私が感じていることを的確に表現してくれて助かります。
    セカンドユニットはずっとひどかったのでトレをファーストユニットに回し、ケルドンをセカンドユニットに回す等のテコ入れしたんですけどほとんど改善していません。誰が何をするのかという役割がない状態がずっと変わりません。
    ウェンビーはコリンズがファーストユニットから抜けたことでインサイドのプレイが増えたので少し良くなった気がしますが、困ってくるとダムダムするのは相変わらず。使われる側のプレイを続けて最強のフィニッシュ役を目指すのが良いんじゃないかと思うんですが、使う側の選手が足りないのでそれも現状ではあまりうまくいかず。まずウェンビーをフィニッシュ役としてうまく使える選手を補強するのが肝心かと思います。ウェンビーのためにもチームのためにも。

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