◎コーナー3P
3Q終盤に再び18点差まで広がりますが、ここからラプターズの反撃が始まります。ラプターズは何故かグレゴリー・ディックとアヌノビーのツービッグにする時間帯があるのですが、バーンズも加えた4Q序盤はノービッグの上、アヌノビーが3Pを決めまくるのでインサイドのスペースが広がります。
もちろん、ここにドライブするのもバーンズの仕事ですが、それよりも目立ったのはノービッグによるリバウンドからのボールプッシュがバーンズの仕事になっていたこと。昨シーズンまではボールプッシュでもサイドラインへ進むことが多かったバーンズですが、コートの中央を走り、そしてコーナーへパスを散らしていきます。存分にフリを利かせている感じ。
そこからも次々とコーナーにパスを出していくラプターズ。「パスはコーナーに出せ」というルールがあるんじゃないかってくらいに出している。バーンズも逆サイドのコーナーにまでキックアウトしているぞ。
もともとアシスト能力を持っていたバーンズですが、ニック・ナースにはポストアップからのパスを要求されていたのに対して、ボールプッシュからわかりやすくキックアウトが増えています。
それは同時にジャンプシュートの減少にもつながっていそう。ポストアップじゃなくて、ドライブアタックが多く、そこからゴール下へ行くか、キックアウトするのか。
〇3P以外のジャンプシュート
3.7本(3.4本)
あれっ、むしろ増えている。試合の印象と違いますね。ミドルも減ってないし、あまり関係ないのか。バーンズのアテンプトは3.7本増えているので、その中で言えば少ない規模の増加ではありますが、打っていることに変わりはないし。
〇この試合のコーナー3P 18本
シーズン平均が9.3本なので、この試合だけコーナー連打でした。この試合だけっていうか、そういうディフェンスをスパーズがしてしまったってことだ。ってことで、バーンズの好調さとはさほど関係なさそう。
なお、ラプターズが4Qだけでコーナーから6本打ち4本決めたことと、スパーズの3Pが決まらなかったことで点差が縮んでいきました。バーンズも4本の3Pを決めている。
さて、試合はド熱い展開で、点を取れなかったスパーズでしたが、終盤になるとケルドンがタフな3Pや、ショットクロック間際のティップ気味のミドルまで決めてしまい、突き放しにかかりますが、それをラプターズはドライブで取り返していきます。それがシュルーダーとバーンズっていうね。
そして残り38秒でバーンズがまさかのステップバック3Pをヒット。嘘だろ。バーンズのステップバックなんて。。。
残り13.5秒でラッキーなルーズボールファールを得たケルドンのフリースローでスパーズが勝ち越すも、残り7秒で放ったシュルーダーの3Pが外れるも、アヌノビーがリバウンドを押し込んでオーバータイムへと突入しました。
オーバータイムは勢いの差がハッキリとでてラプターズが勝ち切ったのでした。そんなことよりも、バーンズの変化について触れましょう。
面白い考察をありがとうございます。
今季のスコバンは粗いけどイキイキしてるのがラメロ的な魅力を感じます。
また、記事では言及されてませんが、アチウワも今季はイキイキしてるように見えます。
彼らはナース流よりも今季のストロングスタイルバスケの方が楽しいんでしょうね
向き不向きはありますしね。
驚くほどに生き生きしているバーンズは別人に見えました。
ただ、この路線で行くならば周りを入れ替えないといけません。そこが難しい。
何の気なしにこの試合見ましたが意外と面白くて、ブログ掲載も非常にありがたいです!
スコバン、ひでー判断も要所に見られましたが全体的に分かりやすいことをやるという意識があって今までと比べると好意的に見れました。(ステップバック3pは入るたびに笑いました)
このバスケやるならシアカムは不要な気はしますね、いいトレード案かがあれば、戦術同様積極性が見たいですね〜。
あとオットポーター久々に見てテンション上がりましたね、フロアバランス整えてくれていました。
シアカムと並び立たせるの難しいというか、シアカムのサラリーが無駄遣いに見えますね。
契約が今シーズンまでなので、この内容が続くと本人から出て行ってしまいそうです。その前に改善するのか、トレードするのか。
アヌノビーは問題ないので、シアカムの方が熱くなりそう。