キングスの5つのこと

まさかの快進撃で3位にはいったキングス。グリズリーズの躍進と合わせて時代の入れ替わりを感じさせながら、プレーオフはファーストラウンドで敗戦。大事なことは継続して勝ち進むことで経験をムダにしないこと。2年続けてのプレーオフはどうなるのか、継続しそうなことと、不安要素とを挙げていきましょう。

①48勝

ウエスト3位のキングスですが、実は48勝しかしていない。勝率.585をシーズンごとに順位で見てみると

22-23シーズン 3位
21-22シーズン 6位
20-21シーズン 5位
19-20シーズン 7位
18-19シーズン 7位タイ

ということで下位シードでのプレーオフというレベルです。これはウエスト全体の地盤沈下によるものなのでキングスには無関係ですが、キングスが勝ち星をサービスしてくれなくなったことによる沈下部分もあるね。

昨シーズンのキングス自体が5割を少し上回るラインで推移していったら、他が負け始めて順位が上がっていき、順位が上がることで自信をつけていったような印象です。トータルで6割の勝率は得ておらず、50勝チームの安定感はなかったよ。

そんなわけで確かに3位なんだけど、3位というには勝率は低かった。そして「50勝」というラインに到達できないと不安定で終わるチームも多いよね。50勝したからって安定するわけじゃないけど、5割以上勝てることと、安定して6割勝つことは別物。

例えば小さいケガが重なってシーズン中に1回だけ5連敗があったとすると、残り77試合で50勝27敗っていう計算になるよ。激ムズになってくるよ。勝率65%くらいだ。

フルシーズン、それなりに健康ならばキングスが再び48勝を超えることは考えられるけど、必ずしもそうはいかない。勢いで勝っていくことと、堅実に勝っていくことの違いが新シーズンの課題です。

ちなみに昨シーズンの最長連敗は開幕4連敗でした。ここから48勝30敗だったので既に上のラインをクリアしたともいえます。いずれにしても「連敗しなくなった」のが最大の変化なので、「負けない試合」をどれだけできるかな。

キングスの5つのこと” への2件のフィードバック

  1. お疲れ様です。
    キングス記事嬉しいです!

    コディのようなマルチディフェンダーが欲しかった一方で、不確定要素を嫌ったという分析納得です!
    プレイオフが非常に心配にはなりますが、、、

    ドゥアルテはハーターの代役のような形で使われるのでしょうかね?ムービングシューターがハーター以外にいなかったのが去年はきついなーと思ったので、期待したいとこです。

    1. ドゥアルテはオフボールさせた方が良さげにみえましたが、シュートが安定してないので、なんともいえないんですよ。
      サボニス起点の方がオフボールはやりやすいので、個人の成長も含めての期待枠です

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