脳筋で何が悪い

何故か今週は疲労困憊でした。忙しいといえば忙しかったけど、残業していたわけじゃないしなー。ってことで、開幕に向けて適当なことから書いていきましょう。

「管理人さんお気に入りだったクレイチはミネソタと契約だそうです!一言どうぞ!」

へー、脳筋ウルブズがオフボール系統の選手を獲得してどうなるんですかね。レイマン、フォーブス、ライアンなど定期的にシューター系を欲しがるのですが、特にフィンチになってからはシューターって輝けないじゃん。唯一ビーズリーだけはそこそこだったけど、ほっといてもそこそこだしな。

ところで「脳筋」ってなんでしょうね。「脳の中まで筋肉でできている」ような例え?ですが、よくいう「ストロングスタイル」との違いは何なのか。

「ストロングスタイル」・・・自分たちの戦い方を変えず、正面からぶつかるタイプ。相手に応じた対応をしないので批判されるけれど、それは主にプレーオフの話であり、ちゃんと選手の強みを生かすような戦術が組まれているチームのことです。バックスの効率的なオフェンスとか、ジャズの強力なディフェンスとか、強いんだけどプレーオフで弱点にされるやつ。

これに対して「脳筋」は選手の強みを生かす戦術構成を考えているというよりも「強い選手を並べろ」みたいな。チームが困るほどにスクリナーやパサーを減らしていき、ミスマッチを使うとか細かい仕掛けは行わずに、個人技でガチンコ勝負みたいな。

「ディフェンス力がないからゴベアをとるぜ」なウルブズはフロントから脳筋だし、せっかくアントマンがいるのにミスマッチ誘導とかしないでエースディフェンダー相手に仕掛けさせているしさ。プレーメイク力がないからって、ルビオとディアンジェロを並べていた時期もあったな。

・・・ところで、最近この手の話って頻繁に聞きませんか?
そう、アメリカ代表の話だ。

「ワールドカップで負けたぞ。カリーよべー、レブロンよべー、エンビードよべー、デュラントよべー、ブッカーよべー。」
「センターが弱いぞ。デカくてゴツイセンターをよべー。」ってね。

個人能力で押しつぶすことしか考えられない脳筋なアメリカっぽさ満載です。「個人能力で押しつぶすことが出来る」ってことでもあるけどね。サラリーキャップがあるNBAでは難しい話なのさ。でも、サンズがそれをやりたがっているけど、まぁヴォーゲルだし何とかするのかな。

だからさ「脳筋の何が悪い」って話なわけです。小さい戦力をフル活用して強さを発揮したラトビアは素晴らしかったけど、優勝したかったら大きい戦力じゃないとムリだよね。脳筋ってのは「大きい戦力を活用しきれていない」今大会のアメリカみたいな感じだけど、「もっと大きい戦力なら勝てる」って考えるわけだ。

クレイチをとったところで何かが変わるなんてことはなく、ただ「便利だね」くらいの話。ロスター枠とサラリーキャップがあるなら必要な選手だけど、そうじゃなければ、まぁ、さ。

◎50勝

ウルブズはツインタワーが機能せずというか、機能させる戦術がなく、困ったらアントマンなのにアントマンがドライブするスペースは消されており、見ていて頭の痛くなるチームです。でも、それって接戦の時の話なので、快勝するときは気持ちよいほどに豪快。それは戦力が揃っているということだ。

そんなウルブズは2年連続のプレーインから、2年連続のプレーオフへと進みました。実はこれって2004年以来のこと。当時は8年連続プレーオフでしたが、そこから泥沼コースをたどり、2018年にプレーオフに進んだと思ったら2年後には19勝しかできなかったというね。結果、アントマンがやってきたわけですが。

10年ぶりの2年連続プレーオフ

大型補強をしたのにステップアップできなかったともいえれば、継続性が足りないウルブズが初めて継続することが出来たとも言えます。噛み合わなかった中でも、一定の結果を残せたと考えれば大きい戦力を優先した価値はあったのかもしれない。

3年連続プレーオフに挑むわけですが、実はウエストで3年連続プレーオフに進んでいるのはナゲッツ、サンズ、グリズリーズのみ。ただし、グリズリーズは9位となったプレーインでウォリアーズに勝ったからで、逆に負けたウォリアーズとクリッパーズは3年連続8位以内にははいっているよ。

クリッパーズもウルブズみたいなところがあって、脳筋なくらいに1on1系の選手を集めており、毎シーズンケガ人のオンパレードながら、なんとかプレーオフラインまで勝っているようなチームです。

ウルブズは負ける歴史が長く、タウンズのケガに振り回される部分もあったのが、タウンズがケガをしてもプレーオフに進めるようになったわけだ。一番大事なのは継続してプレーオフに出ること。なんせプレーオフにも出れないとなれば、選手は出ていくし、コンテンダーじゃないからと補強も出来なかったりします。

今オフは贅沢な第3センターであるナズ・リードとの契約延長に成功し、NAWも残留、トロイ・ブラウンとミルトンが加わり、地味な補強に成功しました。プレーオフにも出れないチームだったら、何かしらの手を講じるから、継続性ってなかっただろうね。

まだ「プレーオフで勝てる」チームにはなっていないのだから、柔軟な対応とかを考えるよりも、50勝チームへと進むことです。ウエスト全体の地盤沈下によって50勝チームは2つだけなので、ウルブズにだってチャンスはあるぞ。

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