リラード抜きで見てみるブレイザーズ

未だにトレードが決まらないリラード先輩。ドラフト前に・・・、せめてＦＡ解禁前に希望していれば簡単だったはずが、深みにはまっていますが、なんてことはなくトレーニングキャンプに顔を出しそうな選手でもあります。でも、とりあえずリラードを抜いてブレイザーズの顔ぶれを見てみましょう。

〇２６歳以上
２９歳　ジェレミ
２９歳　ヌルキッチ
２７歳　ウィンスロー
２６歳　サイブル

ウィンスローってこんなに若かったっけ？
ジェレミと契約しなければサラリー総額的にも、若手への移行的にも問題がなかったことがわかるベテラン陣です。３０代はリラードのみなので、ある程度の経験値も残しながら、若手中心に移行できている。逆に言えば、リラードが文句を言いたくなるのもちょっとはわかる。自分以外は２０代なんだもん。

【ガード】
サイモンズ
スクート・ヘンダーソン
キーオン・ジョンソン

【ウイング】
ジェレミ
シャープ
サイブル
ウィンスロー
リトル
クリス・マレー
ルパート

【ビッグ】
ヌルキッチ
ジャバリ・ウォーカー
モーゼス・ブラウン

大体こんな感じ。リラードがいないことでハンドラー系のガードが少なめで、もう１人ハンドラーが欲しいですが、そこはシャープにでもやらせればいいのかな。ウィンスローもいるし。

逆にジェレミがいることでウイング過多にもみえます。やっぱり、ここの契約がいろいろと失敗に見えるんだよな。もう１年ジェレミがいる分には、不透明な若手ばかりよりも良いと思いますが、５年もいるならば若手の成長の妨げになりそうだ。

一方でビッグはサイズと機動力のある安い選手を連れてきましたが、ヌルキッチが残ってくれた方がよさそうです。それは勝利のためというよりも、充実したウイング陣をいかせる起点型ビッグが欲しくなるから。ノービッグのみで戦うサンダー路線ってのは厳しいだろうから、やっぱりポイントセンターが欲しいよね。

ポイントセンターがいるとハンドラーのコマ不足も問題なさそう。むしろボールを動かして全方位アタックに持っていくためには、スクートとサイモンズがいれば十分じゃん。

「リラードが移籍を希望すること」がプランＢだった気がするブレイザーズは、そこに５年契約のジェレミがいなければ立派に成立していたように見えます。リラードが残るプランＡを優先するならば、ビッグのところには堅実な中堅が欲しかったしな。ホーキンソンでも連れてくるか。

スクートとサイモンズ　２人のハンドラー
シャープというエースウイング
リトル・サイブルなど豊富なウイング
ビッグも機動力系だが主軸は決まらず

若手だけで見れば、こんな感じのブレイザーズ。なんだかおもしろそうじゃん。ここにベテランが加わると

ハンドラーのところにリラードがいると、サイモンズを持て余し気味。
ウイングの中心がジェレミだとプレータイム問題が出まくり
ビッグは主軸がいないし、タイプ的にもヌルキッチが欲しい

こんな感じになって食傷気味。リラードの対価は指名権を中心に、センターの有望株が欲しいね。もっと早くトレード希望を出していたら、エイトンとか取れた可能性あるのかな。